まちづくりぷらす

ブログをお引っ越ししました。
すでに更新は停止しています。

クルマに乗っていて、ふと思う

2006年02月25日 | 日記
実家の近くの国道156号線は、土日の昼下がりとなると「それなりに」渋滞する。
まぁ~そんななかで、対向車の運転手さんの顔をぼんやりと見ていた。

クルマにひとりで乗ってて、みんな浮かない顔をしているような。
なんかとってもダルそうな、そんな感じなんだよね。
すごく自分の勝手な妄想だ、ってことはわかってるんだけど…。

なんか、ほんとうにこんな社会を目指していたのかなって思う。

ふと、ルームミラーに目をやると、もっと浮かない顔をしている自分の顔がそこにはあった。
極限までドアツードアを実践したとき、残るものっていったいなんだろう?
たぶん、人とのふれあいやつながりが少なくなることだけは確かだろう。

ってな感じでクルマに乗っているときも、いつもこんなことばかり考えています。
きょうはポエム調にしてみました(笑)

これから高2のクラスの同窓会に行ってきます。
(「ネタ不足じゃないか?」という苦情は受け付けておりません)

実家に帰ってきて文集をひもといてみた

2006年02月24日 | 日記
●実家に帰ってきました。途中の道の駅で五平餅を買ったら、
「おにいちゃん、みたらし食べる?」とみたらし団子をもらう。
そして、「カレーパンは?」と言われ、山の中なのに横須賀海軍カレーパンをもらう。
なんか、とても得した気分でした。
そのあと、その店を見たら早々にシャッターを閉めていました(笑)
おばちゃんの顔がうきうきしていたのは、そのせいだったのか!!

○関市立金竜小学校(1991年度) 2年3組文集「思い出」
20年後のわたし・ぼく:レーサー
このころは、クルマに一番興味があったころですね。
F1も欠かさず見て、大人に混じってクルマの雑誌を読んでいました。
リカルド・パトレーゼが引退したのをきっかけにして、
急速にF1への興味をなくしていきます(わかる人にはわかる)。

文集は、3年生、4年生でも作っていますが、夢についての言及はなかったです。

○関市立金竜小学校(1995年度) 6年1組卒業文集「ぼくたちの最大限!」
とびだせ6の1 希望・ゆめ:国会議員
確かこのころは、給食委員長をやっていましたね。
学校の役職に盛んに就くようになりはじめたのもこのころ。
文中には、31歳で大蔵大臣をやっているとか書いてあって、
いま見ると、顔から火が吹き出そうな内容の文章です(笑)

○関市立小金田中学校(1998年度) 3年4組卒業文集「花火~火薬からうちあげまで~」
自己紹介ページ 夢の欄:国家公務員
急に現実味を帯びてきましたね(笑)
たぶんこれは、修学旅行で文部省に行って「ぜひみなさんも文部省に」って言われたからだと思います。
とても単純なんですよ、わたしは。
「文部省の『大臣官房』って変な名前だな」っていう印象を持った記憶があります(笑)

○まぁ、その後の高校時代はあんまり夢を語らなくなったわけですが、
やっぱり地域にとって何か力になりたいよね!っていうのが根本にあります。
正直、その場はどこであっても自分の力を必要としているところに行きたいです。
地域にとって必要とされる人材になるように、これからも頑張っていきたいですね。
その、「社会変革を応援したい」っていう思いがすごく強いです。

政治を見るためのサイトになりうるか?

2006年02月23日 | 政治・行政
ナイト・オブ・ザ・スカイを見てきたわかおです。実写がほとんどだったので、なかなか迫力がありましたね。ストーリーは少し消化不良な点もありましたが、フランス空軍の全面協力はすばらしかったです。完全に趣味の世界ですが。
○ところで最近、新聞でYahoo!みんなの政治が取り上げられていました。議員インターンシップNPOとして有名なドットジェイピーの情報をもとに、このサイトは作られたみたいです。
○政治情報を得るための労力を減らすのに、有効に機能するといいなぁと思います。ただ、結局は地方議会だと思うんですよね、さらに市民の監視が必要なのは。それに情報を議員から提出されたものに依存するのは少し問題があると思います。市民の有志が監視して、それを広範に情報公開するという営みを続けることで地方議会は少しずつよい方向に向かうような気がします。
○ネット上では、「永田議員が委員会で折り紙を折っていた」ことなど悪いことも動画や画像などとともにみんなに共有されてしまいます。その点では、より監視が強まったといえるんでしょうね。

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ヤフーが国会議員の比較サイト まずは270人分から
朝日新聞 2006年02月22日08時42分

