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ある意味サプライズ? 小林公喜・総務部長 ⇒ 副知事

2005年02月27日 | 長  野  県  政
田中知事は空席になっている副知事に小林公喜・総務部長を充てる人事案をこの2月議会に提案している。2000年の最初の選挙で、女性と県庁内から一人を副知事にする二人副知事制を公約したが、はたされず、ほとんど空席。女性が副知事になったことはない。
● 注目される№2小林総務部長の去就 2月14日号
http://blog.melma.com/00060168/20050216
で小林部長について触れ、このまま定年退職の見込みかと書いたが、意外な展開だ。
定年延長してもう一年部長ーどころか、副知事だという。これを予想していた人はいなかった。ある意味サプライズ人事か。

小林氏は03年4月に、新設の初代経営戦略局に就くまでは職員間の評判も悪くなかった。その後、評価は下がるばかりだ。
03年9月議会で田中知事に、答弁の仕方が”正直でいけない”と議場の衆人環視の中で叱責され、それがしっかりテレビカメラに捉えられ放送され、話題にもなった。そのショックで約3カ月間の休職、入院。一時はぶん殴って辞めてやるーとまで言っていたようだが、いつの間にか田中知事の腹心的存在に。
03年暮れ、田中知事が人工膀胱取り付け手術で入院した際、小林部長も同じ病院に療養入院し、そこで”相互理解”を深めたらしい。なんでもその病院を小林氏に紹介したのは田中知事だという。

退院してからは、緊急避難的に経営戦略局長から総務部長に降格。
最近では公文書隠ぺい問題などで田中知事に不利な発言をたびたびしている。こういったことから、田中知事離れも囁かれ、退職説の根拠となっていたのだがー。
うがった見方だが、田中知事に不利な発言をしたのは議会寄りなことを示すポーズで、副知事選任案に議会の同意を得る高等戦術ーという声もある。

小林氏の副知事昇格で微妙な立場に立たされるのが、青山篤司出納長。青山氏は一時は議場でも「よっ、副知事」などという野次が飛ぶほど田中知事の立場に立っての発言が多かった。それが、最近ではすっかり影を潜めていた。山口村の合併反対騒動などで田中知事との意見対立が決定的になったものーと見られている。
かつては議場でも阿部守一元副知事を飛び越えて、よく耳打ちする場面があったのだが、今では目も合わせない。

議会、県庁の中では、いずれタイミングを見計らって、空席になっている副知事の座に据えられるものと見られていたが、なくなった。
青山氏にしてみれば、後輩に追い抜かれたようなものでもあり、田中知事から”お払い箱”を宣告されたようなものでもある。いま行われているスペシャルオリンピックスが終わったら出納長を自ら辞めるのではないかと見られている。

副知事要員としてもうひとり松林憲治・経営戦略局長がいるが、これはまったく使えないーということで副知事の声はない。ポスト的には総務部長より上だが考慮の外。
なにしろ普通の会話をするのも困難で、コミュニケーションもとり難い。いくらなんでもあの人を副知事にはしないだろうーといわれている。
12月議会で「誠意ある議会対応を求める決議」を賛成多数で議決されているのも問題。副知事には議会の同意が必要で、これだと通る見込みはない。

2月22日の萩原清議員(自民党)の質問の中で、萩原議員が上に書いた松林局長の議会決議について触れると、松林局長はそこを捉えて過剰反応。
答弁の前にわざわざ萩原議員の言葉尻を捉え、
「私は経営戦略局のトップとして県民の目線に立っているー」と反発した。
質問されていないことについて発言した”不規則発言”のようなもので、言いがかりともいえる。先の議会議決への意趣返しが背景にあるようだが、本会議の場で県庁幹部が言うことか?と思える。
次は「答弁に私情を持ち込まない決議」でもされないように願うばかりだ。

その大人げない模様。
本会議 録画中継 2月22日 萩原清議員(その1)
http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/movie/library.htm
問題の部分。
萩原議員の発言 1:45 ごろから
松林局長の発言 1:57 ごろから


消去法でいくと、もう小林氏しか残っていないから、ある意味小林氏の副知事は当然かもしれない。
ぶん殴って辞めてやるとまで言っていたのに、その後仲良くなっちゃうような人ですから、こういうことがあっても不思議はありませんーという声もある。

議会はこの人事案に表立って反対する理由がないーようだ。ただし、これはいまのところーという留保つき。小林氏は知事と近すぎることから、本誌で指摘したようにしなやか会の金にかかわる問題も抱えている。3月10日以降に行われる委員会審議の中でどんな風になるか注目だ。
13:40

