goo追撃コラム&取材メモ【予備サイト】

かったるい話ヌキの情報発信ブログ。改革派政治家とマスコミ検証。独自取材もとに元記者が追撃する。マスコミにない情報満載

【都議選】田中知事、パン屋の後藤都議を応援に世田谷に

2005年06月27日 | 長  野  県  政

都議選が6月24日告示され、7月3日投開票日で行われる。
世田谷区からは田中知事の盟友、パン屋の都議・後藤雄一さんが立候補している。
後藤さんのホームページ「行革110番」には田中知事と一緒の写真が載っている。
http://www.gyoukaku110ban.jp/
ふと思っていたのだが、世田谷区民でこのメルマガを読んでいる方だったらどうするだろうーと。いました、そういう人が。その方から26日、メールが来た。
そのメールによると、わが田中知事が26日の日曜日にこの後藤さんの応援に世田谷に行ったのだという。

世田谷区は定数8のところに12人が立候補して乱立気味。
メールをくれた方も誰に投票したらいいのか迷っているようだ。
本来なら後藤さんに入れたいようなのだが、田中知事に応援を頼むような人で大丈夫なのか?と迷っている。

メールにはこう書いてある、
<自民党も民主党も駄目、公明・共産もいや。とすれば、パン屋の後藤さんしかないなと思ったのだけれど、この人、田中知事と一緒にポスターに収まってるんだよね。>

このメルマガを見なければ、このように迷わなくてもよかったのかも知れないが、幸か不幸か見てしまったが故の迷いか?

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大都会東京の選挙だから都議といってもさぞや多くの票がなければ当選できないだろうーと思うのは素人で、以外に少ない票で当選できる。世田谷区も2万票そこそこで当選できてしまうのに驚く。

それでいて、というのも変だが、給料は年間1800万円だというからうらやましい。その他に、一回議会に出席すれば一万円の交通費が貰えたりする特典?も沢山あるようなのだ。
これは後藤さんのHPに載っていたネタなのだが、話がセコイ。都議の仕事ってそんなもんじゃないだろう。もっと大きな問題を扱ったら田中知事の応援なんてなくてもいいのでは。

投票率は40%ギリギリ。今回はこれを割り込むのではないかと見られている。
都会の選挙というと浮動票が勝敗に大きな影響を与えるのは確かなのだが、こう投票率が低いとそればかりでなく、意外と日頃のどぶ板活動も大事になるーという話を都議会関係者に聞いたことがある。

メールをくれた方は惜しくも、というか幸いにも「あの暑苦しい顔を見ないですみましたが」と書いているので田中知事の応援風景には遭遇しなかったようだが、田中知事の応援が吉と出るか凶と出るか、来年夏の長野県知事選も近づいたことだし興味は深くなる。


後藤さんは長野県調査委員会の委員でもあるのだが
http://www.pref.nagano.jp/keiei/seisakut/tyosai/meibo.htm
都議の肩書きがなくなったら、ただの世田谷のパン屋さんだ。そんな人がなんで長野県のこういった委員なのか?と考え出すとわけが分からなくなる。
この委員会は現在開店休業状態で特に何もやっていない。多分、来年夏の知事選前になるとオリンピック帳簿問題を蒸し返すのに利用されるのではないか。その時のためにも田中知事としては後藤さんの応援に力が入るのだろうが、はたしてどうなるのだろう。


『偽オンブズマン』発言で、柳田県議を松葉前出納長が刑事告訴!

2005年06月26日 | 長  野  県  政

● 『偽オンブズマン』発言で、柳田県議を松葉前出納長が刑事告訴!
   柳に風の柳田議員 引く構えなし、ホームページ記載文もそのまま
    
● 百条委員会は6月22日に設置の方向性がー

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● 『偽オンブズマン』発言で、告訴

柳田清二議員が2月県議会で、松葉謙三出納長(当時)を『偽オンブズマン』と
野次ったことを、松葉氏が侮辱罪であるとして告訴した。松葉氏が17日県庁で
会見し、長野地検に訴えたことを明らかにした。
松葉氏は昨年6月1日に任期付き職員として採用されたが、今年5月31日に退
職していた。弁護士でもあり、長野県に来る前は三重県で”オンブズマン”とし
て行政に対して裁判を起こすなど様々な活動をしていた。

退職した表向きの理由は「県の外から弁護士やオンブズマンとして活動した方が、
知事の改革に貢献できる」というのだが、任期を3年残した突然の退職の真意に
ついては誰も分からず、そのため「訴えたかったので辞めたのか?」などいう皮
肉な見方も出ている。

問題の発言は柳田議員のホームページに今も載っている。
http://www.avis.ne.jp/%7Eryuusei/seiji/opinion/050310.htm
「私は、松葉謙三副出納長兼会計局長に対して『偽オンブズマン!』という野次
を飛ばした。松林経営戦略局長への野次同様にこの表現が、法律に照らし合わせ
違法ならば私を罰して頂きたい。しかし、私は、松葉謙三氏が偽オンブズマンだ
と思っている。」

