【タテハチョウ科の仲間たち(4)】
☆日本のチョウ(蝶)シリーズ ベース
☆タテハチョウ科の仲間たち(1) 15種 テングチョウ亜科、マダラチョウ亜科、ドクチョウ亜科
☆タテハチョウ科の仲間たち(2) 11種 イチモンジチョウ亜科
☆タテハチョウ科の仲間たち(3) 15種 タテハチョウ亜科、コムラサキチョウ亜科
☆タテハチョウ科の仲間たち(4) 14種 ジャノメチョウ亜科
◎2024年5月1日 編集 14種類・・・ジャノメチョウ亜科(14)
☆ジャノメチョウ(蛇目蝶)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。葉にとまったり、花で吸蜜していることが多いが、落ち着きがなく、人の気配に敏感で近づこうとするとすぐ飛び立ってしまう。
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☆キマダラモドキ(擬黄斑)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧★★★☆☆。翅裏の模様はサトキマダラヒカゲ・ヤマキマダラヒカゲと似るが、翅が丸い・前翅中室が大きい・後翅後縁の翅脈配列が前二種と違うなど構造的な差が大きい。
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☆オオヒカゲ(大日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★★☆☆。淡褐色で、後翅の眼状紋が目立つ、大型のジャノメチョウの仲間。山地性で、湿地のある疎林で見られるが、分布は限定される。近年、特に生息地が減っている。
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☆ツマジロウラジャノメ(褄白裏蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類★★★★☆。翅は黒褐色で、翅表には前翅に1個、後翅に2個の不明瞭な眼状紋があり、前翅には中央で切れる白色帯がある。後翅裏面には6個の眼状紋がある。
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☆クロヒカゲ(黒日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★☆☆☆☆。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の蛇の目模様が見られます。表側は黒褐色の地色に小さな蛇の目模様があります。
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☆サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★☆☆☆☆。本種は、後翅裏面基部の3つの紋のうち一番下の紋がくっ付いて直線状と、外縁に並ぶ眼状紋の黄色部が広い。翅の裏側は白と黄と黒の入り交じった文様で、蛇の目模様が並んでいます。
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☆ヤマキマダラヒカゲ(山黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、山(ヤマ)で多く見られ、黄色の斑(キマダラ)模様があるので命名されました。
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サトキマダラとヤマキマダラの相違点(参照)
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☆ヒメキマダラヒカゲ(姫黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。翅にヘビの目玉に似た丸い紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいので姫(ヒメ)、また黄色の斑(キマダラ)模様があるのにちなんで命名されました。
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☆ヒメジャノメ(姫蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★☆☆☆☆。コジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が明るいこと。草原や林の周辺で見られる薄茶色の地味なチョウ。はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ。
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☆コジャノメ(小蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ、茶灰色の地味なチョウ。翅裏の地色は本種の方がヒメジャノメに対し、暗色である。
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☆クロコノマチョウ(黒木間蝶)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。はねの端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。はねの裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。
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☆ベニヒカゲ(紅日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧(本州)★★★☆☆。黒褐色で、前翅に橙赤色の帯があり、帯の中には黒い眼状紋が並ぶ。本州では、中部地方以北に分布し、おもに標高1200m以上の亜高山帯に生息する。
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☆クモマベニヒカゲ(雲間紅日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧★★★☆☆。北海道・本州(中部地方以北)本州では高山チョウとして知られる。ベニヒカゲとは、後翅(はね)の裏側に白い帯があることと、縁毛が白く目立つことで見分けられます。
メスは橙色帯が淡色で幅広く、その中の眼状紋の中心に小さな白点があります。(上段:♂、下段:♀)
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☆ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★☆☆☆☆。はねの裏面には細かい波形のもようがある。後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。草原や林の周辺で広く見られる普通種。人家周辺にも多い。
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