議会中継を見るためのソフト RealPlayer は最新版を使うことを推奨します。無料で使えます。知らずに古いのを使っている場合があります。私がそうでした。いま10.5が最新のようです。ダウンロードの速度が速く、見たいところを探すのに便利です。
県議会HPからも入手できるようです。
http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/movie/setsuzoku.htm

この下の記事の一番最後に、
県庁職員氏の内部告発コメントがあります。現職職員の生々しい人物評定です。ぐっぐっと、下にスクロールしてください。

今議会の注目点。「コモンズ支援金」と「テレビ予算増」

2005年02月26日 | 長  野  県  政

●ヒモ付き「コモンズ支援金」
今度の議会で注目されているものに、「コモンズ支援金」というのがある。
市町村支援を名目に10億円を田中知事が自分の気に入ったところにばら撒こうというものだ。これは吉村県政下にあった第二交付税のようなものでよろしくないーと反対の声が多い。第二交付税というのは、かつて県庁の偉い人が市町村に出向するときにお土産のように付けられていた予算だ。それを田中知事がやろうというのだ。名前が変わっているだけで、ヒモ付きの予算で市町村をコントロールしようという点では同じだ。
田中知事のお気に入りの市町村に割り振られ、これをテコに、市町村を自分の思い通りに操る腹だーと見られている。

マスコミの豆記者クンたちもゴチャゴチャ書いているが、隔靴掻痒なんのことやら分からない。当然私のほうがすっきり本質を分かりやすく書いている。見出しからして分かりにくい。訳が分からないように書けば高級だと思っているのだから困ったものだ。こういう目くらましに感心するのは程度の低い読者だけ。新聞記事は平易に書くものだ。

「市町村支援」 「分権」路線 交代の懸念 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/058/1.htm

性格付けに広がる懸念/新交付金  朝日
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?c=48&kiji=1

現地採択7割 本庁3割 県のコモンズ支援金配分(2/24) 信濃毎日
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2005/0008.htm

県側は市町村に喜ばれているーといっているが、貰うほうは財政難の折り、くれるものだから一応貰っておこうということだ。来年度の予算は、もうどこの市町村でも組んである。いまごろ本当に貰えるかどうか分からない予算の話をされても困るーというのが本音だ。

誰がどういう理由で、どこの市町村に割り振るかが問題だ。一応選定委員会が設けられそこで決められるようだが、その人選が問題だ。早くも、市町村側の代表者を入れろとか、他県の大学の先生ではなく県内の人をーといった声が出ている。これまで、こういった委員会が知事の意見の代弁機関として利用されてきたことの学習効果だ。

田中知事は市町村からの要望だというが、田中知事は市町村長とほとんど会っていない。田中知事のいう要望は、車座集会などでの住民の発言を指しているようだ。直に住民の声を聞きーということだろうが、行政に素人の住民の声は突拍子もないものも多い。漠然とした思い付きを具体化するのは大変だ。それに予算を付けようというのはある意味”お遊び”が過ぎ、不真面目でさえもある。一部の偏った意見に行政が左右されているといった批判もある。

その車座集会も低調で参加者は少ない。だいぶ前から話題にすらならない。開催地も自分の気に入ったところに行く傾向が強い。発言者も事前に決まっているのではないか?批判的意見はきかないし、そもそも発言も許されないーといった声が参加者の間にある。気に入らないもののは指名しないーは知事会見でもやっている。

貰うほうの市町村は何に使っていいか分からないという。使い道も限定されるようだ。本当は人件費に充てられれば一番助かるがそうはいかない。支援金だからなんらかの事業をやるときの足りない分を補うような性格だ。ヒモ付きの限られた予算で何かをやるのは難しい。

県民クラブがこれについて県下の市町村にアンケートをした。78.6%の回収率でこういう結果になっている。

<a href="http://www.avis.ne.jp/%7Eryuusei/seiji/seiji.htm">柳田せいじホームページ せいじの政治</a>
評価する。12自治体13.6% 
評価しない。47自治体53.4%
わからない。29自治体33.0%

せっかくお金をくれるというのに評判はよくないようだ。
このコモンズ支援金も山口村の合併反対のときと同じように突如浮上してきたものだ。
ボクがせっかく市町村の住民のためにしようとした良いことを首長や議会の皆さんが反対してーと田中知事がくちびる尖らせてテレビで言う図が想像される。

