まちづくりぷらす

ブログをお引っ越ししました。
すでに更新は停止しています。

とりあえず8月の予定は…

2006年07月31日 | 日記
8月2日:農業起業を考える講座(第2回:夜)
↑農業の授業受けた人には、特にオススメです!!
8月4日:「20年先の仙台を創る20名~岐阜から日本に革命を起こす秋元氏を迎えて~」という情報交換会に参加(夜)
その後、高速バスで金沢へGO!
8月5日~9日:金沢滞在(時間はあるので連絡くださいね!)
その後、特急しらさぎで岐阜へ帰郷。
10日~18日くらいまで?:岐阜にいます(誰か遊びましょう(笑))
20日:「美里町まちづくり会議」へ。
26日~27日:「若者サミットinぐんま」へ。

とりあえず、今のところこんな感じです。
ほんとはもう少しいろんなトコ回りたいんだけど。
昨年の8月と比べるとずいぶん落ち着いた夏休みになりました。
夏休みは韓国→実家→NPOでの1か月インターン→院試って感じでしたね。
朝から夜まで、市民活動とは何かをたたき込まれたような夏でした。
もうあの熱きインターンから1年か~と少し感慨深い感じです。
いま見ても、タイムカードはすごい時間を打刻しています(笑)
そのあとは、事務局長と(深)夜ごはんを食べながら市民社会論。

金沢・岐阜の両対象地域にお住まいの方、
お時間を見つけて会ってくださるとうれしいです!

(写真は、インターン時に住んでいた元はづちを事務局長の吉田さんのいえの裏側。通称、吉田ハウス別館です。家電はエアコン以外何もないので、テレビも見れませんでした。ひとつのいえなのに、扉が3つあって、それぞれお互いは入れない構造の3戸建住宅ですね)

勉強がいまひとつの状況

2006年07月30日 | 
最近どうもワークショップの研究がはかどらないので、
軽めの内容+興味のある本を読むことにしました。
(それは夏休みに入ってからにしろよと言われそうですが…)
山中俊之『公務員人事の研究』(東洋経済、2006年)です。
表紙の題名の文字組みがなかなかいい感じだと思ったので、
思わず買ってしまいました~(笑)

①人事評価、②昇任昇級と給与、③異動とキャリア形成
この3点を中心に、人事・組織マネージメントの改革方向を示しています。
この3つの軸に関して、具体的にはどのようなポイントを押さえればよいか、
非常にコンパクトに、かつわかりやすくまとまっています。
全般的に根拠は薄弱ですが…。

よく「公務員は民間と違って絶対的な成果が見えにくいから、
成果主義を取り入れることはむつかしい」って話を聞きますけど、
やっぱりその辺はある程度、解決可能なんだろうと思いました。

基本的には目標管理を厳密に行うことが重要だと考えられます。
目標管理における3つの前提条件としてあげられていたのが、
①政策・施策との連動、②顧客の視点を重視、③面接を重視、です。
このあたりの目標管理の記述はなかなか参考になりました。

著者(ブログ)は外務省をやめて、いまは日本総研でコンサルをしています。
ブログをちらっと拝見しましたが、どうも全般的に根拠が弱いような…。
公開できない内部話が多くあって、それをもとに判断を下しているんでしょう。
「もっと詳しく具体的な処方箋がほしいのであれば、あとはコンサル頼んでね」
ってことなのかもしれませんね(笑)

県北ぐるぐるまちづくり!!

2006年07月18日 | まちづくり
日曜日に県北方面に行ってきました。
今回はまち歩きではないですよ。「まちづくり政策フォーラム」関係の話です。

8:30に仙台出発、事務局長さんのクルマで美里町へ行きました。
総合計画策定のための住民参加組織(まちづくり会議)のコーディネートへ。
まぁこれは僕がコーディネートしたわけではないんですけどね。
とりあえず、最初はどうなることかと思いました。
うわさには聞いていたものの、ほんと住民(一部)は言いたい放題。
何でもかんでも町職員やコーディネーターに噛み付いてくる感じで、
「この人たちいったい何の目的で来たんだろう?」と思いました。

そんな中でも、前に進みたい人がやっぱり大勢を占めているようで、
「早く前に議論を進めましょう!」という声がどんどん出てきました。
それを「待ってました!」と言わんばかりにコーディネーターの人が、
グループわけをどうするかを議題にのせ、一気に話は進み始めました。
各グループに分かれてもその勢いは収まらず充実した議論となりました。

わたしも最後くらいは役割を果たそうと、各テーマの分科会になった際、
積極的に彼らの考えていることを引き出そうと努力しました。
うまくいったかどうかは微妙なところですが…。

次に栗駒(栗原市)にある藍染め系の体験+農産物直販施設へ。

↑この施設の名前は「愛藍人・文字(あいらんど・もんじ)」といいます。
農水省のウルグアイラウンド対策事業で建てられたものみたいです。
ここで事務局長さんがアドバイザーとしてグリーンツーリズムの話をしました。
最後に事務局長さんから「何か話すことありますか?」と話を振られたので、
1.学生などを調査・実習などの方法で取り込んだ方がよいこと、
2.情報発信の方法にもリピーターを増やす方法と、
新規で来るお客様を増やす方法の二つがあるから、
その対象範囲と手法をていねいに考えるべき、などの話をしました。
もちろん外部に発信するには、ネットなどの手法が考えられるわけですが、
「わしらネットなんてできんから」とすでにあきらめてしまっています。
こういう状況を何とかするために、果たすべき役割ってあるんでしょうね。
インフラ整備も重要ですが、ネット教育(手法面・活用面)が大切ではないかと。


