やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
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エチオピアの4000m峰 ラスダシャン登頂

2020-02-03 22:15:28 | 山旅(海外)
アフリカ大陸では第四位、エチオピア最高峰の
ラス・ダシャンは4550メートル!

に、登ってきたの。(2020年1月)
先日の日記と同じエチオピアとは思えん、また違う絶景をご紹介するね。
わたしの解釈では、あっち(ダナキル砂漠)は大地溝帯で海の下に沈むほう
こちら側は西に離れて陸の山に残るほう。

設立50周年のシミエン国立公園に入り、



(1978年から世界遺産)
ここからはゲラダヒヒや
会えたらラッキーなワリアアイベックスを探しつつ・・。
標高をあげていく。

(会えた)
これみて。車で4000mから4200mの
ジャイアントロベリアの群生している場所でのこと。この地形だけでもじゅうぶんに美しいの。

この絶景のシミエンの山々の中、
ここに住む貴重な動物たちに会えたの。

↑会えただけでもラッキーなワリアアイベックス。

このワリアアイベックスは、ヨーロッパにいるアイベックスと
同じ系統、つまりアフリカ大陸とヨーロッパがかつてはつながていたという
証明のひとつになるみたい・・
このジャイアントロベリアをパクパク食べて、
たくさんの群れでいた。

それからゲラダヒヒ
胸の赤いのが特徴





こちらもたくさんたくさんいた。

動物王国だよね。



遠い峠を越え、

そうして3100mのチロレバ村に到着。



テント泊のあと、初日はあまり標高の変わらないアンビコ村という
さらに奥の小さな村へ

村では子供たちとか人々が集まってくる。











子供たちは好奇心だけでなく、友好というだけでもなく、
チョコやペンをくれと言ってくる。
旅行者からもらうことを覚えてて。
(でも、ガイドさんもわたしもなにもないのにあげることには反対。
これはどこの国でも。仕事をしてからご褒美であげるべき)

旅行者と地元の人々との関係は
ときどき考えさせられる。かわいいけど。かわいいだけでもない。

無邪気というかんじでもない。

かわいいけどね。

*
わたしたちの山歩きにもテント泊にも、この三人の銃をもったガードのひとたちがつく。

彼ら、夜中もテントの横に座っていたり、寝るのも地面にそのまま。
すごかった。
この三人ね




さて、ラスダシャン登頂にたどりつくだけでも
たくさんあるでしょ。笑
登山口のチロレバ村から見るラスダシャン



夜の天の川もすごかった


*

この、ラスダシャンの本当に大変なのはアンビコ村を出てから
日帰りの3200mから4550mの往復の一日。

12時間から15時間をみる。

とにかく、距離が長い。
長い。

キリマンジャロを目指す人にも、いい経験だとおもう。
すでにキリマンジャロは登った方も数人いたけど、
こっちのほうが大変て方もいた。












エバーラスティングふらわー

レッドホットポーカー




目指す山頂は再び最後に見えてくる


山頂直下は岩登り





山頂のときの感動はなんだろ。
みんなでの記念撮影と
この地形よ。
すでに頭の中は地球規模の時間、太古の海とこの山々のできあがった成り立ちが
思い浮かぶ(知識による想像で)



まだまだドラマ満載なの。
まとめが大変なのわかるじゃろ。笑


これでもまだ、半分しか
伝えれてない気持ちよ。








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