● 田中知事の県広報テレビ出演 → 増
もうひとつ、気になる予算がある。広報費が平成16年度の2億2,265万円から平成17年度は3億4,304万円と1億2千万円も増額提案されている。これも柳田議員が指摘している。
何も打ち合わせをしたわけではなく、たまたまだ。多くの人が問題視しているということだ。読者からメールでの指摘もあった。
こんな予算増を誰も望んでいない。担当部局から上にあげたものではないようだ。

県では現在、週一回5分のものを2本と、月一回10分のテレビ広報番組を持っている。これを10分のものを30分に増やしたい考えだ。何のために増やすのか担当者に理由を聞いたはずなのだが、記憶にない。観念用語をばーっと並べられ、右の耳から左の耳に抜けていったようだ。
ちなみにこの10分番組を現在放送しているのは長野朝日放送だが、拡充する際にはプロポーザルをして、他局も比較検討するそうだ。

何のために放送時間を増やすかといえば、それはもう、田中知事がテレビの効用を高く評価しているからに違いない。ひらったくいえば、自分の出番を増やしたいってことだろう。

納得いく説明がなければこんな予算を認めるわけにはいかないーと議会側は削る構えだ。
12:02

今後の掲載予定。
副知事人事についてー。
27日お昼ごろアップ予定。


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県庁職員氏の内部告発コメントがあります。()内の数字をクリックしてご覧ください。


いきなり「田中康夫」おろしーと見出し打つヨミウリWの唐突

2005年02月26日 | 長  野  県  政
ヨミウリ ウイークリー 3月6日号 ★発売日・2月21日
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/
ついに始まった「田中康夫」おろし

ヨミウリ ウイークリーが上のような見出しで、田中知事批判記事を載せている。
経済誌などではあったが、一般週刊誌で初の田中知事批判といっていいだろう。しかし、ピントがずれてる。

トップ見出しを【ついに始まった「田中康夫」おろし】とするのは唐突だ。
なぜ、田中康夫がおろされることになったのかが抜け落ちている。これだと読者は抜けている部分を自分の知識で補うしかない。ネット情報を見ていれば田中知事の正体はすっかり暴かれて、そのため引きずりおろされるのが分かるが、マスコミではそれは充分に伝えられていない。そういった中で、この見出しを見た読者は、これまでマスコミ上で流布されている情報を元に抜け落ちている部分を補うだろう。

それは、田中知事=改革派。それに対する守旧派の議会・長野県庁という構図だ。
つまり、守旧派が田中康夫おろしを始めたーと多くの人は受け止める。中身を読めばそうではないことが分かるが、見出しではそういうことになる。こういう見出しの付け方はおかしい。

【改革者ではなかった田中康夫】とするのがよかったのではないか?
おろされることになったのは改革者ではなかったからだ。そのステップをすっ飛ばしていきなり「おろし」がはじまったと見出しを打つセンスは理解できない。
改革者ではなかったーとしたほうが真実だし、格調も高くなる。「おろし」という言葉は後ろ向きだし品がない。心理的に手を伸ばしづらい。

記事の中身はこれまでの経過を羅列し、元支持していた人たちも批判しているーといった内容だった。肝心の「おろし」について具体的な情報はない。実を言えば「おろし」なんていえるものはない。具体的対立候補なんてのも挙がってない。あれやこれやといろんな名前が出ているだけのことだ。

この記事の取材には以前読売長野支局にいた記者が関わっているようだ。県政のことも知っていただろう。なのに、こういう記事になり、見出しになる。不思議だ。
0:55

 予告=26日正午ごろ、
   今議会の注目点。「コモンズ支援金」と「テレビ予算増」
   をアップ予定。

田中知事、噂の”ホテル・クレーマー”振りを公的に”自白”  議会ー速報

2005年02月24日 | 長  野  県  政

05年2月24日、長野県議会本会議代表質問で、竹内久幸議員(県民協働ネット)が知事の政治資金の使い方について追求した。
そのなかで、
竹内議員ホームページ記載のこの部分について田中知事は矛盾のある説明をした。
---------------------------
「噂の真相」2003年8号の5月23日(金)の欄に「上京。土木建設業界の構造改革に関して、複数名の人物と懇談。グランドハイアット東京。」と記載されていることが分かりました。
---------------------------
http://www.ne.jp/asahi/nagano/21/news/2005/n_05021600.html

ここにはこう書いてあるが、田中知事の後援会しなやか会の収支報告書には同日のグランドハイアット東京での支出の記載はなく、この点を竹内議員が問うと、会食したことは認めたものの、料金については”踏み倒した”ことを婉曲に”自白”した。
議場からは
「へ~、いいなぁ~知事になるとそんなことができるんか」
「おどろいちゃうね」
などといった野次が飛んだ。
田中知事は自称・ホテル評論家としていろんなホテルに泊まり、クレームを付けることによって料金を踏み倒すーとの風評があったが、公の場で”犯行”を認めたのは初めてではなかろうか?