松葉氏は議場での野次のほかに、このホームページの記載についても侮辱したも
のーとしている。

しかし、柳田議員は、オピニオンリーダとして期待していたーともすぐその後で
書いており、『偽オンブズマン』発言の裏には期待が裏切られた思いがあること
が分かる。

松葉氏の告訴は柳田議員の総意を受け止めることなく、言葉の一部分だけを槍玉
に挙げた感がある。松葉氏は告訴をする前に、自身が『偽オンブズマン』と言わ
れたことに対する反省をしたのだろうか。
松葉氏は話し合いを持つ努力もせず、いきなり内容証明郵便を柳田議員に送り付
け、訴えている。安易なやり方で、松葉氏が弁護士でなかったらこのようなこと
はできなかったのではないか。この告訴の公益性は薄く、私的要素が強い。弁護
士の立場を乱用したものではないのか。松葉氏が長野県に来る前にはもっと激し
い野次があったが告訴騒ぎにはなっていない。

自由闊達な議論をーというのが田中知事登場の時のキャッチフレーズだったはず
だが、田中知事の側近が、いきなり告訴するようなことでは自由な議論は制限さ
れる。田中知事は自由闊達な議論の看板を下ろしたのか。
地検がこのような訴えを受理する見込みはほとんどないーと見られている。

松葉氏にがっかりしたのは柳田議員だけではない。多くの議員、職員が失望して
いる。柳田議員の発言は全体の意見を集約したものだ。けして柳田議員一人が突
出したものではない。

映像は時として百万の言葉より多くの事実を伝えることがある。ここにある映像
を見て、松葉氏がどういう人物か判断していただきたい。
壇上で、「なんだい!」と叫ぶ松葉オンブズマン 「ブログ取材メモ」
http://blog.goo.ne.jp/tuigeki/e/77f8d2ebf776628b2671cdb37a595706

柳田議員は一歩も引く気はないようだ。ホームページの問題の記載も告訴されて
も取り消されることなくそのまま。弁護士にも相談して、問題なしーとの確証を
得ているようだ。

柳田議員のところには激励の電話が多く入っている。「田中知事不信任」以来の
多さだという。
私が17日夜、柳田議員に電話した時も、次々掛かってくる電話の対応に追われ
ていた。
柳田議員は開口一番
「訴えられちゃいましたー」
柳に風ーと軽く受け流していた。

県庁、議会周辺の声を聞くと、松葉氏の対応を非難するものがほとんど。

「議場での発言を裁判に持ち込むなど言論の自由に対する配慮がない。議会での
自由な発言に対するプレッシャーになる」

「殺人を犯したーなどと言われるほどの重大な名誉毀損ならともかく、期待の裏
返しで『偽オンブズマン』と言われた程度で告訴までするのは大人気ない」

「議場のことは議場で決着を付けるのが民主主義ではないのか。すぐに裁判沙汰
にするのは議会制度や、民主主義に対する理解が足りないからではないか」

「悪口を言われての”逆切れ告訴”ではないのか。あまりに大人気ない」

「弁護士の立場の乱用では」

といった声があった。

長野県議会議員はインターネットの利用が活発で、議員が運営するホームページ
でも柳田議員を支持する意見が見られる。
清水保幸議員は自身のホームページ掲示板で以下のように長文のエールを送って
いる。

柳田県議の弁護をしたいと思います。
彼は、本当に一直線の熱い思いを持った清廉潔白な好青年です。
熱い思いが有るからこそ、オンブズマン経験者に期待をしたのではないかと思う
のです。
(続きは以下で)
http://www.yanbo.jp/cgi/yybbs/yybbs.cgi

清水保幸議員のホームページには松葉氏が地検に出した告訴状が、会見が行われ
た2~3時間後にアップされていた。
http://www.yanbo.jp/cgi/se3_diary/se3_diary/125.html

これは清水議員が、松葉氏が県庁で行った会見に出席し、その場で表現者向けに
配布されたものをアップしたものだという。これだけ早く、詳しくこの情報がア
ップされたところは一般マスコミを含めてない。なかなかの”表現者”ぶりだ。

「告訴の実情」の中で
「特に、被告訴人、清水保幸議員、清水洋議員らは、1時間に数十回も野次を乱発
することが常態化している。」
と他の議員の名を挙げているのはオドシか?

告訴状に書かれている野次の例は北山早苗議員が議場でメモしたものーと議会で
は受け止められている。野次がある度にその方向を向いて、北山議員がいちいち
メモしている姿が多くの議員や傍聴人に目撃されている。
野次は不規則発言であり、議事録には記載されない。このように沢山のものを正
確に書くには誰かのメモがなければ不可能だ。

「水ぶっかけてやれ」「この詐欺師笑わせんじゃねえぞ」「うそ八百、よく並べ
られるもんだ」「バカなことこいてんなあこの野郎、てめえの頭、改革しろ」「
腹切れ」「能力無い奴は辞職しろ」「立て、こら、早く」「能力ねえんだよ」「
この野郎、テメエの頭、改革しろ」

清水洋議員のホームページでもこの告訴について短く触れられている。
http://www.21styles.jp/diary/next1/


17日は、県職員がホテルで行った会議代を、田中知事の後援会が支払ったりし
た問題についての県議会総務委員会集中審議の最終報告が議長宛に提出された日
でもあった。
この報告書も清水保幸議員のHP「活動日誌」に載っている。
http://www.yanbo.jp/cgi/se3_diary/se3_diary/126.html

このため、百条委員会開催を牽制する意味あいもあったのではないかーと穿った
見方も出ている。
『偽オンブズマン』発言は3カ月以上前のことで、何で今ごろ?と不思議がる向
きもある。


● 百条委員会は6月22日に設置の方向性がー

百条委員会は、6月議会(6月23日~7月11日)開会日の一日前に開かれる
各党懇談会の席上で事実上設置の方向が決まる。設置には半数の議員の賛成があ
ればいい。今回はこの条件は軽くクリアーすると見られている。
その日とは6月22日だ。
その後は様々な手続きを経て、会期末に百条委員会設置が本決まりとなる。

すでに、何人かの議員は東京都議会で行われた百条委員会の模様を傍聴に行くな
どしている。


県庁内に盗聴器が仕掛けられているーと小林前総務部長が証言

2005年06月20日 | 長  野  県  政

● 県庁内に盗聴器が仕掛けられているーと小林前総務部長が証言
    議会総務委員会集中審議で、ホテルで会議した理由
    盗聴器探しまでしていた!が、その痕跡なし?
   この異常事をマスコミ報じず!

