すーさんと
初めての泊まりの旅に
山梨と長野に行ってきた。車で。
すーさん、車は苦手ですぐ吐くので
今回は事前にワンワン用の酔い止めを飲ませておいた。→結果
初めて吐かずに済んだ。これまでは
よだれとか出て超気持ち悪そうでかわいそうだったの。
*
はじめは急に夫が「山にでも登るか」(みんな部活も仕事もない唯一の休み中)
から始まり
すーさんをペットホテルに預けるのはかわいそう
から
急にペットも泊まれる宿探しになり
親友も協力してくれ、
なにもかも計画もないまま
宿が一番に(そんなに考えず)決まった。
言い出しっぺの夫は計画する前に先に寝たので
わたしとはーたんと友達が携帯で探してたんだけど、
白馬のふもとの貸し切りコテージみたいなのを見つけて
はーたんが
寝てる夫のところに「ここでもいい?」
寝ぼけてる夫(たぶんなにも聞こえなてない)「うん」
はーたん「やったーーーーーーーーーーーーーーー」
パパがいいって言ったあ~
って走って戻ってきて。
・・・そこも満室だったので
違うところになったの。笑
とりあえずあいてるところを友達が見つけてくれたの
そもそも夫は車中泊でいいって言ってて
はーたんは「絶対やだ。それなら行かない、パパとママで行ってきて」
って
*
五カ月ぶりに東京を出た
すーさんを連れてるのは赤ちゃん連れみたいなものなので
大変だった。しかもすーさん本人も
「みんなで行けてうれしいな」って感じでなくて
どこに連れていかれるんだろ、はぁ(ため息)
て感じ。笑
わたしは車中から南アルプスや八ヶ岳が見えてきて
一番ワクワクして元気だった。わたしも
日本のアルプスはずいぶんと久しぶり。離れすぎてた~
ただいまあ~っ?て感じ。でも
遠ざかってた理由はコロナだけでなく、なんとなく日本のこの
高速の混み具合、渋滞、サービスエリアの人の多さが
めんどくさくなってたんだよね。
そのうえ、この八月、暑すぎるし、立ってるだけで笑顔消える。笑
すーさんが連れていかれたのは
甲斐駒ヶ岳のふもと、尾白川渓谷。
ここは別世界の涼しさだった♪
涼しくてきれいで、空気は澄んでいて、
22度くらいかな、気持ちいいし・・・気持ちよすぎる。
でも
正直いうと、
みんな「・・・」だった。もっと楽しみたいけど
山も登れないし、・・・
とりあえずみんなでぼーっと座ってみることにして
「これであと2時間も時間つぶすってどうする」的な・・・
心は別にそんなときめいてるってほどでもなく。笑
せっかくきたんだから、ときめいたほうがいいよねって。誰も口にしないけど
はーたんは「もう行こ~」とかいうし。
涼しいのと激しく流れる水の音が気持ちいい。
本気でぼーっと座っていたら
でもね。
だんだんと
体がその空気になじんでいって、
動きたくなくなってきた。
いろんなこれまでの自分の道のりを考えたり
これからのことも考えたり、
考えるのをやめたり。ただただ、水の激しい流れを聞いて眺めて・・・
れーめんをたべるひと
わたしの住んでいる東京の家は本当に
非人間的?笑、全く自然のない、人工的な暑さと
便利だけがとりえの世界なんだなあ、
やかましくて、空気も汚くて。笑
なんとすごいところに五カ月もこもっていたものよ、と
急に別の目線になる。そこにいたら
それが当たり前で
離れたらびっくりする。
こんなに山があって、美しい景色があるところに
「ただいま~」って言ってみたい。
そして気づいたの。
贅沢な時間だったことに。
二時間半くらいぼーっと沢のそばにいて
ゆっくりするとは・・・
こういうことだと。
体の中身から澄んでいく、
そこの水や空気みたいに。
それも、本気でね。
ちなみに。尾白川渓谷駐車場入るのに
車、55分待ちだった。
*
夜の宿。とってもすてきなところだった。
部屋が、っていうより、部屋から木がみえることは
憧れ。
周囲の景色が別世界すぎて、ドイツだった。
田んぼを見たのも一年ぶりくらいかな。
と、叫んでしまった。
静かで、なにもない
ヒグラシが夕方少し鳴いてた。それ以外は音がなかった。
なかなかこういうところにはいれない。きっとこれからしばらく
本当に体が動かなくなるときまでか、
また懲りずにすーさんと旅に出るまでは・・・
うちも昔、長女りーの小学生のころは、
外でキャンプとかしてお父ちゃんはがんばって、テント張って、
火をたいてバーベキュとか、自然を楽しむことをがんばっていた。
汗を流し、ビールを飲み。
しかし、この日は
老人家族のように静かに過ごし、
赤ちゃんの世話をし、気をつかい、それでも
ゲラゲラ笑い続けていて・・・・笑
とても特殊な旅で、特別な感覚だった。
すーさんは居心地悪そうで、たぶん慣れない環境だから
なかなかリラックスできてなくて
ちょっとの物音で小さく吠えたりしてて・・・うるさかった。笑
でも、この宿のおじいちゃんは
ひとりでやってるふうで、もう外に出てこれない
ココアちゃんていう16歳の犬の面倒みてて。
宿は山梨県北杜市のペンション時計館というところ。
おじいちゃんも足取りもゆっくり、とてもひとりで
こんなに綺麗にペンションを管理してるとは思えないから
誰か手伝いにきてくるのかな?