収支報告書によれば、
一泊52万円!田中知事後援会 平成15年度 収支報告書 2005年03月05日    
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/50702649.html

5月23日 会食 54,747 御膳房 東京都 六本木6-8-15
と記載されているが、同日のグランドハイアット東京への支払い記録はない。
「御膳房」は田中知事ご愛用の高級中華料理店で、同ホテルの近くにある。
同じ日の同時刻に、同ホテルと高級中華料理店で二度も豪華な夕食をとることは普通の胃袋を持っているなら不可能で、田中知事の説明どおり「実際に食事をした日と支払いをした日は違う」としてもホテル料金を踏み倒したことは間違いない。

その”踏み倒し”自白内容だが、
ホテルができたばかりのときに利用したので、従業員のサービス、ホテルのシステム等について至らない点を”助言”し、支配人と”議論”してお互い納得して、宿泊もしていたがトータルに支払いを求めないという形にしてもらった。こういうことはホテル業界では”よくあること”と何度も強調。さらに、”無銭飲食ではない”とまで弁解していた。
飲食した人数は忘れたといっていたが、10人近くいたようで、だとすると軽く10万円オーバーということになる。たいしたクレーマー振りではある。どんな助言や、議論だったのか詳しく聞いてみたいものだ。
田中知事は「よくあること」といっているが、こんなことを度々する人はいないと思う。「いつもやってること」の間違いではないのか?
一緒にタダ食いした人たちは田中知事が助言をしていたときどんな顔をしていたのだろう。一緒になって文句を言っていたということか。
このときのメンバーは
「土木建設業界の構造改革に関して、複数名の人物と懇談。」
ということだから、それなりの見識ある方もいただろうに、田中康夫と一緒になってタダ食いなどして恥ずかしくないのだろうか。
代金を払った上で助言するーというスマートな手もあったはずだが田中知事はそ
うはしなかったようだ。

*議会中は一日に数回更新されることがあります。本日もこの記事は二回目のものです。下の記事もお読みください。
なお、25日から3月1日まで議会は休み。次回開催は3月2日。
18:47


この件を、翌日の25日になって読売が後追いで書いているので、お知らせまでに貼り付けておく。

ホテル代無料提供受ける 知事「業界でよくあること」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/023/985.htm

 議会情報は、マスコミより<早く、詳しく、分かりやすい> 当ブログでー。
   議員、県庁職員、マスコミ関係者に評判のブログだ。


田中知事「一般からのメールも公文書」を修正答弁

2005年02月24日 | 長  野  県  政
田中知事は、いま開会中の2月議会本会議で、
「知事のメールアドレス governor@pref.nagano.jp 宛てにきた一般からのメールも公文書である」と、23日に答弁して問題になっていたが、きょうの本会議の答弁の中で、わざわざこの問題について自分から触れ、修正答弁した。さすがに、マズイと思ったということだろうか。

修正答弁で、
「公的文書とは、プリントアウトされ、職員間で回覧され組織的に利用されること」
などと定義した。

これはそもそも、23日の答弁が間違い。田中知事の”無知”によるものだが、その背景には情報管理に対する問題意識の低さがある。田中康夫は作家の肩書きで、マスコミや情報について語ることが多いことから、情報について問題意識が高いかのように錯覚されがちだが、それは勘違いだ。

田中康夫はこういうことについて語ることが”格好いい”と思っているから口に出しているに過ぎない。問題意識のかけらもないことがこの答弁で露呈した。多少でも問題意識があったら、「一般からのメールも公文書」などという馬鹿なことを言うはずがない。な~んにも考えていないのである。こんなことを言い出す意識の底には”自分は官の一員、権力の中枢にある”といった驕った意識が感じられる。そこには市民の意識や目線はない。

修正答弁するときの言い回しも、姑息で、はっきり「きのうの答弁は間違いでしたので訂正します」とは言わないで、持って回ったような言い方だ。何を言っているのか分からないような言い方で、自分の言論に責任を持つものの態度ではない。言論人たる者、自分の発言は明瞭にしなければならないーのは最低限のことだが、それすら意識にないようだ。田中康夫を評するに言論という言葉を使うも片腹痛いが、とんでもない”まがい物”を知事にしてしまったものだ。
14:45