 インターネットのポータル(玄関)サイト国内最大手のヤフーが22日午後、国会議員のデータベースを立ち上げる。政党や議員個人のホームページ(HP)で見られるような議員のプロフィルだけでなく、国会で審議中の重要法案についての各議員の考え方も検索できるのが大きな特徴だ。議員側が情報を更新するシステムのため、当初から参加するのは全議員定数722の4割弱にあたる約270人にとどまっているが、今後はさらに増えそう。有権者にとっては投票の際の参考にできそうだ。

 「Yahoo!みんなの政治」と題し、トップページから接続できる。利用者は、議員の政党、役職、経歴、選挙区などの基本情報と、議員側がブログのような形式で書き込む「活動報告」を検索できる。

 ここまでなら政党の公式サイトなどと大差ないが、ヤフーはここに国会で審議中の法案の検索機能もつけた。

 例えば、利用者が「議員互助年金」と入力すると、議員年金廃止法案の概要と、賛否の意見を書き込んだ議員のコメントを読むことができる。

 このほか、若者にも政治に関心を持ってもらうため、新人秘書を主人公とした政治漫画や、マニフェスト(政権公約)についての政治コラム、選挙・政治用語集なども掲載する工夫を凝らした。

 いまや大半の国会議員は個別にHPを持つが、有権者が特定の法案に対する複数の議員の考え方を比べたい場合には、それぞれのHPを見る必要がある。「みんなの政治」では、同一サイト内でこうした比較ができる「政治の総合ポータルサイト」をめざす。

 ヤフーは昨夏に「総選挙特集サイト」を設けたが、予想以上のアクセスがあったことから、政治家や政策の検索需要に着目した。「マニフェストの重要性が叫ばれるなか、各党や議員の政策の達成度を有権者が判断できる材料は少ない。今後の選挙で選択の材料となるような政治や政策の情報基盤をネット上に築きたい」(同社サービス統括部)という。

 これまでネットを使った政策比較の試みとしては、シンクタンク「構想日本」が01年から、「外国人参政権」「郵政改革」などのテーマで年に数回、議員からのアンケートを集計し、ネット上で公開している。ただ、議員からの回収率はおおむね3割程度で、これまで15回のアンケートすべてに回答を寄せたのは衆参両院で1人だけ。構想日本の担当者は「政治家側の協力が少ないのが悩みの種」と語る。

 ただ、ヤフーの月間利用者数は3834万人(ネットレイティングス社調べ)と、一般のインターネット利用者の間での知名度は圧倒的。「みんなの政治」に参加する議員の中には「新人なので多くの人に名前を知ってもらいたい」(自民党若手)、「ネット上で議員を知る有権者も増えている」(公明党中堅)などと議員側のメリットを指摘する声も強い。
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コンビニ「ポプラ」と金沢外環状道路

2006年02月22日 | 日記
きょうは、朝早く起きたので少しフラフラしていると、近所にポプラ杜の里店がオープンしてました。
ポプラといえば、鳥取や島根をクルマで旅行したときによく使いましたよ。
本社は広島にあるらしく、中国地方を中心に展開しているコンビニらしいです。


ポプラの弁当の多くは、炊飯器からお米を入れてくれます(写真)。
だから、賞味期限も弁当箱にお米を入れてから1時間になっていました。
「なかなかアイデアとしてはいいね~」なーんて思いました。
やっぱり炊飯器から詰めたお米は温かくておいしかったです。
この付辺のコンビニ戦争にさらに火をつけるかもしれません。
今後も使おうかなって感じです。

ただ、ポプラがオープンしたのは金沢外環道の一部なんですよね。
どんどん店が建っていますが、環状線は平均速度をあげないと意味ないですよね。
店が建ったら、そこに寄る人も当然多くなりますし事業効果は低くなります。
だから、インターチェンジ方式にして、店に行く人は下りて行くようにしないと…。
もしくは立地規制なんですが、構造的要因(道路)を生み出しているわけでむつかしいと思います。
結局のところ、こういう状況だとスプロール化をさらに進める要因になりかねません。

オフ会?なのか??

2006年02月21日 | 日記
きょうは、「デブーンのなんでもブログ」のデブーンさんと、
「男前ジャンキー」の工藤さんとオフ会に行ってきました。
とはいえ、わたしはデブーンさんも工藤さんも知り合いなので、特に驚きも無かったです。
夕方に集合して、抹茶ぜんざいとか食べたあと、長町とかぶらぶらしたわけですが、衝撃の事実が!
なんと、4年間金沢に住んでいるのにもかかわらず、長町の武家屋敷街に行ったことがない人が。
工藤…あんたはいったい今までまちに行って何を見ていたんだ??

