旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~団体専用「特別快速『青鉄全線完全走破号』乗車体験」の旅行(4 完) 下り 八戸行

2024-04-13 11:14:37 | 旅の小窓
列車番号:9503M 種別:特別快速 列車名:青鉄全線完全走破号
 青森駅からノンストップで1時間28分。
 折り返しの金田一温泉駅では25分の停車です。


 金田一温泉駅は、かつては「侍の湯」と呼ばれ、南部藩の時代から約400年の歴史を持つ湯治場として、また「座敷わらし」の伝説の里としても知られる金田一温泉の玄関口ですが、温泉街は金田一温泉駅よりバスで約5分のところにあります。


 金田一温泉駅では、IGRいわて銀河鉄道のイメージキャラクターの「ぎんがくん」と、二戸市(二戸市観光協会金田一支部)のマスコットキャラクター「亀麿くん」がお出迎えです。


 駅待合室では、IGRいわて銀河鉄道のオリジナルグッズを販売していて500円以上購入で『鉄カード』がもらえました。




 『幕回し』。
 列車が終着駅等で回送列車になる際や折り返しをする際、方向幕を回して行き先表示を変更する作業のことを『幕回し』と呼びます。
 折り返し時間にこの『幕回し』が行われました。
 JR東日本から譲渡された車両なので、こんな方向幕も表示できます。
 因みに、この車両はJR東日本在籍時代にも「弘前行」として運用されたことはないとおもわれます。


金田一温泉          15:40着
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ簡易委託駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
➟金田一トンネル
 金田一トンネルを抜けてすぐの馬淵川に架かる橋梁上に境界標が設置されています。
 IGRいわて銀河鉄道は第一種鉄道事業者として施設を保有し旅客運送を行っているため、境界標にも社名が記されています。
 これに対して青い森鉄道は青森県が第三種鉄道事業者として施設を保有し、青い森鉄道が第二種鉄道事業者として旅客運送を行っているため、境界標には青森県と記されています。
 なお、両者とも整備新幹線の並行在来線区間を転換した所謂第三セクター鉄道ですが、IGRいわて銀河鉄道は「第三セクター鉄道等協議会」に加盟していますが、青い森鉄道は非加盟です。
 境界標の所を最徐行で通過します。


目時         レ (15:46;30)

➟目時トンネル
➟小中島トンネル

三戸        運転停車 15:51;45着 15:52;45発
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持ち、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
  「三戸」ではあるが、駅は青森県三戸郡南部町大字大向字泉山道にあり、三戸町へは、駅を下車してから南側にある馬淵川を渡って入ります。
 列車は一年以上も入線したことのない中線に入ります。
 今日の日のために、さび付いたレールを整備しての入線です。


 ホームは2番線の表示があるものの、行き先等の表示は無くなっています。


諏訪ノ平       レ
□ 単式ホーム2面2線を持つ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。カーブに沿ってホームがあるためカントが大きく、列車は傾いて停車します。
 ここで、今回の乗車記念が配布されました。


 鉄道各社ですでに配布が終了しているチケットホルダーに入れての配布でした。


剣吉         レ (15:59;45)
□ 単式ホーム2面2線をもち、互いのホームは自由通路を兼ねた跨線橋で連絡しています。

苫米地        レ (16:02;15)
□ 相対式ホーム2面2線の無人駅で、互いのホームは自由通路を兼ねた跨線橋で連絡しています。

北高岩       運転停車 16:05;30着 16:20;00発
□ 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームをもつ無人駅で、互いのホームは跨線橋で連絡しています。 
  中線、2番線に停車します。ここは貨物列車の待避線として使われているところです。


 お目当ては、「はやぶさ」34号東京行の通過を見ることが出来ることです。


➟一日市トンネル

八戸        16:28着
    

 おしまい。


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