田中知事後援会「しなやか会」収支報告書 ホテル代一泊十万円がぞろぞろ 

2005年02月23日 | 長  野  県  政

   ☆彡スクープ
● 田中知事後援会「しなやか会」収支報告書 公開
   一泊最低5万5千円、超高級ホテルに3日間で72万円!
   政治活動費を私的遊興費にー
   掲載場所 http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/50702649.html

本日、上記見出しの記事をメルマガで配信しました。
「収支報告書」はメルマ・ブログに掲載しました。メルマガで配信したり、ここに載せるより見やすいと思ったからですが、あまり変わらないようです。文書量が多かったのも考慮しました。


それにしても連日10万円単位での会食や、高額のホテル代の出費には驚かされます。
話には聞いていましたがこれほどとは思いませんでした。これはもう、政治活動というより田中康夫個人の遊興費にしなやか会の政治資金が流用されていたということではないでしょうか。
しなやか会は田中康夫に遊興費をみつぐ会のようです。

とりあえず、収支報告書を掲載しましたが、この日付と行った場所などを照らし合わせるとまた何か新しい発見がありそうです。読者の皆様で気付いたことがあったらメールをいただくか、このブログのコメントに書き込んでください。ただし、ここに書き込むということは田中康夫やその周辺の人たちに筒抜けになるということでもありますので、その点注意してください。
ここに書くのは感想等にして、情報やアイデアはメールでというのがいいかと思います。
メールアドレス tuigekiml@infoseek.jp


 ”公私混同”スクープ  疑惑のしなやか会クレジットカード

2005年02月21日 | 長  野  県  政
   ”公私混同”スクープ
● 疑惑のしなやか会クレジットカード   
   知事側近職員が預かり、ホテル代など支払い
   職員との飲食代も気軽に「しなやか会持ちで」とメール
   
▼ ”なんとなくグレー”が良策、田中知事相手に完勝狙うは愚の骨頂
    百条委員会設置についての議会のムード
   
● しなやか会幹部小林誠一氏が、田中知事に打ったメール
   竹内議員のHPに掲載
─────────────────────────────────
本日、上記見出しのメルマガを配信しました。
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証言に食い違い。あらたな火種も!開会前から混迷模様の2月議会

2005年02月19日 | 長  野  県  政
2月議会を前にして、14日総務委員会が行われたが、これが当初の予想以上に尾を引いて、その後17、18日と行われ、土日をはさんで21日にも行われることになっている。
概報のように、岡部英則・元経営戦略局参事が、田中知事の指示を受けて下水道公社にかかわる問題で、「県文書の隠ぺい工作をした」という証言が行われたのが発端だが、この証言の真偽を確かめるために17日、参考人として呼ばれた北原俊樹・元知事秘書が、これを否定する証言を行ったために事態は混迷している。
「いったいどっちの言っていることが本当なんだ」という疑問の声が起こっている。
総務委員会は21日も行われ、場合によっては田中知事も出席し発言する。田中知事は出て行って喋りたい考え。ここで合理的説明がなされれば問題ないが、いつものとおりの誤魔化しや、すり替え論法をするようだと問題で、最悪、議会本会議の開会が危ぶまれることもある。

議会内には、この問題を一時棚上げして開会中の議会の中で議論するのが本筋とする意見がある。これはもっともで、そもそもこのような委員会は議会が終わった後に、積み残した問題を片付けるためにするのが通例。今の事態はこれと逆転しており、異常。
私がつかんだ最新の極秘情報ではこの問題の他に、あらたな問題も火を噴きそうで、21日の委員会は注目の度が増す。
0:13

”なんとなくグレー”が良策、田中知事相手に完勝狙うは愚の骨頂

2005年02月17日 | 長  野  県  政
百条委員会設置だが、議員によって意見は結構違う。同じ会派の議員でも違う。長野県議会というと、2000年の知事選挙の際、県政会といった所属議員31人の県議会最大会派(定数60当時)を結成し、当時副知事の池田文隆氏を擁立したことから、さぞや一枚岩と思われがちだが、そうではない。

いまの議会は03年4月に行われた県議選の結果、半数が新人議員に入れ替わっている。ひとり一人の議員が別個の意見を持っている。あまりにバラバラ過ぎて議会としての意思統一に支障をきたすぐらいだ。