そのあと焼き鳥屋に行って、グダグダと「右だ」/「左だ」なんてわけのわからない話をしてきました。
デブーンさんはなかなか保守的な思考をお持ちなので、こういう話をすると面白いもんです。

写真は、豚足に食らいつくデブーンさんの図。


そして、わたしの「まちづくりぷらす」への批判が2人から巻き起こることに。
「せっかく毎日行ってるのに、『あぁ、また更新してない』って幻滅する」と。
そんなこと言われても、なかなか毎日更新するほどのネタはないし、
わざわざ無理してネタを作るのはどうなのかな?なんて思います。

とはいえ、更新頻度を上げたほうがなんとなくよさそうなので、
これからは最低1週間に1回は更新したいと思います。
(結局、今までとなんにも変わってないですね)

まちづくり連携研究会&いしかわ地域づくり講座~ふるってご参加を

2006年02月17日 | まちづくり
まちづくり連携研究会第5回研究例会&いしかわ地域づくり講座
日時:2006年3月4日(土)10:30~16:30
場所:金沢大学角間キャンパス文・法・経済学部棟2階L206講義室

 「協働とは何だろう?」「協働の進め方は?」地域づくりに興味のある方や実際に関わっている方は、少なからずこの様な疑問を持っているのではないでしょうか。本研究例会ではNPOの支援団体である(特非)NPO研修・情報センターの代表理事として活躍されている世古一穂氏を講師に迎え、地域社会を構成する多様な主体の「協働」を自治体とNPOを例に講演し、その後地域と大学の協働をテーマとしたワークショップを開催します。
 午前の部は、協働による地域社会づくりの理念について、世古氏に講演していただきます(無料講演)。午後の部は、協働の進め方について参加型のワークショップを開催します。ワークショップでは世古氏のコーディネートのもと、金沢大学で試行している地域づくり学生長期インターンシップをテーマに、自治体、NPO、大学の協働の進め方、インターンシップの地域活性化への活用可能性を具体的に学びます(有料講座)。インターンシップに直接関わっていない方でも、自治体、県内NPO、大学との協働の輪を広げる機会となりますので、ふるってご参加ください。

■午前の部:無料講演「協働のデザイン」=行政とNPOの協働=10:30~12:00
 <講師>(特非)NPO研修・情報センター代表理事 世古一穂氏
 <参加定員>30名
  主催:金沢大学「地域活性化プロジェクト」観光学・まちづくり部門
  共催:(特非)はづちを、いしかわ協働ネットワーク

■午後の部:有料講座「いしかわ地域づくり講座」
 “地域と大学の協働を考える”ワークショップ 13:00~16:30
 <コーディネーター>(特非)NPO研修・情報センター代表理事 世古一穂氏
 <参加費>一般2,000円、学生1,000円
 <参加定員>20名
  主催:(特非)はづちを、石川地域づくり協会
  共催:金沢大学「地域活性化プロジェクト」観光学・まちづくり部門
  協力:いしかわ協働ネットワーク

参加を希望される方は、資料をお送りいたしますので、u-lev2@mail.goo.ne.jpまで。
公務員になる人、なりたい人には必須!地域のあり方を考えたい人にもオススメ!

何かを変えるとは?

2006年02月17日 | 政治・行政
「ベストプラクティス(最良の事例)が社会を変えることができるのか?」をずっと考えています。
「三重県が事務事業評価を導入」「鳥取県が根回しをやめて議会とのガチンコ勝負にする」など、
ベストプラクティスと思われる政治・行政の事例はかなりあると思います。
でも、その手法がさまざまなところに影響を及ぼし、社会全体として向上しているのか…。
部分最適が全体最適につながるのか、つなげるための方法論は?というところです。

「その自治体なり地域がよくなればそれでいい」というわけではないと思います。
それは「信賞必罰」の精神が貫かれていないことに起因するような気がします。
よいことをしたところがよい待遇を受け、そうでないところは悪い待遇を受ける。
現状、自治体改革などはしなければいけないということが何となく分かっているのですが、
それを行わなくても何とかなってしまう現状は決して公平ではないと思います。
竹中氏の私的懇談会が出した「自治体破綻法」について、こういう観点からは評価できるかもしれません。
悪い待遇というのは、ひいては住民にしわ寄せがいくということ…。
これを認めないのであれば、選挙に行ってみずからの態度を表明すべきでしょう。

また何かを変えるときに、「意識改革が必要です」って言ってしまいがちです。
映画「県庁の星」のCMでも織田裕二がこんなことを言っていたハズです。
「じゃあどうやって意識を変えるのか」という問いが根本的な課題です。
そこで拙速に「教育」という結論を出しがちなのはどうなのかな?と思います。

わたしたちは、「制度を変える」という大きな手法を持っています。
制度を変えたり、組織を変えたり、さまざまな手を尽くしてから「教育」がある気がします。
少なくとも社会制度と密接にかかわる(仕事にする)人間であれば、「教育」という結論を捨てて、
まず「制度や組織を変える」ことで意識を変えることを考えるべきではないかと思います。