ペンションはかわいく。
花がかわいく。花も
植木も木も、田んぼも、みんなイキイキとしているようだった。
翌朝、出発のとき、このおじいちゃんが
庭でたくさん育てているミントとタイムの苗を
くれた。とっても嬉しかった。東京まで枯れないようにと
水をたくさんかけといてくれた。
これ以上のお土産ってないよね。東京の家でもこの旅のことをおもいだすと思う。おじいちゃんのことも。
ありがとう~。(一緒に宿を探してくれた近所の親友にも分けてあげよう)
宿のそばから。甲斐駒とか鳳凰山がとても近くに見えてた。
登りにいきたい~
そうだ、ルートを考えている夢も見た。笑
牧場やなんとか公園を散策。八ヶ岳のふもとね。
暑い・・・
いい景色と思うけど。暑すぎてけわしい顔になるわ。笑
富士山と牛たち
それからペットも入れるお店で食べて
焼き物のお店で陶器のお土産を買った。これも気に入って
嬉しい♪
すーさんは家についてやっと安心したように
ぴくりとも動かず
寝てた・・・・
どう考えてもやっぱり、「家族みんなで行けてうれしいな~」
っていうよりは
「連れまわされて疲れたあたし・・・」
だね。笑
また連れていくかも・・・笑
あと、老後は八ヶ岳のふもとに引っ越そうかなって
話してた。笑
初めての泊まりの旅に
山梨と長野に行ってきた。車で。
すーさん、車は苦手ですぐ吐くので
今回は事前にワンワン用の酔い止めを飲ませておいた。→結果
初めて吐かずに済んだ。これまでは
よだれとか出て超気持ち悪そうでかわいそうだったの。
*
はじめは急に夫が「山にでも登るか」(みんな部活も仕事もない唯一の休み中)
から始まり
すーさんをペットホテルに預けるのはかわいそう
から
急にペットも泊まれる宿探しになり
親友も協力してくれ、
なにもかも計画もないまま
宿が一番に(そんなに考えず)決まった。
言い出しっぺの夫は計画する前に先に寝たので
わたしとはーたんと友達が携帯で探してたんだけど、
白馬のふもとの貸し切りコテージみたいなのを見つけて
はーたんが
寝てる夫のところに「ここでもいい?」
寝ぼけてる夫(たぶんなにも聞こえなてない)「うん」
はーたん「やったーーーーーーーーーーーーーーー」
パパがいいって言ったあ~
って走って戻ってきて。
・・・そこも満室だったので
違うところになったの。笑
とりあえずあいてるところを友達が見つけてくれたの
そもそも夫は車中泊でいいって言ってて
はーたんは「絶対やだ。それなら行かない、パパとママで行ってきて」
って
*
五カ月ぶりに東京を出た
すーさんを連れてるのは赤ちゃん連れみたいなものなので
大変だった。しかもすーさん本人も
「みんなで行けてうれしいな」って感じでなくて
どこに連れていかれるんだろ、はぁ(ため息)
て感じ。笑
わたしは車中から南アルプスや八ヶ岳が見えてきて
一番ワクワクして元気だった。わたしも
日本のアルプスはずいぶんと久しぶり。離れすぎてた~
ただいまあ~っ?て感じ。でも
遠ざかってた理由はコロナだけでなく、なんとなく日本のこの
高速の混み具合、渋滞、サービスエリアの人の多さが
めんどくさくなってたんだよね。
そのうえ、この八月、暑すぎるし、立ってるだけで笑顔消える。笑
すーさんが連れていかれたのは
甲斐駒ヶ岳のふもと、尾白川渓谷。
ここは別世界の涼しさだった♪
涼しくてきれいで、空気は澄んでいて、
22度くらいかな、気持ちいいし・・・気持ちよすぎる。
でも
正直いうと、
みんな「・・・」だった。もっと楽しみたいけど
山も登れないし、・・・
とりあえずみんなでぼーっと座ってみることにして
「これであと2時間も時間つぶすってどうする」的な・・・
心は別にそんなときめいてるってほどでもなく。笑
せっかくきたんだから、ときめいたほうがいいよねって。誰も口にしないけど
はーたんは「もう行こ~」とかいうし。
涼しいのと激しく流れる水の音が気持ちいい。
