越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ササ(笹)の花

2024-07-01 11:07:03 | 山野草(その他)

【ササ(笹)の花】

野草    : イネ目 イネ科 タケ亜科 ササ属

花期    : 5月~7月

一般的にタケやササは開花周期が長く、時には大面積で一斉に開花し、その後は枯死してしまいます。更新のメカニズムは分かっていないことも多い植物です。

赤紫色の穂先から、風鈴の短冊のような黄色いおしべがぶら下がっています。穂の中から顔を出している白い羽根のようなものがめしべ(柱頭)です。

いかにも、おしべが風になびいて花粉が飛んでいきそうな花のつくりです。

竹や笹は60年あるいは120年に一度しか花を咲かせないという俗説があるくらい珍しく、そして、花を咲かせると枯れてしまいます。

◎2019年8月1日 富山県にて 写真3枚

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タテハチョウ科の仲間たち(1)

2024-07-01 07:28:20 | 蝶・仲間シリーズ

【タテハチョウ科の仲間たち(1)】

☆日本のチョウ(蝶)シリーズ ベース

☆タテハチョウ科の仲間たち(1)    15種  テングチョウ亜科、マダラチョウ亜科、ドクチョウ亜科

☆タテハチョウ科の仲間たち(2)    11種  イチモンジチョウ亜科

☆タテハチョウ科の仲間たち(3)    15種  タテハチョウ亜科、コムラサキチョウ亜科 

☆タテハチョウ科の仲間たち(4)    14種  ジャノメチョウ亜科

 

◎2024年5月1日 編集     15種類・・・テングチョウ亜科(1) マダラチョウ亜科(4) ドクチョウ亜科(10)

☆テングチョウ(天狗蝶)・・・タテハチョウ科 テングチョウ亜科。★★☆☆☆。てんぐのように顔の先が尖っている茶色っぽいチョウ。羽根の表面にはオレンジ色の紋がある。鼻のように見えるのは、下唇ひげ(パルピ)という部分。

☆アサギマダラ(浅黄斑)・・・タテハチョウ科 マダラチョウ亜科。★★☆☆☆。濃茶色地に青白い斑紋があるアゲハチョウよりも大きなチョウで、斑紋部分は半透明です。胴体もまだら模様になっていて、本州・九州・四国で唯一見られるマダラチョウの仲間です。

☆リュウキュウアサギマダラ(琉球浅黄斑)・・・タテハチョウ科 マダラチョウ亜科。★☆☆☆☆。奄美諸島や南西諸島等(沖縄県)の海岸の林や山地などで見られるマダラチョウの仲間です。翅の裏側と表側は黒褐色の地に浅葱(アサギ)色の斑模様が見られます。

☆スジグロカバマダラ(條黒樺斑)・・・タテハチョウ科 マダラチョウ亜科。★★☆☆☆。宮古諸島以南ではほぼ1年中見られるマダラチョウの仲間です。翅の裏側と表側は樺(カバ)色の地に、黒縁があり、前翅の先端に白い斑模様が見られますが、筋が黒いのが特徴です。

☆オオゴマダラ(大胡麻斑)・・・タテハチョウ科 マダラチョウ亜科。★★★☆☆。八重山諸島等ではほぼ1年中、海岸林、平地、山地などで見られる大型のマダラチョウの仲間です。翅の裏側と表側は白地に、黒い筋と斑模様が見られます。日本で見られる最も大型の蝶の一つです。

☆コウゲンヒョウモン(ヒョウモンチョウ)(高原豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類★★★☆☆翅表は橙黄色で,雌では黄色みを帯び黒色斑が多い。後翅裏面には複雑な斑紋があり,基半部は黄緑色,外半部は紫褐色を帯びる。

☆コヒョウモン(小豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。★★★☆☆。前翅外縁だけは直線状となるヒョウモンチョウに対し、本種は前翅外縁も丸い。また、前翅表の外縁に沿って並ぶ2列の黒斑のうち後角の2つはくっついている。

☆ミドリヒョウモン(緑豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。★★☆☆。他のヒョウモン類とくらべると、オレンジ色の鮮やかさがやや少ないヒョウモンチョウ。後翅の裏面に白と黄緑色の帯がある。オスには前翅の表側に性標が3本みられます。

☆メスグロヒョウモン(雌黒豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。★★☆☆。雄と雌では色合いが大きく異なり、雄の翅の裏側は、後翅に薄黄色地に茶色の線と赤褐色の帯が見られます。翅の表側は、褐色の地に黒斑がはっきりしています。雌は翅の裏側は緑がかった地色に黒帯と白帯、翅の表側は、黒褐色の地色に白帯と白斑が目立ち、全く別種かと見間違えるほどです。

☆ウラギンスジヒョウモン(裏銀條豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類★★★☆☆翅の裏側は、黄褐色の地に前翅には黒斑と白斑列、後翅には、中央に白色斑列があり、銀色の筋のようにも見えます。

☆オオウラギンスジヒョウモン(大裏銀條豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。★★★☆☆後翅の裏面に白色紋列と褐色の帯があるヒョウモンチョウ。前翅の先端がやや突出している。

☆ギンボシヒョウモン(銀星豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。★★★☆☆裏の前翅は表と似ていますが後翅は黄褐色~黄緑褐色で、銀白色の斑紋が全体に散らばっています。裏側の後翅前縁に現れる銀白紋の数は4つでウラギン、オオウラギンは5つです。

☆サトウラギンヒョウモン(ウラギンヒョウモン)(里裏銀豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。★★★☆☆裏側は、緑がかった褐色の地に白銀の斑模様が、後翅亜外縁には褐色の紋が並んでいます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られます。雄は性標2本です。

※ウラギンヒョウモンはサトウラギンヒョウモンとヤマウラギンヒョウモンと2種であることが発表された。

☆クモガタヒョウモン(雲形豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。★★★☆☆オス(♂)は前翅表の内側に近い翅脈に沿って1本の黒条の性標が現れます。メス(♀)では前翅の翅頂付近に白色の三角斑があります。

☆ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。★☆☆☆☆メスの前翅の端を意味する褄(ツマ)が黒(クロ)色になっている、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。雄の翅の表側はヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄だが、後翅の外縁が黒い。

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