まちづくりぷらす

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卒業式と大学の思い出

2006年03月22日 | 日記
きょう3月22日は、卒業式でした。
いろいろな先生や友達にお世話になり、成長できた4年間でした。

1年のときは、とりあえず法律学と政治学どっちが向いてるのかな~と考える日々。
そして学科選択で公共システム学科へ(政治学系)。
親には「法学部なのに法律じゃないの?」なんて言われる始末。
それでも今でもこの選択は間違いなかったと思っています。

2年生の夏くらいから少し本気で勉強をし始めました。
このあたりから本をよく買うようになり、よく読むようになりました。
(そのせいで、今回の引っ越しで結構困ることになろうとは…)

決定的な出会いは、2年の12月のことでした。
白山市で行われた「金大タウンミーティング」でなぜか一番前に座らされたわたし。
目の前にいる先生に目をつけられ(笑)、メールアドレスを教えることに。
「連絡するって言ってたのにメール来ないなぁ~」なんて言ってました。
年明けて、一通のメールが。それこそ神谷先生からのものだったのです。
そしてわたしがとても政治に興味があるということをメールすると、
それからいろいろな神谷先生のネットワークを紹介していただきました。
そしていろいろな現場に連れて行って頂き、現場指向のものの見方を学びました。
神谷先生とは、きょうまで400通強のメールのやりとりをしました(笑)

3年になって、河村先生の「投票行動論」ゼミへ。
河村先生は東北大学の情報科学研究科へ異動が夏くらいに決まり、
ゼミも2週に1回くらいのペースの開講となりました。
とはいえ、出口調査バイトを斡旋されて行ったことはとても記憶に残っています。
わたしは能登半島の先っちょ、珠洲市の投票所の担当でした。
珠洲の高齢化を肌身で感じつつ、なかなか答えてくれないな~なんて。
ゼミでは、『不平等社会日本』を読み、いまの格差社会議論を少し先取りしました。

3年次は、社会調査論・社会調査実習で眞鍋先生にもお世話になりました。
なかなか実習は大変でしたが、女性議員にヒアリングしたことや、
実習室で3つのグループの報告と議論はとても記憶に残っています。
眞鍋先生もとてもいい先生でなにかと相談に乗ってくださいました。

とはいえ、大学院に行くとなると、適宜相談も必要となります。
ということで、4年からは木村先生の「公共政策論」ゼミに行くことになりました。
ここで、卒論の指導を受けました。ほんとうにいろいろ参考になりました。
平行して、神谷先生の院ゼミ(地理学)にも参加させていただきました。
ダブルで指導を受けられたことは、ほんとうに贅沢だったと思います。

4年次の夏休みは恐ろしく大変でした。
はづちをでインターンを1か月間行い、終わったのが9月11日。
毎日朝早くから夜遅くまで実習を行っていたので、院試がとても心配に。
(吉田さんと市民社会について議論する「夜のY談」は楽しみでしたが…)
とはいえ、持ち前の適当さ加減が功を奏したのか、合格することができました。

そんなこんなで、わたしをいろんな人が支えてくださいました。
法学部の普通の授業で学んだコトって言うのは、そんなに多くありませんが、
学外で学んだことや、いろいろな先生から教えられたことは数多くあります。

また、わたしのまわりには、ほんとうに個性豊かな友達が集まりました。
わたしのくどい議論にいつもつきあってくれてありがとうございました。
みんながいなくては、自分の考えはもっと練られてなかったのかもしれません。
これからそれぞれ違う場に行っても、その場で活躍することを願っています。

そんな思い出を胸に、東北の地で新たな動きを起こしたいと思います。
「もう大学院生は社会人なんだから、学生気分でいかないように」
と恩師から言われたことがありますが、それを心に刻んで全てに邁進します。

きょうで金沢でブログを更新するのは最後です。
金沢やいろいろな場所でかかわってくださったみなさんに感謝します。

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