このへんは、山内弘隆・上山信一『パブリックセクターの経済・経営学』(2003、NTT出版)
第9章「ポスト・ウェーバーの組織・人事制度を考える」がいいヒントをくれました。
「教育」というのは、うまくやれば効果的ですが非常に長い時間がかかります。
最終的に必要でしょうが、この手法にすぐ頼るのはやめようとわたしは思っています。

なんかよくわかりませんが、こんなことを考えています。
(人に話すときは、もう少しまとまってるんだけどなぁ…)

ゼミお疲れ+追いコン

2006年02月08日 | 日記
きょうはゼミのお疲れさん会+追いコンがありました
ゼミから追い出されるのは、わたしひとりだけですが(笑)
花束を渡されると思っていなかったので、とっても感激!!
ゼミのみなさん、ありがとうございます。

1年前、「ゼミを変える」という決意をして「公共政策論ゼミ」へ。
3週に1回は発表が回ってきて、発表のためにネタを作るという日々。
結果的には、卒論のためにいろいろ蓄積できたような気がします

来年度も「意欲ある集団」でいてほしいですね。
とりあえず、ゼミ生増えてよかった~

木村先生とゼミ生にはとても感謝しています。
わたしの卒論ができたのもこのゼミでの議論のおかげです
ほんとうにありがとうございました。
またいつでも呼んでください、飛んでいきます!

「今ごろ教科書かよ」というツッコミはなしで

2006年02月03日 | 
本の紹介ばかりしています。そろそろ飽きてくるころか…。

村松岐夫『行政学教科書―現代行政の政治分析』(有斐閣、2001年)

「わかおの専門ってなんだっけ?」という声が聞こえてきそうですが(笑)
たまには自分がどの分野を勉強しているか、その位置づけを確認したくなるんです。
この本読んでみて、「もうすこし早く読めばよかった」と少し後悔しました。
卒論の先行研究として引用できそうな記述がいくつかあったんですよ。

まっ、内容は行政学の教科書です。
別にウダウダ説明するまでもない、そんな感じです。
筆者の村松岐夫氏…公務員試験の勉強をした人はご存じだと思いますが、
通説である政策形成における官僚優位論に対して、政党優位論を唱えた人ですね。
その論を唱えた『戦後日本の官僚制』(東洋経済、1981年)を読むほど元気はないけど、
とりあえず、村松氏が何を言っているかを理解するにはよい本。
わたしは『戦後日本の官僚制』を1年半前くらいに読んだときに、
「これはおもしろい!」と思っていたのですが…いまは通説の支持です。

なんか通説ってコトバ、久しぶりに使ったな、法学部なのに。

ネタがない人は本ばかりを紹介する

2006年02月01日 | 
米牛肉輸入再停止・耐震偽装・ライブドアあたりを取り上げてもいいんですが…。
なんかもう少し、うちのブログらしいネタがほしいところですよね。

大阪府総務サービスセンター編『大阪府庁の総務事務改革』(LEC、2004年)を読みました。
この本は先回紹介した本と違って、読み進めるのに結構苦労しました。
というのも、内容はPPP(官民協働)の事例として位置づけられるものなので、
得意分野の1つなんですが、その対象は「総務事務」なんですよね。
「総務事務」は、組織内の「ヒト・モノ・カネ」を管理し、組織機能を維持する事務のことを指します。
中央省庁ではこの事務の担当課としておおむね3つの課があるため「官房三課」と言われます。
今まではこういった事務はかなり重要視されていたわけですよね(権限上も昇進上も)。

ただ現在は、有限資源の配分という観点から直接業務(住民とかかわる業務)を重視し、
そうでない間接業務(組織維持のための業務)は抜本的に見直すという機運が高まっています。
そこで、企業も役所も間接業務をアウトソーシング(外部委託)したり、
派遣社員を使ったりすることでコストダウンをはかっています。
日本企業が1990年代を通して事業部制から分社化を進めると、
分社ごとに総務担当部門が存在するというムダが出てきました。
それを排除するために、総務部門を1つに集約する「シェアードサービス」という考え方が誕生。
大阪府ではそれを国・地方自治体で初めて導入したというお話です(あー長かった)。
導入に向けての取り組みや入札方法から導入後の課題までが書かれています。

でも、総務事務の内実ってやっぱり学生の僕にはよくわかんないんですよね。
組織のなかに入ったことがなければ、あまり理解ができないような気がします。
ということで、今回の本はあまりオススメできそうにないです。
強いて言えば、SEになる(なりたい)人は読んでおいて損はなさそうです。
あとは、役所のエリートコースを行きそうな人も(笑)