● ≪福祉はオイシイ≫ 目端の利いた若者の捉え方
   25歳、佐藤崇弘・社会部参事はその典型
    屁理屈ベラベラ、まるで小型版 田中康夫
    福祉とは程遠い、マルチ商法勧誘員タイプ    
    居直り、「どうとでも好きに書け!」

● インターネット掲示板に見る職員のホンネ

● 県民が県政の問題を追及するブログ立ち上げ

                    2005年6月15日 17:27頃配信したメルマガ

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13日に行われた、総務委員会の集中審議で小林公喜前総務部長が参考人として
呼ばれ、田中知事の後援会の支払いでホテルで会議をした理由について答弁して
いるのだが、その内容が驚くべきものだった。

なんと、「盗聴器が仕掛けられているかも知れないから」と証言し、さらに、「
実際に県庁内の部屋を盗聴器がないか調べていた」ことまで明らかにした。これ
自体驚くべきことだが、さらに驚くのは、このように重大かつ異常なことをマス
コミがほとんど報じないことだ。


小林前総務部長のこの証言は、竹内久幸議員の質問に答える形で行われた。
竹内議員の、
「県庁内で会議をすると盗聴でもされると思っていたのか」
という質問に小林前総務部長が答えて、実はー、といった形で答えたもの。

これには質問した竹内議員も驚いた。竹内議員はあくまで例え話のつもりで質問
したようだが、まさかこういう答えが返ってくるとは予想していなかった。

いやしくも、県の総務部長が県庁内に盗聴器が仕掛けられていると思い、捜索作
業までして、それでも安心できなくて、知事の後援会の支払いでホテルで何回も
会議を開いていたというのだ。そして、その情報を漏らしたくないと思った先が、
本来なら一緒に力を合せなければならない「副知事・出納長・部局長」というの
だから、またまた驚きだ。

ところが不思議なことに、盗聴器を探した形跡がない。普通こういう作業をしそ
うな管財課庁舎ユニットに聞くと
「うちの部署ではそういう作業はしていない」という。
過去に何度かあったインターネット掲示板への「爆弾を仕掛けた」といういたず
ら書き込みでも、ここが中心になって対応している。
「そういうことがあったなら我々が知らないはずはない」とも言う。
ホテルで会議をしなければならないほどの切迫度がありながら、この部署が盗聴
器の捜索について知らないのはヘン過ぎる。

あと考えられるのは、身近な経営戦略局の人間だけで捜索したケースだが、これ
もなさそう。問題となった平成15年当時、経営戦略局にいた職員何人かに聞い
たが、首をひねるばかり。そんな騒ぎはなかったーというのだ。
注=わずか二年ばかり前のことなのに、大抵の職員が複数回異動になっていた。
これも異常なことだ。

小林前総務部長が、ホテルで会議をすることの正当性を強調するために、このよ
うな作り話をしたのだろうか?

この異常事態をマスコミがほとんど報じていない。わずかに、SBCが13日夕
方のニュースで報じただけ。

小林前総務部長「副知事らに情報漏れると困るので」と“証言”
http://tinyurl.com/9dlz7

信濃毎日新聞は14日付けで、この委員会に関して下記見出し記事を掲載している
が、盗聴器の文字はない。おそらく盗聴器の一件が不穏当として触れなかったの
だろうが、公の場で実際にあった発言までネグってしまう彼らの感覚には恐ろし
くてついていけない。
こういう異常なやり取りが議会委員会であったということを報道することは田中
県政を判断する上で大事なことだ。それをしないということは読者に目隠しをす
るようなものだ。
彼らの立場に立って考えてみると、このようにびっくりするようなことを報道し
て世間を騒がしてはいけないーということだと思うがこれは、治安機関なみの発
想だ。

民の上に俺たちが君臨して、知るべきことと知らなくてもいいことは俺様が判断
してやる!と言っているようだ。

「ホテル使用料の知事後援会負担 総務委審議打ち切り」
http://www.shinmai.co.jp/news/20050614/mm050614sha1022.htm

私の知る限り、盗聴器に触れたのはSBCのみ。他のマスコミも申し合わせたよ
うに報じないのも不思議。本来なら大見出しを打って、大きく報道すべきことだ。


この委員会にはもうひとつ不思議なことがある。県側の幹部が大量に出席拒否し
たことだ。議会側は6日に委員会開催の通知を県側にしている。それなのに、経
営戦略局、企画局、人材活用チームなどが揃って都合がつかないーというのだ。
県側の議会審議への協力は最優先されるべきことだが、その常識が通らない。
「昔なら考えられない」と言うのはある職員。
このような重大事項の決定に田中知事が関わっていないはずがない。
ある議員は「田中知事の差し金に違いない」と言う。


