やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

親友と豊田先生が出会った

2019-10-16 14:51:40 | おもう。

親友のママはすごいポジティブ。
わたしに大変なことが起きた時も
自分(彼女)の顔に落書きしたのを写メで送ってくれて
(それが半端なくすごいの)
「絶対大丈夫、ピンチはチャンスよ」とか
強い言葉をくれるの。
ただ口で言うだけでなく、全身使って
表現するみたいな。

そんな彼女は、不登校の子供たちを支援する活動をしてて
わたしにも「これ読んで!こんな日本の現状なんだよ」って記事を教えてくれてたりした。
すごい子供のことが大好きで
子供たちを守りたいし、っていうのが伝わってくるの。でもまあ、適度に天然ボケ風味で、
それでいて走り出すとまっすぐに走り出す、
その感じがわたしは大好き。

最近、彼女は
高校野球部のマネージャーになった。40代で。


野球部のマネージャーていったら、女子高生で
10代で。だよね、と思うよね。

彼女は、30代のときに
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら
を読んで感動しすぎて

よしっわたしも野球部のマネージャーになるっ

って決めたの、で、決めたものの、「あ、私は高校生じゃなかった」って気づいたらしい。笑

あれから何年もして。
子育てもしつつ、仕事もしつつ、人生のパートナーにも出会い(あんまり書いていいかな?笑)
彼女は豊田先生にも出会ったの。

豊田先生は滝野川高等学院という通信制サポート校を開校された
若い30代の方。

ネットで「0対91で敗れた 監督」で検索したら
出てくる。
そもそも野球で相手に91点を取られるというか、
91点とるほうも、ある意味すごい、もういい加減ゴロでも打って早く試合を
終わらせようとかなりそうじゃない。
で、負けたほうの監督さんは「選手はダメじゃない」とツイッターで投稿し、
たくさんの応援や反応が寄せられたのだって。

それが豊田先生。

荒れた土地をひらいてグラウンドを作るところからはじめ、
子供たちとずーっと真剣に向き合ってこられた。

前向きであきらめない姿勢って書くと、簡単だけど、
それだけじゃないの、この先生。

不登校の子が多い学校で子供たちの進学率や、就職率を上げてこられた
実績をお持ちなのだけど、
一般にみんながその「なんとか率」にばかりついつい目を向けるところを
その先まで見据えていらっしゃるの。
つまり、就職しても結局すぐにやめてしまう子が多いことに気づいて
もっともっと根本からどうしたらいいか、に取り組んでいくべきだと。

親友はこの豊田先生に出会ったの。

それで作られたこの新しい学校の(滝野川高等学院)
新しい野球部のマネージャーになることになったの。広報とね。
彼女のパートナーは昔、野球部の元キャプテン!(それも運命的すぎる)
彼がノックとかしたり、豊田先生も一緒に練習してボールとってるのだって。
野球のルールさえ知らなかった
親友もキャッチボールをしてるっていうじゃない
誕生日プレゼントに(今年は終わったので来年のプレゼントに)グローブも買ってもらったって




部員は今三名。部員募集中
高野連登録が最初の目標
大学生も飛び入りで参加したりの、そんな
練習がはじまった矢先に、先日の台風でこのグラウンドも水没してしまったの。

でも、みんな超前向。一歩一歩、
明るい未来を信じて歩み始めてるってのが
わたしにも超つたわってくるの


そんな豊田先生に昨夜、お会いできて
お話できて、めっちゃすごい元気をもらった。
お若いのに落ち着いてて、冷静で。やるべきことを
いっしょうけんめいやってこられた体験談。
またまた考えさせられるものかいっぱいだった。
豊田先生の見ていらっしゃるのはその先の先。

印象的だったお話は、
授業してたら窓の外から
椅子を投げてきた子がいたらしいんだけど、
そのガッシャーンって投げられたときの、
教室内の生徒たちが一斉に
自分の顔を見たときの、そのときの生徒たちのを見たときに
「この子たちを放っておけない」って思ったのだって。
それとか
ここでは世間に、と書いておくけど
世間に自分のところの生徒を「アホ・クズ」みたいな呼ばれ方をし
それで何かパチンとはじける感情があったこと。
そういうものが今の先生につながってるのだと。

そして出会いを広げてくれる親友にも感謝。

ここでもパッションという言葉をもう一度使うけど、
パッションを持った先生、生き方、リーダー、とてもいいね。

だってすごいじゃん
40代で、高校野球部のマネージャーなんて。
なんかなんの枠にはまることもなく、いつでも挑戦は
始められるんだよねって。その生き方が示してる。

作り上げられていくドラマをみるんだよね。
すてきな人のまわりにはドラマがある。わたしも
そんな旅を作りたい。




その親友のブログのリンク貼るね
どこ貼ろうかなー、て感じだったけど
新しいほうのこれ!
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「グランドが・・・」