本気でぼーっと座っていたら
でもね。
だんだんと
体がその空気になじんでいって、
動きたくなくなってきた。
いろんなこれまでの自分の道のりを考えたり
これからのことも考えたり、
考えるのをやめたり。ただただ、水の激しい流れを聞いて眺めて・・・
れーめんをたべるひと
わたしの住んでいる東京の家は本当に
非人間的?笑、全く自然のない、人工的な暑さと
便利だけがとりえの世界なんだなあ、
やかましくて、空気も汚くて。笑
なんとすごいところに五カ月もこもっていたものよ、と
急に別の目線になる。そこにいたら
それが当たり前で
離れたらびっくりする。
こんなに山があって、美しい景色があるところに
「ただいま~」って言ってみたい。
そして気づいたの。
贅沢な時間だったことに。
二時間半くらいぼーっと沢のそばにいて
ゆっくりするとは・・・
こういうことだと。
体の中身から澄んでいく、
そこの水や空気みたいに。
それも、本気でね。
ちなみに。尾白川渓谷駐車場入るのに
車、55分待ちだった。
*
夜の宿。とってもすてきなところだった。
部屋が、っていうより、部屋から木がみえることは
憧れ。
周囲の景色が別世界すぎて、ドイツだった。
田んぼを見たのも一年ぶりくらいかな。
アメンボがいるっ
と、叫んでしまった。
静かで、なにもない
ヒグラシが夕方少し鳴いてた。それ以外は音がなかった。
なかなかこういうところにはいれない。きっとこれからしばらく
本当に体が動かなくなるときまでか、
また懲りずにすーさんと旅に出るまでは・・・
うちも昔、長女りーの小学生のころは、
外でキャンプとかしてお父ちゃんはがんばって、テント張って、
火をたいてバーベキュとか、自然を楽しむことをがんばっていた。
汗を流し、ビールを飲み。
しかし、この日は
老人家族のように静かに過ごし、
赤ちゃんの世話をし、気をつかい、それでも
ゲラゲラ笑い続けていて・・・・笑
とても特殊な旅で、特別な感覚だった。
すーさんは居心地悪そうで、たぶん慣れない環境だから
なかなかリラックスできてなくて
ちょっとの物音で小さく吠えたりしてて・・・うるさかった。笑
でも、この宿のおじいちゃんは
ひとりでやってるふうで、もう外に出てこれない
ココアちゃんていう16歳の犬の面倒みてて。
宿は山梨県北杜市のペンション時計館というところ。
おじいちゃんも足取りもゆっくり、とてもひとりで
こんなに綺麗にペンションを管理してるとは思えないから
誰か手伝いにきてくるのかな?
ペンションはかわいく。
花がかわいく。花も
植木も木も、田んぼも、みんなイキイキとしているようだった。
翌朝、出発のとき、このおじいちゃんが
庭でたくさん育てているミントとタイムの苗を
くれた。とっても嬉しかった。東京まで枯れないようにと
水をたくさんかけといてくれた。
これ以上のお土産ってないよね。東京の家でもこの旅のことをおもいだすと思う。おじいちゃんのことも。
ありがとう~。(一緒に宿を探してくれた近所の親友にも分けてあげよう)
宿のそばから。甲斐駒とか鳳凰山がとても近くに見えてた。
登りにいきたい~
そうだ、ルートを考えている夢も見た。笑
牧場やなんとか公園を散策。八ヶ岳のふもとね。
暑い・・・
いい景色と思うけど。暑すぎてけわしい顔になるわ。笑
富士山と牛たち
それからペットも入れるお店で食べて
焼き物のお店で陶器のお土産を買った。これも気に入って
嬉しい♪
すーさんは家についてやっと安心したように
ぴくりとも動かず
寝てた・・・・
どう考えてもやっぱり、「家族みんなで行けてうれしいな~」
っていうよりは
「連れまわされて疲れたあたし・・・」
だね。笑
また連れていくかも・・・笑
あと、老後は八ヶ岳のふもとに引っ越そうかなって
話してた。笑
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