今日は一日所長の件でのいろんな後処理に
おわれた。
所長代理として、いま、もうひとつ上の上司が
本社からきている。
この彼、実は母が亡くなったあと、夫への気持ちを断ち切った
あとから始まったわたしの恋の第一番目のひと。
この方とは片思いでしたが....
しかし、いまではなんか、なぜかわからないけど、
わたしはこの人にはけっこう気楽に接している。
やり手の方なので、みんな一目置いてるし、仕事には厳しい
上司なんだけど、わたしはあまり気にならない。
なんでも笑いとばしてる。
不思議なんですが、わたしは相手によって、空気が変わる
人です。
好き嫌いではないんです。
なんでしょう、うん、わたしは元来人見知りをするので、
相手の心がオープンだとわかるとこちらも自然に心を開ける
というか。
この上司、クールにみえて、しゃべる、しゃべる。
おかげで、所長のことでブルーにならずに日々をすごせそう。
職場は二階に休憩室がある。
わたしは今日そこにたくさん遺された所長の洋服や
私物の整理をした。彼はいつも営業所で洗濯もしていた。
わたしは最近はタオルなどのついでに彼の下着も干したりしてた;;
そこには野球部だった彼のユニフォームやグローブ、喪服
ほとんどの衣類があった。
ユニフォームの背番号は「3」
彼はたしかに亡くなった。
わたしは棺に横たわる彼をたしかに見てきた。
でもなぜか信じることができなかった。
休みをとってるだけのような、そんなぐらいにしか思えなくて。
今日も普通に業務があり、普通に世間がまわっていた。
♪ひとひとり消えた日も
なにも変わるようすもなく
忙しく 忙しく先へと
そう、ほんとにひとひとりこの世から消えても
世間はこうして日々変わらずまわってゆくんだ。
それはわたしが消えた日もきっと同じ。
そう思うと、人の一生なんて、なんなのだろうって思えてくる。
先の歌詞は中島みゆきの「永久欠番」
彼の背番号はくしくも「3」
そういえば、長島さんの永久欠番の背番号は「3」だったよね。
永久欠番なんだよね。ひとはみんな。代わりは誰もいないはず。
長島さんのような偉業を果たさなかった会社の野球部の
彼も、いや、まったくなにもしないであろうこのわたしでも.....
♪どんな立場のひとであろうと
いつかはこの世におさらばをする
たしかに順序にルールはあるけど、
ルールには必ず反則もある
誰か思い出すだろうか
ここに生きてたわたしを
百億の人々が忘れても見捨てても
宇宙(そら)の手のひらのなか
ひとは永久欠番
宇宙(そら)の手のひらのなか
ひとは永久欠番....
おわれた。
所長代理として、いま、もうひとつ上の上司が
本社からきている。
この彼、実は母が亡くなったあと、夫への気持ちを断ち切った
あとから始まったわたしの恋の第一番目のひと。
この方とは片思いでしたが....
しかし、いまではなんか、なぜかわからないけど、
わたしはこの人にはけっこう気楽に接している。
やり手の方なので、みんな一目置いてるし、仕事には厳しい
上司なんだけど、わたしはあまり気にならない。
なんでも笑いとばしてる。
不思議なんですが、わたしは相手によって、空気が変わる
人です。
好き嫌いではないんです。
なんでしょう、うん、わたしは元来人見知りをするので、
相手の心がオープンだとわかるとこちらも自然に心を開ける
というか。
この上司、クールにみえて、しゃべる、しゃべる。
おかげで、所長のことでブルーにならずに日々をすごせそう。
職場は二階に休憩室がある。
わたしは今日そこにたくさん遺された所長の洋服や
私物の整理をした。彼はいつも営業所で洗濯もしていた。
わたしは最近はタオルなどのついでに彼の下着も干したりしてた;;
そこには野球部だった彼のユニフォームやグローブ、喪服
ほとんどの衣類があった。
ユニフォームの背番号は「3」
彼はたしかに亡くなった。
わたしは棺に横たわる彼をたしかに見てきた。
でもなぜか信じることができなかった。
休みをとってるだけのような、そんなぐらいにしか思えなくて。
今日も普通に業務があり、普通に世間がまわっていた。
♪ひとひとり消えた日も
なにも変わるようすもなく
忙しく 忙しく先へと
そう、ほんとにひとひとりこの世から消えても
世間はこうして日々変わらずまわってゆくんだ。
それはわたしが消えた日もきっと同じ。
そう思うと、人の一生なんて、なんなのだろうって思えてくる。
先の歌詞は中島みゆきの「永久欠番」
彼の背番号はくしくも「3」
そういえば、長島さんの永久欠番の背番号は「3」だったよね。
永久欠番なんだよね。ひとはみんな。代わりは誰もいないはず。
長島さんのような偉業を果たさなかった会社の野球部の
彼も、いや、まったくなにもしないであろうこのわたしでも.....
♪どんな立場のひとであろうと
いつかはこの世におさらばをする
たしかに順序にルールはあるけど、
ルールには必ず反則もある
誰か思い出すだろうか
ここに生きてたわたしを
百億の人々が忘れても見捨てても
宇宙(そら)の手のひらのなか
ひとは永久欠番
宇宙(そら)の手のひらのなか
ひとは永久欠番....