最後に、若柳の農家民宿である「有賀の里たかまった」↑へ行ってきました。
そこで民宿を営んでいる千葉さん夫妻がいろいろご飯を食べさせてくれました(笑)
いろいろなお話ができて非常におもしろかったです。
最後には、おいしそうなはちみつをおみやげにもらいました(笑)

立派な門とお屋敷、こんなとこでゆっくりした時間を過ごすって、
素敵な時間の使い方だなぁと感じました。
2005年11月に行った高柳町(現:柏崎市)のグリーンツーリズム事例よりかなり評価できます。

参考までに…2006年3月に行った宮川流域エコミュージアムの記事

宮城県庁産業政策推進室の方との意見交換会

2006年07月15日 | 公共政策大学院
先日、宮城県庁産業政策推進室の方とWS-Bで意見交換会をしました。
なぜこんなことになったのかと言うと、
以前MMJ第20回で産業政策推進室の方と名刺交換をしたからです。
その産業政策推進室の方が今回別の方を紹介していただき意見交換会の運びとなりました。
やっぱりいろんな所に顔を出しておくと、いいことってありますね。

実際のところ意見交換会と言っても、大した研究をしていないので、
ほとんどわたしたちから提供する情報はなかったですけどね。
とりあえず、どんな研究をしていくかという方向性は、
しっかりとお伝えできたように思います。

産業政策推進室の方って有能な方が多そうなイメージです。
とりあえず、今までお会いした3人ともすごい方でした。
やっぱりある部分でアイデア出しのプロですからね~。
産業政策はそういう意味で非常におもしろそうな仕事です。

これからもいろんな方とつながっていきたいものです。

今度、MMJ第21回(情報交換会)が行われるようです。
今回はわたしたち公共政策大学院生ドンピシャなゲストじゃないですかね?
プロジェクトKの本は読んでいませんが…読もうかな~??

ネット上の本棚!

2006年07月09日 | 
よく友達から「なんかいい本紹介してよ~!!」と言われるのですが、
あんまり整理していないために、うまく紹介することができませんでした。
ということで、amazonのリストを作ったりしていましたが、いまいち…。
そして数日後、「ブクログ」なんてステキなブログを発見しました!

どんどん本棚に本が入っていくこの感覚はいいなぁと思いまして、
詰め込み作業を何日間か繰り返し、ある程度の本は入った感じです。
公共政策大学院の友達もブクログを同時に作って、
激しい「本棚に入っている本の数」競争を繰り返していましたが、
僕の負けが決定したので、200冊で打ち止めにしました(笑)
お互いの感想は、「なんか自分が思ってたより少ないね…」でした。

ということで、お待たせしました(誰も待ってないか…)「わかおの本棚」です。
(ちなみにブックマークの一番下:プロフィールの下に登録しておきました)

少しずつ書評をアップしていこうと思いますので、ゆっくりお待ちください。
読んだ本は従来通り、「まちづくりぷらす」のほうにもアップすると思いますが…。

NPO法人「まちづくり政策フォーラム」に行ってきました

2006年07月04日 | まちづくり
先日ブログのコメントからつながったNPO法人「まちづくり政策フォーラム」
メールで事務局長の芦立さんと連絡を取り、きのう事務所へお伺いしました。
いろいろと活動されているみたいで、なかなかおもしろそうだなぁと。
わたしも何か幅を広げるために、活動のお手伝いができたらなぁと考えています。
わたしのイメージでは、「金沢まちづくり市民研究機構」をNPOで行っている印象です。

この辺が、仙台市と金沢市の違い―市民活動が盛んかどうかっていうところですよね。
自治体シンクタンクにおける市民研究員制度というのは、
こういった市民による研究活動が盛んになってきたときに
変容を迫られるとわたしの卒論では結論づけました。

やはり、自治体シンクタンクにおける市民研究員の活動というのは、
ある部分で研究活動を終えたらそれで終わってしまっている部分があって、
その後の市民活動への橋渡しというのがうまくいっていると言うわけではありません。
本来的には、まちづくりの核となる人材育成も企図しているはずなのですが、
結局、市民研究員の活動と市民活動の間にはどうも大きな障壁があるようです。

「まちづくり政策フォーラム」では、そこをうまく橋渡ししているなぁと思いました。
研究活動の一環として自分たちが実践活動を行っているというのも特徴があります。
市民農園を作って、その際に起こる問題点を研究活動にフィードバックしています。

そのあたりは、「金沢まちづくり市民研究機構」が乗り越えるべき課題になっています。
卒論の政策提言で出した「研究活動とNPOの連携」によって、
この点についてはある程度、解決の道が探れるという確信を得ました。

そういえば最近出版された、山口道昭『協働と市民活動の実務』(ぎょうせい、2006年)に
「自治体シンクタンクと市民研究員」という論文が入っていましたが、大したことなかったですね。