百条委員会についても非常に慎重だ。議員は詰め切れなかった場合のことをまず考えている。大騒ぎをした挙句、成果が得られなかったではないかーという批判を恐れている。
かつて、体制翼賛会的に田中知事を批判し、辞職勧告決議までして失敗したことのトラウマを、その決議に参加したわけでもない新人議員たちまでもが背負っている。これは議会人としての責任感の発露だろうが、慎重に過ぎる。

いま田中知事の支持率は読売、朝日の去年の調査で全国最下位の知事となっている。このところの数々の疑惑でさらに下がっているだろう。改革を掲げてさっそうと登場した時とは状況が大きく違う。果断を持って百条委員会を設置すべきだろう。
世論は百条委員会設置に大きく傾いている。私が聞く多くの県民、識者の意見は百条委員会設置だ。今議会で田中知事の言い分と内部告発証言との違いが鮮明になったとき、何もしないでは議会の責任が問われる。

いまの議会は「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」状態。
辞職勧告決議は唐突で多くの県民世論が納得しなかったが、今度は逆に百条委員会を設置しないでは納得しないムードだ。
為さざるときになし、為すべきときに為さざる状態だ。

世論頼み、イメージ戦略しかない田中知事にとって、百条委員会は設置されただけで大きなイメージダウンだ。浮気で粗忽な世論は百条委員会の中身まで精査することはあり得ない。上辺を見るだけだ。なんか裁判のようなことが行われ、そこの被告席に田中知事が座っているーと捉えるだろう。極論すれば結果なんてどっちでもいいのだ。百条委員会を設置して、田中知事にグレーのレッテルを貼り付ければそれでOKなのだ。

”なんとなくグレー”というのが田中康夫にとって一番痛いのだ。なんとなくだから反論もできない。「窺い知れぬ奥深いものがー」などと言っている田中康夫にそっくりそのまま、その言葉をお返ししてやればいいのだ。

百条委員会設置の名目は熟考しなければならない。マスコミで報じられるとき、何のための百条委員会なのかーと一語で分かりやすく報じられるようなタイトルを付けなければならない。訳の分からない”議会語”ではダメで、週刊誌の見出しをつけるような感覚で付けた方がいい。

議会は田中知事の完全ノックアウトを狙っている。白黒はっきり決着を付けられれば理想だろうが、”演技性人格”と臨床心理士の矢幡洋氏に「アイドル政治家症候群」で断じられている田中康夫相手に勝てる見込みはない。田中康夫に勝てるのは彼以上の嘘つきのペテン師以外いない。
田中康夫相手に一体この世の誰が完全ノックアウトできるというのだ。彼に負けることは、なんら恥ではない。勝つことのほうが恥だろう。

田中康夫に議論で勝とうなどと思ってはいけない。彼に論理は通用しないのだから勝てる道理がない。勝つには彼と同じ領域に踏み込まなければならない。
一昔前に、はやったCMの「人間やめますか?それとも・・・」という世界なのだ。

常人としてのものを捨てて彼に勝ったとしても、それはもう勝ちではない。アッチの世界の人になることなのだ。不真面目なペテン師相手に、あまりに生真面目に対応するのは愚だ。


議会開会中は日に2、3度更新されることがあります。16日は二度更新しています。
百条委員会について意見ある方はコメント()内の数字をクリックして書いてください。百条委員会のネーミングについて案があったら書いてください。例えば、「田中知事と内部告発のギャップ検証委員会」など。
ここは一日約2千アクセスある、多くの議員、マスコミ関係者注目のブログです。あなたの意見が参考にされるかもしれません。
夜10時ごろから1時ごろまで、表示されにくいことがあります。

きょう17日も総務委員会で岡部氏証言

2005年02月17日 | 長  野  県  政
日付が変わったので新しいページで書くが、内容はきのうの続き。

きょう17日も総務委員会で岡部氏が証言する。証言は午後一時半か二時ごろからになる予定。14日は午後5時ごろまで委員会は行われた。
岡部氏は「この前ほとんど話した」としているが、新しい証言が出るかもしれない。
14日の補足と、住基ネット関連の問題になる見込み。

この稿続く。
9:00

岡部証言の背景

2005年02月16日 | 長  野  県  政
経営戦略局元参事・岡部英則氏(現・障害者福祉センター所長)の衝撃的証言が、14日県議会総務委員会で行われた。
この中で、岡部氏は田中知事に
「2、3の問題について公開されると困るんだ~」などと言われ、下水道課長に公文書ではない方向に話を持っていったことなどを3時間ほどに渡って証言した。
生々しい証言に総務委員も驚いていた。