● ≪福祉はオイシイ≫ 目端の利いた若者の捉え方

佐藤崇弘・社会部参事を先日、やっと捉まえることができた。25歳で課長とい
う、笑えることが多い田中県政の中でも最高のネタだ。去年9月に採用になって
いるのだが、もちろん私としてはこのネタを見逃していたわけではない。これま
でも、ずーっと狙っていた。
ところが、こいつ、あっ、いや佐藤クンがなかなか捉まらなかったのだ。なんど
も立ち回り先に電話したり、彼の席まで行ったりしたが、いつもいない。周りの
職員にどこに行ったのか?と訊いても、さぁ~・・・・と言うばかり。
これはつまりは役所用語で、翻訳すると「あんな馬鹿とは係わり合いになりたく
ない」ということでもある。
いつも「ふ~~らっか、ふ~~らっか」しているのだという。自席にいることは
ほとんどなく、どこで何をしているか正体不明というのだ。これでは捉まらない
わけだ。

ある日何度目かの電話をした。それが彼にとって運悪くどこかから「ふら~~」
と帰ってきたときだった。
「あっ、帰ってきました」と、たまたま電話を取った職員が言ったあと、受話器
を取るのを渋る様子が伝わってきた。
「ははーん、こいつぅー、電話に出ない気かナ」と思ってしばらくたったころ、
観念したか、ようやく佐藤クンと思しき声が受話器からした。
いやー、なんだか知らないけど感動した。だって、こいつを捉まえるために20
回ぐらいは空振りしてるから。

話してみてすぐ分かったが、
はっきり言って口の減らないガキです。話しているだけでムカムカしてきます。
アー言えばこう言う。まるで田中康夫の小型版。屁理屈と責任転嫁が習い性とな
っているようだ。何かといえば、ジャージャー、と象印やタイガーじゃあるまい
し、言い立てて、あの人はどうの、この人はどうのーとすぐ他人のせいにする。

他人のことはことはどうでもいい、お前はどう考えているんダッ!と聞いてもア
ーダ、コウダと言い逃れ。見苦しいったらない。

あー、思い出すだけでまた腹が立ってくる。こんなに人を腹立たせるのがうまい
人間には会ったことがない。とても福祉に関わるタイプではない。その口のうま
さは、ほとんどマルチ商法の勧誘員。福祉を看板にする前は、それに関わってい
たのではないのか?と思わせる。


田中康夫は一橋大学時代に横領事件を起こして一年留年している、それをどう思
うか?
任期付き職員相手にする時の基本質問から入ったが、
「どおって、、、どうも思わないです」
「なにっ?!!こんな重大なことをどうも思わないなんて、お前それでも人間か
?」
「そんなこと知りませんでしたから」
知らない訳はないのだが、知らないから答えようがないーというよくある逃げの
体制に入ったのでそれを封じた。
「いま私が話したことによって知っただろう。どう思う」
と畳み掛けると、
「いやー、ヘドモド・・・・・・」
苦し紛れに、
僕だけに聞かないで、他の職員がどう思っているか聞けーみたいなこと言うもん
だから、
「他の職員にとって田中康夫は後からやってきたもの。君の場合は田中康夫の理
念とやらに共鳴して好んで来たのだろう。立場がまったく違う。君にははっきり
感想を言う義務がある。じっさい長野県庁に来てみてどう思うか述べよ」
というと答えを言い渋る。
この質問への模範解答は
「来て見てびっくりしました。田中知事は詐欺師です。僕は騙されました」
というものだろう。

そう答えないので、
「君は詐欺師の片棒担ぎだ」
とこれも任期付き職員相手のときの決まり文句を投げつけると、多少はたじろい
だが、認めてはならじと必死で応戦。これを認めては自分の高収入がフイになる
ーといった姿勢がアリアリ。いゃー、醜いもんです。人間、カネのためならこう
まで醜くなれるものか思いました。どこから、どう見ても福祉を語る人間じゃぁ
ーない。

私はこれでも世間一般の人に比べれば世間のことを知っている。いろんな人に会
い、いろんなところに出かけて行き、現場というものを多少なりとも知っている。

福祉の現場というものは、そりゃ~なかなか大変なとこです。そこで働いている
人には頭が下がります。そういう人たちには共通したものがある。簡単に言うと、
口下手で地道ということだ。福祉の現場に必要なのは口のウマさではなく、額に
汗して、もくもくと他人のシモの世話も厭わずすることだ。

この佐藤クンがそういうことをするタイプには到底見えない。実際、彼と同じ部
署にいた人にも聞いたが、彼は自分の手を汚すタイプではない。口ばかりで調子
いいヤツーということだった。

佐藤クンも自分の評判が悪いと言うことは知っていて、とうとうこんなことまで
ほざいた。
「僕なんて、どうせ評判悪いんだからどう書かれたっていいですよ、悪く書けば
いいジャーないですか」
いつもより辛口に書いているのは、このひと言に応えたため。

堂々の居直り宣言だが、評判悪いのを知っているなら開き直ってはいけない。ど
こがどういけないのか考えて直すのが人間というものだ。それが高給を食み、
25歳にして県の課長という要職に就いた人間の責務ではないのか。

彼の仕事振りは福祉という仕事に関わる多くの人に影響する。その責任感はまる
でない。自分だけよければそれでよしーという意思しか彼と話していると伝わっ
てこない。2~30分ほど話したが、彼の口から福祉に関する熱い言葉は出てこ
なかった。
そもそも25歳のガキんちょが、大の大人を捉まえて口答えするところからして
ただ者じゃーない。そもそも礼儀がなってない。福祉に携わる人間が礼儀知らず
でどんな福祉ができるのか。いったいこれまでどういう生き方をしてきたのか?
と思ってしまう。かなりの修羅場をくぐり抜けなければこういう口の利き方はで
きない。

