越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その1)

2011-07-22 05:35:55 | 自然散策クラブ(澄麗(スミレ)会)
【立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その1)】

『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!』
2011年7月21日(木)

その1 弥陀ヶ原からスタート オオバタケシマランやタテヤマウツボグサ
その2 美松坂(1)     ベニバナイチゴやゴゼンタチバナ
その3 美松坂(1)     ミネズオウやツガザクラ
その4 美松坂から天狗平   テガタチドリやシナノキンバイ
その5 天狗平から室堂平   ハクサンフウロやクロユリ
その6 特集         キヌガサソウとチングルマ(タテヤマチングルマ)
その7 ライチョウの親子


今回は高原バスで弥陀ヶ原(標高1,930m)まで行き、そこから遊歩道で美松坂を登り天狗平まで。そこからチングルマロードを進み室堂平に行きました。お天気は午後からは薄曇でガスで視界は良くありませんでしたが雨にも会わずトレッキングにはこの日も最高のお天気でした。
一部遊歩道より残雪を眺めながら途中で見かけた立山の植物 約65種類をシリーズ6回にわたってご紹介していきます。そして室堂平で見かけた雷鳥の親子・・・しばし足を止めてみていました。

その1 は弥陀ヶ原にてバスを降り、少し車道を歩いた後石垣横の階段を登り美松坂へと入って行きます。
美松坂は天狗平と弥陀ヶ原と結ぶ近道として作られました。バス道路が出来るまで沢山の登山客で賑わっていたのですが, バス開通後一時は廃道状態となりました。しかし数年前天狗平山荘のスタッフや山岳ガイドの方々により整備され安全に歩く事が出来るようになりました。
立山室堂周辺では珍しくなった?”地面を歩く”登山道です。所要時間 下り1時間20分。登り2時間。 近年人気コースです。

◎本日のコース(赤線)です。弥陀ヶ原~(美松坂)~天狗平~(チングルマロード)~室堂平
(地図はマピオン画像を編集)


◎弥陀ヶ原に着きました。ここからスタートです
下の方に雲海が見えます。・・・徐々に雲海が上がってくる気配です


◎タテヤマウツボグサ(立山靫草)シソ科


◎ミヤママタタビ(深山木天蓼) マタタビ科・・・葉が始めは白く、徐々にピンク に変色していきます


◎ムシトリスミレ(虫取菫) タヌキモ科・・・食虫植物の名に恥じず、下の葉に虫がたくさんがついてます。栄養を沢山とってどんどん繁殖して欲しいです




◎車道より美松坂への登り口です


◎クロクモソウ(黒雲草) 】ユキノシタ科・・・亜高山帯から高山帯 下部の湿り気の多い傾斜地や渓流のほとり、湿った草地に生育しています


◎クモマニガナ(雲間苦菜) キク科・・・平地のニガナやハナニガナより小さく、岩場のタカネニガナより大きい


白花です


◎マイヅルソウ(舞鶴草) ユリ科・・・葉の基部が深く切れ込んだハート形である点で、この葉の形が舞い上がる鶴のように見えることからマイヅルソウと呼ばれます


◎モミジカラマツ(紅葉落葉松草、紅葉唐松) キンポウゲ科・・・名前は、花がカラマツの葉の付き方に似ていること、葉が モミジの葉に似ていることから付けられました


◎オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭) ユリ科 ・・・葉腋から目立たない緑白色の花をぶら下げる。花柄の途中 に関節があり、そこでねじれる。秋には赤い実がなります


◎ミツバオウレン(三葉黄蓮) キンポウゲ科・・・亜高山帯~高山帯の針葉樹林内のやや湿ったところや雪田の縁に生える 多年草です


◎イワカガミ(岩鏡) イワウメ科・・・高山や深山の草地や岩場に群生する,常緑多年草です。花の先は大まかに5裂し,先端は細かく裂けています。葉は丸く光沢があります


◎ハリブキ(針蕗) ウコギ科・・・葉がフキに似て大きく、全身に針がある。別名:クマダラ


◎ミズバショウ(水芭蕉)サトイモ科


その2 に続きます

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