気仙沼に土曜日・日曜日と行ってきました。9日は、気仙沼の
大島に行きました。
大島には橋が架かっていないので、船↓で島に渡ることになります。
30年くらい前に巻き起こった全国的な秘境・離島ブームで観光地となった大島。
「ディスカバージャパン」キャンペーンで個人対象の国内旅行が盛り上がってきた頃です。
港に降り立つと懐かしい雰囲気の観光地らしい風景が広がっていました。
ただ、今回の目的は観光ではなかったので目指すは…。
↑目的地の
島の体験館です。
この島の体験館には、大島に移住してきた青野さんという方がいらっしゃいます。
この方にお会いすることが大島に来ることの最大の目的でした。
移住して3年目になるそうで、いろいろな取り組みをなされているそうです。
すごくビジョンがはっきりしていらっしゃる方だなぁと思いました。
大島で行われているグリーンツーリズムの取組みについていろいろお話を聞きました。
ある程度成功しているからこその問題点もちらほらと出てきているそうです。
でも、「うまくいかないと出ない悩みでもあるなぁ」という感じでした。
わたしは前日徹夜したせいで、反応は著しく鈍かったですが…。
そして大島から戻ったあと、気仙沼市街地を見学しました。
港から見て驚くのが、
気仙沼女子高校↑の建物です。
気仙沼の中心市街地は山が迫っているせいか土地がなく、体育館を校舎の上に乗せています(笑)
どこの中心市街地もそうですが、気仙沼もご多分に漏れず「厳しいな」という印象です。
まちを歩いていて、おもしろいなぁと思うのは間近に漁船が見られることくらいです。
古い建物も残っていますが、それで人が歩くようになるかは別問題です。
中心市街地から離れた場所には、郊外型の商業集積が形成されていました。
無力感に襲われつつ、中心市街地をあとにしました。
でも…何らかのアクションを起こさないと「ゆでがえる」になります。
夜は、中山間地の八瀬地区に行きました。
そこでグリーンツーリズムの会議に出席しました。
そば打ち体験などいろいろな取り組みを行っているようです。
まずそのやっていることをていねいに記述することが大切なのかなぁと思いました。
実績はあるのだから、それをちゃんと行政に理解させなければならないわけで…。
となると、やっぱりていねいな実績報告書は必須かなぁと。
夜は飲み屋でおいしい刺身や料理を食べて大満足でした。
10日は「けせんぬまサンマまつり」↓へ。
かなりたくさんのお客さんが来ていました。
気仙沼のさんまの水揚げ量は全国で4位です(女川が2位)。
↑なんとさんまを焼いているのは気仙沼市の職員です(笑)それも上手い!
煙を防ぐために水泳用のゴーグルを付けている人まで!
人が多くいましたが「皿を取る」→「焼いたさんまをとる」という動線を理解し、
ほぼ一番乗りでさんまをゲット。+ひとめぼれのおにぎりを食べました。
そのあと、また八瀬に行ってお寿司を食べて仙台に帰ってきました。