こういう人間に課長というポストを与えるのはキチガイに刃物。そもそも田中康
夫が知事なのもキチガイに刃物状態なのだが、キチガイがキチガイに刃物を与え
たというソラ恐ろしい状態に長野県庁はなっている。

長年、社会部関係の仕事をしていた職員に聞くと、いまや福祉というのはオイシ
イ仕事らしい。目端の利く若者の間では、福祉は汗水たらして人のために奉仕す
るものーではなく、楽して儲かるいい商売ーと認知されているらしい。その典型
が田中県政下での”佐藤崇弘・社会部参事”なのだ。たまげた。


● インターネット掲示板に見る職員のホンネ

長野県庁職員が日ごろの憂さを書き込むインターネット掲示板がある。大抵は取
るに足らないものだが、ごくまれに匿名である故に職員のホンネが垣間見られる
ものがある。それをたまたま見つけたので紹介する。私が取材して得た認識と一
致する部分も多い。ネット掲示板特有の奇妙な言葉遣いなどもあるが、それらは
無視して概要だけ読み取るといい。
__________________________________

836 :非公開@個人情報保護のため :2005/06/11(土) 09:18:29
現地から本庁に拉致されてはや○ヶ月。
いやはや、確かにここ「溶けて」るわ。

 まず呆れたのが経営戦略局(特に新設部局)が全然指導力も企画力も責任もと
らないこと。知事のアイデア(妥当性については後述)が出てきたら、とりあえ
ず手近な所へ丸投げ。部調整も企画の策定もせずに、「後はあんたらがやれ(企
画も説明も)」
 ・・・なんじゃそら
 で、ヒーヒー言って企画をまとめスタートし始めると逐一「ブランド戦略チー
ム」がしゃしゃり出てきて「ありがたいアドバイス」をいただける。だけどそれ
は知事にとっていかに心地いいものかでしかなく、県民に対する視点も例規もま
るっきり無視。
 だから、内容は凡庸。(極限すれば下劣)時期は必要性より知事に気に入られ
ることを重視するから常に遅れ気味。こっちの仕事の足を引っ張るだけ。

で、知事のアイディアだけど、はっきり言ってここに粘着している「王子」レベ
ル。具体性も政策性もなくただ、「僕ーあれやりたい」「ぼくーこんなのやだー」
とのたまってるだけ。
 はっきり言ってプランナーとしても無能かつ幼稚。

 最後に一番ショックだったこと。経営戦略局に拉致された知人が複数いるんだ
けど、誠実な人や有能だと思っていた人は例外なくやつれたり一気に老けたりし
ていた。だけど調子の良さで行った様な人は皆尊大になっていた。
 なるほど経営戦略局ってそんな組織なんだとつくづく思った。

837 :非公開@個人情報保護のため :2005/06/11(土) 09:24:48
あ、↑に追加。

 知事には多分「県民」のためって考え方は皆無だと思う。
 こっちにくる指示にそんなことが来たことないから。
 くるのは「知事のアイディアを県民(県の施策)に受け入れられる形にしろ」
と言う指示だけ。で、それを考えるのが部の担当者。
__________________________________

● 県民が県政の問題を追及するブログ立ち上げ

田中康夫はもう要らない by 信州ヒグマ
http://sinshuuhiguma.fruitblog.net/

というブログを長野市在住の男性が立ち上げて、田中県政に関する個々の問題を
鋭く追及している。県が進めている木製ガードレールや、スキー王国の問題を、
実際に県にメールや電話して調べて書いている。
「信州ヒグマ」というのはインターネット上の名前、ハンドルネームで、その名
のとおり立派な体格の方だ。
この方も最初は田中知事に期待していたのだが、段々おかしいことに気がついて
様々な活動をし始めた。

ホームページもすでに持っていて、数年前から様々な問題について書いている。
http://page.freett.com/shinshuuhiguma/


クレーマー知事敗れる! メルマガ配信案内

2005年06月13日 | 長  野  県  政

● クレーマー知事敗れる!
   十数年来のクレームに現地視察までしたのにー。
   県工事中止のまま 警察沙汰も
   世間知らず任期付き職員が騒ぎ拡大
 
十数年にわたって、県に苦情をいい続けている人がいる。この人の声を任期付き
職員がすくい上げ、田中知事に報告。田中知事はトラブルの元となっている現地
まで行き、視察までしたものの、問題解決にいたらずーというケースがある。
苦情の内容は、県が行おうとした河川改修工事に関してのもの。工事の際、県は
Aさん所有の土地に無断で立ち入り、建設重機を勝手に置いたのがけしからん!
という。しかし県側は、「事前にAさんのお姉さんに了解をとっている」という。
「地権者はこの私、姉は関係ない」というのがAさんの言い分なのだが、常識的
に考えてかなり無理があると言わざるを得ない。
Aさんは、2000年5月、ある地方の土木事務所内で職員に暴力を振るい、
全治一週間のけがを負わせ、逮捕されている。いわば、筋金入りのクレーマー。
Aさんはこの日だけでなく、しばしば同土木事務所に来ては激しく苦情を言って
いた。その度に職員の胸倉を掴んだり、花びんを割るなどの乱暴を繰り返してい
た。あんまり酷いのでとうとう逮捕ーということになったようだ。懲役一年、執
行猶予3年だというから、かなり重い。
(続きはメルマガでー)


