まちづくりぷらす

ブログをお引っ越ししました。
すでに更新は停止しています。

映画「県庁の星」見てきました(3月3日)

2006年03月03日 | 政治・行政
最近ちょこちょこ映画を見るようにしています。
博士の愛した数式→ナイト・オブ・ザ・スカイって感じです。
僕のまわりには、☆になれるかどうか分かりませんが、県庁に行く人は多いです。
(もちろん、☆になってほしいと期待している人は何人かいますよ)
今回は、「県庁の星」を見てきました。小説でも読んだのですが。
政治・行政・市民社会などのシステムに感心ある人間ですからねぇ。
エンターテイメントとしてどう描かれているか、確認しておきました。

「意識改革ってどうやってするの?」って少し前の記事にも書きましたが、
あらためてそれを聞きたくなりましたね。
だって織田裕二「行政改革は制度や組織を変えるコトじゃない。
今こそ意識を改革するチャンスです」なんて言っちゃうんだから。
これは、まさにわたしが書いた記事とドンピシャじゃないですか。
わたしが言いたいこととは、かなりズレているのですが。

まぁこの映画を見て行政職員は何かしら思うところがあると思いますけどね。
杓子定規的な対応では、実効的な政策を打てるわけないですから。
現場をしっかり見つつ、それでいて対象を客観的に見る目を持つ。
その的確な認識に基づき、政策を形成していく必要があるんでしょうね。

それには、社会調査手法も理解していないとダメでしょうし。
地域のなかに深く入って、対象の実態を把握する必要もあります。
たぶん行政職員に求められるスキルってどんどん上がっていきますよ。
官民協働・市場化テストで、現業部門がどんどん外部委託されたとき、
残るのは果たしていったいどういう機能なんでしょうね?

結局は、政策立案部門が中心になるんじゃないかなと思っています。
そのとき求められるスキルっていうのは、コンサルタントと変わらないはずです。
むしろコンサルよりも現実志向性が求められるという点では、さらに難易度が高い気がします。

公務員になる人は(もちろんどこでもそうだが)、入ってからもスキルアップに努めてくださいね。
そうしないと、自分が外部委託先に行くことになるかもしれませんね。
そっちで活躍するというのも、わたしはアリだと思いますが、
実際、そんなコト(外に出るとか)考えている人って少ないかもって思います。
(ちなみに外部委託先が受け入れてくれるかも問題ですね)

ってな感じで、全然映画の話じゃなかったですね。
ちょっと日本酒に酔っているわかおでした(ほんの少ししか飲んでないのに…)。
挑発的に書いてしまったような気がしますが、たぶん現実になります。
実際いまでも、スキル高い人とそうでない人の違いはかなり大きいです。