この日の証言は、横ヤリが入らないように直前になって連絡が行われた。ある議員は「事前に話が広まるといろいろ雑音が行って、証言されない恐れも出てくるので気を使った」と言っている。

これがどういうことを指すのか読者は、よーく考えて欲しい。
岡部氏も「こういう(証言する)時がくるのではないかと思っていた。マスコミなどにも肝心なことはあまり話さないようにしていた」と言っている。

包み隠し事のない県政ーが旗印だった田中県政の陰でこのようなことが03年10月当時から行われていたのだ。ここでひとつ留意しておきたいのは、岡部氏が経営戦略局にいたのは03年9月から11月までの3カ月だったということだ。この短い間だけでもこういう問題があったということだ。これ以外の時期にも当然様々な問題があっただろうことが推察される。内部告発者が現れたから、この時期の問題が表面化したーと取るのが妥当なところだろう。闇に埋もれたままになっている問題は山ほどあると見なければならない。

いま県では田中知事の肝いりで、吉村県政時代の問題点を検証するとして「長野県調査委員会」なるものを設置しているが、田中県政終了後には”田中県政調査委員会”を設置しなければならないなーということが言われている。

マスコミではあっさり報道されているが、岡部氏が下水道課に働きかけたのは一回や二回ではない。何度も下水道課長と話し合っている。下水道課では文書を非公開とするのは田中知事の理念に反するーと主張して田中知事に直訴のメールを打とうとした職員もいたようだ。今にして思えばマンガだが、当時はまだ田中知事の正体も知られていなくて、本気でそう思っていた職員もいたようだ。
いっそのこと、田中知事に直訴すればどんなことになっていたのだろう?と思うと笑いがこみ上げてくる。まさか、直訴した相手が隠蔽を指示していたとはー!三文ドラマの筋書きによくこんなのがあるが、それが長野県庁では現実に起こっていたのだ。これが笑わずにいられようか。

田中知事はそんな指示はしていないと否定しているが、こういったやり取りがあったのはその当時の大勢の下水道課の職員が知っている。なかにはもしかして、本当に田中知事に直訴したものもいるかもしれない。そうすれば何らかの証拠が残っているはずだ。否定しても否定しきれるものでない。真実は必ず明らかになる。

百条委員会設置は議員によって意見が違い微妙だが、やる方向に傾いている。いずれにしろ、今議会の成り行きを見て、終盤に意見が集約されるものと見られる。
世論の動向も大事で、読者諸氏も意見があれば直に議会に言うのがいい。議会は世論に敏感になっているので無駄にはならないと思う。来た意見をプリントアウトして壁に貼ってある会派もある。無視されるということはない。

*とりあえずここまで。休憩後、日付が変わった後続きを書く可能性50%ほどあり。
23:37

再開。
ここで、新しい読者に説明しておこう。
岡部氏は、「戸隠山」というハンドルネームで田中県政誕生直後からインターネット上で田中知事の提唱する「隠し事のない自由闊達な議論」のできる県政を支持する立場で発言してきた人だ。田中知事が批判する古い体質の県庁職員の対極にいる人だ。その人がした証言だけに重みは二倍だ。(了)

ついに百条委員会設置か?

2005年02月16日 | 長  野  県  政
 ついに百条委員会設置か?

きょうから2月県議会(3月24日まで)が開催されている。
田中県政下でこれまで様々な問題が起こるたびに、百条委員会を設置し徹底究明すべきという世論があった。議会はこれについて慎重だったが、いよいよ具体化される機運が盛り上がってきた。
詳細は後ほどー。
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2月5日に「連日1000オーバーのアクセス」のお知らせを書いたが、その後も増え続け、昨日のアクセス数を見たら約2000あった。メルマガ読者もこの数日で数十の単位で増えた。
ので、
議会総務委員会で14日、経営戦略局元参事、岡部英則氏(県障害者福祉センター所長)が参考人として証言した件についてなにか書きたいと思います。
掲載は夜になります。
12:15

参考記事。

県政の不透明さ示す 元担当幹部、県会委で証言 信毎
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2005/0003.htm

記録文書「出さぬ方向で調整-知事から指示された」(2/15) 信毎
http://www.shinmai.co.jp/kensei/2005/0002.htm

「知事から調整指示」と県幹部が証言  朝日
http://mytown.asahi.com/nagano/news01.asp?kiji=5112


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”脱庁喫煙”族

2005年02月15日 | 長  野  県  政
昼休みに県庁の裏に行くと職員がタバコを吸いに外に出てくる光景を目にすることができる。あっちこっちにざっと、百人近くはいるだろうか。県庁は去年12月から敷地内全面禁煙ということになっている。敷地を一歩出たここならセーフというわけで職員が脱北、ならぬ”脱庁喫煙”にくるわけだ。