なお、メルマガには書き忘れたが、私が松江和子さんに電話した一週間程前に信
濃毎日新聞記者が松江さんを取材に訪れていたそうだ。どんな取材をしたか知ら
ないが、今回私が書いたようなことは知りもしないだろう。上辺だけの建前取材
が彼らの流儀だから、このような深い話には入りようがないのだ。もし、松江さ
んに関する信濃毎日新聞記事を見かけたら、このことを頭において読むとよい。

_____________________________
 
上記記事をきのう、12日午後五時半ごろメルマガで配信しました。
 
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☆彡 スクープ 白骨温泉着色騒動の深層

2005年06月12日 | 長  野  県  政

   ☆彡 スクープ
● 白骨温泉着色騒動の深層
  15年前、福岡県で2億5千万円横領女(元旅館経理係)が
   旅館への逆恨みでタレ込み?
    そうとは知らずにマスコミ大騒ぎ!
    田中知事の関与は?責任は?

去年の夏「週刊ポスト」2004年7月23日号でこのように報じられた事件を憶えてお
いでだろうか。
===============
白骨温泉は着色されていた!
やらせ現場をスクープ撮
===============
http://www.ebookjapan.jp/shop/index_post.asp?sdate=040723

乳白色の湯が売りの長野県安曇村の白骨温泉で、湯を乳白色に保つため、旅館組
合が運営する「公共野天風呂」や数軒の旅館で数年前から入浴剤を混ぜていたこ
とがバレて大騒ぎになった事件だ。

この騒ぎにワル乗りした田中知事がテレビカメラを従え、温泉旅館に乗り込み、
連日話題になった。その模様はTBS「報道特集」で最初に取り上げられ、その
後、多くのワイドショーや県内メディアでも何度も扱われた。

売り物の湯に入浴剤が入れられていたーなどというのはその旅館関係者しか知ら
なかったはずのことで、誰かが情報を漏らしたに違いないーと当時から関係者の
間では囁かれていた。その噂の深層を追撃してみた。


1990年11月、福岡県粕屋郡の粕谷農協で巨額横領事件が発覚し、女性職員
K・T子(当時35)が、コンピューター端末を不正操作して、2億5千万円をだ
まし取ったなどとして逮捕された。
T子が逮捕された直接の容疑は2億5千万円だが、この他に上司の課長が関わっ
た6億1千万円の不正融資も発覚している。総額で十億円ともいわれる巨額不正
経理事件だった。

この事件の中心人物のT子は、逮捕され何年か服役した後、どういう経緯をたど
ったか不明だが、長野県白骨温泉の問題の温泉旅館にたどり着いた。
このT子が白骨温泉着色騒動の告発者だったのではないかと言われている。

T子は経理の腕を買われ、今回の入浴剤混入事件の舞台となった旅館に潜り込む
ことになった。それが十年ほど前のことらしい。
横領事件の前科持ちーだなどということは旅館は知らない。本人ももちろん言い
っこない。簡単に履歴書だけ書かせて採用した。後で分かったことだが、書かれ
ていた名前は偽名だった。
00年ごろになって、どうも金銭の帳尻が合わないことが分かってきた。判明し
た分だけでも数百万、実際は数千万円単位の金が行方不明になっていた。旅館は
儲かっていて金の扱いはズサンだったらしい。皮肉なことに、T子にとって絶好
の職場環境だったようだ。

怪しいと思った関係者が、T子の身元を調べようとして採用時提出されたはずの
履歴書を探したが見つからない。(これも後で分かったことだが、T子と懇ろに
なった支配人が隠したらしい)
旅館経営者が、T子を問い詰めた翌日T子はタクシーを呼んで行方をくらました。
その後、支配人に説得され、警察に出頭し逮捕された。栃木女子刑務所に3年間
ほど服役し、出所したのが去年の春ごろ。白骨温泉騒動はその数カ月後に起きて
いる。

旅館の従業員は20人ほど。他に問題を起こして辞めたものはいない。パート従
業員などもいたが、短期間勤めただけでは入浴剤混入の舞台裏のことまでは分か
らない。


田中知事は旅館に踏み込んだ時、まっすぐ問題のある所へ向かっている。事前に
図面でも見ていなければあーはできない、と関係者は言う。さらに、入浴剤混入
がバレたのは一カ所だけではない。複数個所でやっていたことがつぎつぎ明るみ
に出た。これだけの情報を知っていて、外部に漏らせるのは誰か?と考えると狭
い温泉場で条件の重なる人物は限られる。

T子とT子がいた旅館の元支配人が怪しいーと言われている。元支配人はT子が
した横領事件の責任を取らされる形で辞めさせられている。二人が相談して漏ら
したのではないかと囁かれている。

入浴剤混入情報がどういうルートで流されたかが問題だ。
変な言い方だが、情報元から直に週刊ポストに流されたならいいが、もし田中知
事経由だったら大問題だ。長野県では様々な窓口を設け県民・市民からの意見を
広く募集している。こういったところに来た情報が田中知事のところに行き、田
中知事がこれを自分の恣意的判断で利用した可能性もある。

田中知事の白骨温泉騒動についての動きは素早く、周到だった。まるで事前にシ
ナリオが練られていたかのようでもある。任期付職員として採用したばかりの医
師をカメラマンに仕立て、田中知事が旅館に踏み込んだ一部始終をビデオ撮影さ
せ、ご丁寧にそれを複数本ダビングして、田中知事が言うところの「取材に熱意
ある」お気に入りのマスコミに配ってまでいる。ダビングテープを手に入れられ
なかったマスコミからは不満が出た。

白骨温泉騒動は最初「週刊ポスト」でスクープされ、その後TBSの「報道特集」
で扱われたことにより、問題の”格”が上がったような気がする。ワイドショー
で扱われただけの問題より、社会性がより加味されたものとなっている。これは
田中知事の情報操作によるものではないのか?

