越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ホウチャクソウ (宝鐸草)

2024-07-04 08:23:31 | 山野草(白花)

【ホウチャクソウ (宝鐸草)】
野草   : ユリ科 チゴユリ属
花期   : 5月~6月
名の由来 : 筒状で細長い花の形を寺院の軒下にぶら下がっている装飾品である「宝鐸」に見立てた。

高さ30~50センチメートル。同属のチゴユリによく似ているが、より大形である。花は筒形で、長さ2~3センチメートル。

花被片(かひへん)は6枚で、斜開しない。名は、花のつく形を宝鐸(ほうちゃく)(堂塔の四方の軒に吊(つ)るす大形の風鈴)に見立てたもの。

林内や藪(やぶ)など陰地に生えている。

◎2024年5月22日 富山県にて 写真2枚 追加しました

 

◎過去の画像です










よろしければ、日本ブログ村・花ブログ【山野草(山野草・高山植物)】をクリックして下さいね。
にほんブログ村 花ブログ 山野草・高山植物へ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タテハチョウ科の仲間たち(4)

2024-07-04 07:21:55 | 蝶・仲間シリーズ

【タテハチョウ科の仲間たち(4)】

☆日本のチョウ(蝶)シリーズ ベース

☆タテハチョウ科の仲間たち(1)    15種  テングチョウ亜科、マダラチョウ亜科、ドクチョウ亜科

☆タテハチョウ科の仲間たち(2)    11種  イチモンジチョウ亜科

☆タテハチョウ科の仲間たち(3)    15種  タテハチョウ亜科、コムラサキチョウ亜科 

☆タテハチョウ科の仲間たち(4)    14種  ジャノメチョウ亜科

 

◎2024年5月1日 編集     14種類・・・ジャノメチョウ亜科(14)

☆ジャノメチョウ(蛇目蝶)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆葉にとまったり、花で吸蜜していることが多いが、落ち着きがなく、人の気配に敏感で近づこうとするとすぐ飛び立ってしまう。

☆キマダラモドキ(擬黄斑)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧★★★☆☆翅裏の模様はサトキマダラヒカゲ・ヤマキマダラヒカゲと似るが、翅が丸い・前翅中室が大きい・後翅後縁の翅脈配列が前二種と違うなど構造的な差が大きい。

☆オオヒカゲ(大日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★★☆☆淡褐色で、後翅の眼状紋が目立つ、大型のジャノメチョウの仲間。山地性で、湿地のある疎林で見られるが、分布は限定される。近年、特に生息地が減っている。

☆ツマジロウラジャノメ(褄白裏蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類★★★★☆。翅は黒褐色で、翅表には前翅に1個、後翅に2個の不明瞭な眼状紋があり、前翅には中央で切れる白色帯がある。後翅裏面には6個の眼状紋がある。

☆クロヒカゲ(黒日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★☆☆☆☆。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の蛇の目模様が見られます。表側は黒褐色の地色に小さな蛇の目模様があります。

☆サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★☆☆☆☆。本種は、後翅裏面基部の3つの紋のうち一番下の紋がくっ付いて直線状と、外縁に並ぶ眼状紋の黄色部が広い。翅の裏側は白と黄と黒の入り交じった文様で、蛇の目模様が並んでいます。

☆ヤマキマダラヒカゲ(山黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、山(ヤマ)で多く見られ、黄色の斑(キマダラ)模様があるので命名されました。

サトキマダラとヤマキマダラの相違点(参照)

☆ヒメキマダラヒカゲ(姫黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。翅にヘビの目玉に似た丸い紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいので姫(ヒメ)、また黄色の斑(キマダラ)模様があるのにちなんで命名されました。

☆ヒメジャノメ(姫蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★☆☆☆☆。コジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が明るいこと。草原や林の周辺で見られる薄茶色の地味なチョウ。はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ。

☆コジャノメ(小蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ、茶灰色の地味なチョウ。翅裏の地色は本種の方がヒメジャノメに対し、暗色である。

☆クロコノマチョウ(黒木間蝶)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★★☆☆☆。はねの端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。はねの裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。

☆ベニヒカゲ(紅日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧(本州)★★★☆☆黒褐色で、前翅に橙赤色の帯があり、帯の中には黒い眼状紋が並ぶ。本州では、中部地方以北に分布し、おもに標高1200m以上の亜高山帯に生息する。

☆クモマベニヒカゲ(雲間紅日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧★★★☆☆北海道・本州(中部地方以北)本州では高山チョウとして知られる。ベニヒカゲとは、後翅(はね)の裏側に白い帯があることと、縁毛が白く目立つことで見分けられます。

メスは橙色帯が淡色で幅広く、その中の眼状紋の中心に小さな白点があります。(上段:♂、下段:♀)

☆ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。★☆☆☆☆はねの裏面には細かい波形のもようがある。後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。草原や林の周辺で広く見られる普通種。人家周辺にも多い。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする