やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

地球をもっと知りたい エチオピア ダナキル砂漠 ダロール火山編

2020-01-28 21:06:33 | 山旅(海外)
今日も家にこもって旅日記の製作中。
朝の登校班の当番と、夕方のスーパーへの買い物以外
どこにも出てない。
こんな日は冷たい雨なのがちょうどいい。
散歩に行けないすーさんはかわいそうだけど。
時々抱っこして窓の外を見せてあげていた。

ツアーのあとにお客さんたちに送る旅日記。
たくさん勉強したり、知ったり、感じたことを
ページの制限なしに作ってみよう!
って始めたら、まだ10日目なのにもう32ページ越えてる
さすがに自分の生活とのバランスが危うくて
考えちゃうけど、
これまで、ページ数を気にして
写真を小さくしたりむりやりおさめていたのを
爆発させた感じ。

けどまじでやりすぎてるわ。(自分としては)

今、ダロール火山のところも終わってもう
旅のおわりなんだけど、
写真みたら、やっぱりすごいし、
いろんなことを復習したり、本を読み返したりしている。わたしのバイブルは
アルフレッド ウエゲナーの「地球のしくみ」
地球のことを日本語で読みながら、それを
また英語でも調べ始めると、机から離れられない。
頭がパンクしそうだよ。

読んでも読んでも、なんでだろう・・・なんだそりゃ。好奇心が
走り出す。
で、
現実とのバランス考えて、
あれもしなきゃこれしなきゃで、泣きそうになってくる。
(今日は次のツアーのグアテマラのお客さんにもご挨拶の電話)

焦りが。



これ、真剣な証拠だよね
*

ダナキル砂漠。エチオピア北東部。海抜-100m。
マイナス・・・
その大地はこんな感じ。


ランドクルーザーで道なき砂漠を進むのだけど、なせが
地元のナビのひとはわかってるの。指さしながら「こっち」「こっち」と
示していくの。すごいよね。

彼らには砂漠が、わたしたちが町の建物を目印にする感じで見えてるみたい。


この風景は、この旅の前半のラスダシャン4550m登頂の風景とは
全く違うもの。
それはまた後日ね。

ダロール火山。



時間がたつとこの上の写真のように、こうなるけど、

鮮やかなところはこんなの




地下のマグマと地下水が混ざって
熱が吹き出すよね。
それが地中の鉄や硫黄とかと融合して地上に出て
こんななるの。








かつての間欠泉はこうなる

地球上じゃないみたいでしょう?




このあたりは大地溝帯であと数十万年したら海の底になる。
アフリカ東部の大陸は東西にいま、少しずつ別れて離れていっている。

ここは砂漠なのに、わたしは海を感じちゃうの。


これは四年前、砂漠のなかで突然崩落してできた不思議な泉。
なかは塩の濃い泉。
今回は泳いでいるひともいた。観光地になりつつあるのかしら。


翌朝の誰もいない時間帯。





こちらは、アサレ潮の浅い湖の水があふれてきている。


夕方、そのアサレ湖で。






ワインを飲みながら
夕日を眺めた






そういえば。ラクダのキャラバン隊を見た。

エリトリア(隣の国)からの商人たちみたいだけど、だんだんとこうした
ラクダのキャラバン隊は少なくなっている。道路がどんどんできて
トラックで運べば早いからね。




すごく時代の変化も感じた。

二年前に見たような、ラクダの大きなキャラバン隊は
今年は見ることはなかったから。

地質学としても、文化としても深い旅だったの。






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