県に来た情報を、田中知事が受け、最初に週刊ポストに流し、その後メル友記者
のSBC水野記者を通じて、より影響力の大きい系列キー局TBSの看板報道番
組「報道特集」に取材させた可能性は、可能性以上のものがある。

知事が県に来た情報を県レベルで扱うのではなく、外部の特定のマスコミに流し
たとすれば、情報の利用の仕方に大いに問題が残るところである。田中知事は、
県に来た情報は自分のものーと思っている節がある。そういった認識に基づく発
言もしている。自分のところに来た情報をどう扱おうが勝手ではないかーと考え、
実行したとしても不思議はない。
しかし、このようなことをしたとすれば、これは知事という権力者の情報操作で
あり、世論操作でもある。県に来た情報を、いくら知事とはいえ自分の都合で勝
手に流して良いわけはない。

田中知事は自分に都合が悪い情報は出所について色々言うが、白骨温泉問題につ
いては情報の出所についてまったく関心がないようだ。

白骨温泉問題の情報の出所がT子だとすると、
田中知事及び長野県は、情報提供者の逆恨みの鬱憤晴らしに利用されたことにな
る。

県はこの件について、まるで騒動を煽るように、多額の県費を使って大規模な調
査を行っている。04年9月議会で、小林宗生議員の質問に県が答えたところに
よると、その額は約二千万円にもなる。田中知事に道義を説いても虚しいが、道
義的責任は免れないのではないのか。

マスコミも問題だ。何はどうあれ、結果的に横領犯の逆恨みに利用されたことに
なる。マスコミとして一番してはならないことだ。マスコミは”官発”の情報だ
と信じてしまう傾向がある。これは信頼性があるのからなのだが、官発の情報だ
と責任逃れができるということもある。通常お役所情報は間違うことが少ないか
らそれを信用しただけーというのがマスコミの言い分となっている。

こういった馴れ合いのもと、白骨温泉問題は情報元やその意図が精査されること
なく騒ぎが拡大していった。


◆ 背景にある「殺人未遂事件」

この騒動の裏にはもうひとつの事件がある。
98年6月この旅館の事務室で殺人未遂事件が起きている。当時この旅館で働い
ていたI・K男(当時58)が支配人をナタで切りつけ命に関わるような大けがを
させた。尾ひれがついて、頭にナタが刺さったーとも言われている。どっちにし
ろ大騒動になったのは確かで、いまでも憶えている人は多い。

K男が切りつけた理由は、旅館が自分のけがの治療費を十分に出さなかったから
ーというものだった。K男は旅館周辺の木の枝打ちをしていた。その作業中に気
から落ち、けがをした。旅館周辺は自然保護地区で木の伐採にうるさい規制があ
る。それを破って枝打ちをしていたわけで、労災の手続きがとれず治療費が十分
に出なかった。それを恨みに思ったK男が旅館の支配人にナタを振るったーとい
うわけだ。
ところがなぜか周囲はK男に同情的で、元支配人に批判的だ。

T子はこのとき仲裁に入っている。自分が止めれば何とかなると思ったようだが、
巻き添えを食って、頭に血が上ったK男に切り付けられている。

事情に詳しい人の話では、この事件が白骨温泉着色騒動の背景にあるのではない
かとも言う。大けがをした元支配人はK男との交渉の矢面にたったために恨みを
買ったが、元を質せば旅館経営者が十分な治療費を出さなかったためーという面
もある。こういったいくつもの事情が捩れあい、折り重なって入浴剤混入情報が
表に出てきたようだ。


田中知事 フジテレビ報道2001 出演

2005年06月12日 | 長  野  県  政

今朝、8時半ごろ電話で起こされた。電話の主は、松本地方在住の元田中康夫支持者で、今は反田中活動を活発にしている人だ。
田中康夫が出ているテレビを見て、頭にきて私のところに電話してきたようだ。
「あのやろう、嘘ばっかこきゃーがる」
そういえば、フジテレビの報道2001という番組に田中康夫が出る予定だったなーと思い出す。

私もテレビを見た。画面に田中康夫が写っていた。べらべらと巧みな弁舌ー知らない人はこれに騙されるのだろうが、ペテン師の口舌にしか聞こえない。
マルチ商法の講師の話を聞いたことがあるが、それとそっくりだ。相手に考える隙を与えないーのが彼らの極意だそうだが、田中康夫の話法はそれに似ている。どこで学んだのか、学ばずとも体得したのか。

温泉の話をしていたが、なぜか「白骨」の名は口にしない。あんだけリキ入れてやったことなのに、急に言わなくなるなんて変だ。タレ込み元があんな兇状持ちだったなんて田中康夫も知らなかったんだろう。ヘタに立ち入らないでおこうと察知したのか、この辺の危機管理能力はスルドイ!詐欺師はこれぐらいでないと生き抜いていけないわな。

番組司会者の黒岩祐治さんは、田中県政発足当時ガラス張り知事室まで田中知事のインタビューを取りに来て、ドタキャンを食らったことがあるそうだ。それを自身のホームページで書いている。

つまり、田中知事の正体を黒岩さんは知っていることになる。なのに席を同じくして・・・視聴者を騙していることにならないのか?

