ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

地獄の1丁目

2008年10月10日 | WEBLOG

株価の底が割れた。

今後、各国政府の対応にもよるだろうが(特にアメリカ)
早くても2年から3年はかなりの大波乱の展開になるだろう。
国民当たりの貯蓄も急激に目減りしている。タイヘンなことだ。
本日も大和生命が破綻したが、今後も大型倒産は相次ぐだろう。
当然失業者も犯罪も増加する。
思いもよらない事態が次々に起こるだろう。
預金封鎖があるかもしれないし、デノミが起こるかもしれない。
まさか新円切り替えなどは起こらないとは思うが、
この際何が起こるのか、どういう対策を講じるのか皆目わからない。
どこまでが株価の本当の底なのか専門家でも見当がつかないようだ。
ソロスはこういう事態をしっかり予測していた。
まぁ、起こるべくして起こった金融恐慌。
今晩ブッシュが緊急声明を発表するようだが、
おそらくそれでも回復は無理だろう。

でもハッキリいって今はまたとないチャンスでもある。
いよいよ面白くなってきた。
このまたとないチャンスをどう利用するかで今後の人生が決まるのだろう。
私の大先輩は今から20年以上前のアメリカでの恐慌時代に一世一代の大博打で
巨万の富を得た。今も悠々自適にニューヨークで暮らしている。
彼はニューヨークの人々が大不況により不安と疑心暗鬼の只中で黙々と
不動産の優良物件を二束三文で買い叩いていったのである。
その目論見はその後見事に的中することになる。
それから10年以上に渡ってニューヨークは土地もビルも上昇の一途をたどる。
そしてFRBのグリーンスパンやら財務長官のリック・ルービンらによる
信じられないような好景気となり狂乱の90年代を経て現在に至る。
今の急激な金融恐慌、株価下落は過去20年間のアメリカの好景気の反動でもある。
でも、このようなチャンスはまだ今後、まだ何度でもやってくる。
私はゆっくりあせらず今回の成り行きを見守ろうと思う。
モチロン、目の前にチャンスが転がってきたらちゃーんと頂くけどね。
あわてる乞食はもらいが少ないというけど、財政のことだけは慎重にしたほうがいい。
それにしてもまたとないチャンスだねぇ。