県庁裏北側の道路が喫煙族の束の間の憩いの地だ。西庁舎の西側にもいる。いまは真冬で寒い。それでも多くの職員が出てくる。なかには防寒用の上着を羽織ってくる職員もいる。5人~10人の人溜まりができて談笑しながら、あるいは一人ぽつねんと空に向かって煙を吐く人がいる。その光景は奇妙だ。まるで高校生が隠れて校舎の裏側でタバコをすうときのようでもある。念のため言っておけば、職員は吸殻を入れる携帯灰皿持参だ。

一時にいる喫煙族は百人前後だが、実数はもっと多い。2、3分でタバコをすって帰ってしまう人が大半だ。入れ替わりがある。それらの人を合計すると数百人に上るだろう。

禁煙は健康のためーというのが大義名分だが、しかし、そうはいってもすいたいものはすいたい。わかっちゃいるがやめられないーということは人間ならあるわけで、それを規則で縛ってみてもはじまらない。そこまでいうなら長野県全部をお得意の脱タバコ宣言でもして、県内全面禁煙にしたらどうかとも思う。そこまでやったら立派だが、できっこない。

ダメだというが、その代わりの対策というものがない。ダムでも何でもそう。よく言って、理念先行、現実的方策なきまま突っ走る。

”脱庁喫煙”はある意味田中県政の象徴でもある。表向き、うわべさえ恰好が付いていれば後のことは考えないーというのが田中康夫流だ。県庁のそこかしこに健康増進法の施行に伴い実施しましたーと貼り紙がしてあり、たまに訪れる観光来庁者は、あらまぁー、さすが田中知事すばらしいーと感心するかもしれないが、裏に回ればーということだ。

昨年、週刊誌がこの光景を遠くから望遠レンズで撮って批判的に載せた。この光景は田中知事提唱の禁煙の精神からいえば外れたものだろう。田中知事の一見高邁な精神は、県庁の裏でせせら笑われている。

蛇足。
私はタバコはたまにすうだけだ。こころみに職員に交じって一服してみた。たまたまメンソールのタバコを買った。すってみて分かったが失敗だ。のどから胸の奥までどころか、身体の中まですーっとする。服を一枚はがされたようだ。室内ですっている分には分からなかったが、外ですうメンソールはマジで身体が冷える。近頃は流行で、半分近くがメンソール銘柄のタバコ自販機があるが、県庁近くでは売れないのではないか。

県庁見取り図・一番下にスクロール。
「憩いの広場」と「P県庁北側」の間の道路と「西庁舎」と書いてあるピンクの建物の左側が喫煙族のメッカ。
12:15
県庁見取り図

知事会見、文書アップは明日、午前中にー

2005年02月14日 | 長  野  県  政
きょう経営戦略局の元参事で現在県障害者福祉センターの岡部英則所長が、議会総務委員会閉会中委員会で、県の文書公開問題について、田中知事から公開しないようサジェスチョンがあったことを証言した。
田中知事に
「2、3の問題について公開されると困るんだ~」などと言われ、下水道課長に公文書ではない方向に話を持っていったことなどを3時間ほどに渡って証言した。
生々しい証言に総務委員も驚いていた。

田中知事はこの証言が行われる前、午前中に定例の知事会見を行ったが、この岡部さんが委員会に呼ばれていることを察知して、事前に言い訳のようなことも言っていた。

14日の知事会見、県ホームページ文書化アップは15日、午前中になる見込み。

田中知事の「自民党講演中止」の裏のウラ メルマガ配信

2005年02月14日 | 長  野  県  政
● 田中知事の「自民党講演中止」の裏のウラ
   依頼状の日付は1/31日ーなぜか青山貞一氏のHPに掲載
   経営戦略局女子職員は知事の日程を”ウソ”回答

● 注目されるNO2小林総務部長の去就
   
● 元・行革チームグループリーダーが内部告発
  「改革はレームダック状態の田中県政下ではなく次期知事で」

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       文字化け訂正=NO2 
配信されたメルマガではこれが↑うまくいかなかったようです。

次のここへの掲載記事は敷地内全面禁煙の県庁のタバコ喫煙事情です。
本日夜か明日になる予定です。
15:30