竹村健一さんがフリップを持って「田中さんの言うとおりや」と相槌を打っている。
”メディアはメッセージ”というマーシャル・マクルーハンの耳新しい理論を日本に紹介して竹村さんが脚光を浴びたのは、もう30年ほど前になる。情報は、その中身より、伝達するメディアやスタイルによって受け手は影響されるーといったことを説いていたものだったと思う。その理論田中康夫に当てはめて見たらーと思う。

フリップを持つ手が小刻みに震えている。それが気になって竹村さんの話は右から左に抜けていく。話だけしていれば分からないが、老いはこういうところに現れる。テレビは残酷だ。良いも悪いもモロに曝け出す。”ことがある”ーと、田中康夫のことを考えると限定をしなければならないのがややこしい。

なるほど、確かにメディアはメッセージだ。田中康夫はジジイ殺しの異名がある。半ボケの人にはよく見えてしまうのだろう。

この番組はジジイ向けだ。出てくる人は年寄りが多い。若者は見ないだろう。田中康夫が出てくると確かに活気がつく。画面が明るくなる。視聴率も上がるらしい。
田中康夫は政治や行政がエンターテイメント化する流れの中に咲いたあだ花ではないか。ブラウン管の向こうで芸をしているはずのものが、間違ってコッチに来てしまったところに面白さがあり、悲劇がある。いまのところ面白さだけが目立っているが、悲劇のほうは表に出ていない。


田中知事住民票問題 監査委員違法性を判断せず! 岩田氏コメント

2005年06月11日 | 長  野  県  政

田中康夫知事の住民票問題で、県が知事の住所決定のために設置した審査会や裁判の弁護士費用など計約133万円の公費支出は違法だとして、知事に費用返還を求めた住民監査請求が行われたが、県監査委員(丸山勝司代表監査委員)は10日、判断について「決定せず」とする監査結果を公表した。監査委員の意見が分かれ、合意に至らなかったためだというが、判断が示されなかったのは初めてだという。

違法とは言えないと判断したのは、丸山勝司代表監査委員(常勤)と樽川通子委員(女性議員をふやすネットワーク「しなの」会長)。高橋宏委員(県議)と東方久男委員(公認会計士)は違法であり、知事に返還を命じるべきだとした。

丸山、樽川委員の主張は、田中知事は訴えられたから応じただけ。非はないーというもの。
高橋、東方委員の主張は、訴えられる原因を作ったのは田中康夫個人であるから、それに掛かった費用を県が払うのはおかしいーというもの。

監査請求した元軽井沢町議の岩田薫氏と元県議の今井寿一郎氏は、監査結果を不服として住民訴訟を起こすことを明らかにした。

岩田薫氏が「田中県政追撃コラム」にこの問題についてのコメントを寄せた。
______________________________

わずか3行! 県民からズレた監査感覚
 請求人より先に知事が監査結果を入手!
  監査委員へのプレッシャー目的?
  誰が知らせたのか?
 監査委員の独立性に疑問!

                 2005年6月11日
                元軽井沢町議 岩田 薫

田中康夫知事の住民票移転問題に関し、弁護士費用等長野県が支出した132万8853円の返還を求める趣旨で、本年4月13日付けで私と今井寿一郎元県議が出した住民監査請求に対し、県監査委員は「委員の意見が割れたので、監査の決定は出せない」とする判断をこの6月10日に示した。

決定通知の「判断」の文面はわずか3行しかなく、4人の委員がどういう意見を出したかはいっさい触れていない。県世論調査協会の調べても、田中知事の一連の住民票移転問題で県の幹部が「県民益にかなっている」と発言したことについて、71パーセントが「そうは思わない」と回答しているのに、監査委員の感覚は県民意識から完全にズレてしまっていると言えるだろう。

問題なのは、監査結果の通知書を渡された6月10日の田中知事の行動だ。私たち請求人は、午後2時30分に正式な書面を監査委員事務局で渡された。その前に文面をしるした書類の写しを自宅にFAXで送ってもらってはいたが、印を押した正式な書面はこの時初めてもらったと言える。
ところが、当日の朝9時30分から開かれた県の部長会議の席上、田中知事自ら「監査委員個々がどう判断したのか、4人の委員ひとり一人意見を示してほしい」と発言。この要望を丸山勝司代表監査委員に伝えたのだという。

私たちの住民監査請求について新聞等に出た記事からすると、監査委員2人が「知事個人の問題に公費を支出したのは違法である」との判断をし、のこり2人が「違法とは言えない」と判断した模様である。田中知事は誰が「違法」と主張したのか知りたいと、公の場で述べたのである。このことは、丸山代表委員自ら当日の記者会見で口にしているので間違いない。そのこと自体大変な問題だし、委員に対しプレッシャーをかけた行為と受け取れるが、もっと問題なのは誰が知事に監査結果を朝一番に知らせたのかということだ。私たち請求人が正式な通知書を受け取るより先に、知事が内容を知っていたことは実に問題ではないか!

丸山代表委員は田中知事が公募で選んだ委員だし、「違法とは言えない」と主張した樽川委員も、田中知事が女性議員の集会に呼ばれた際に声をかけて監査委員に据えたという経緯がある。監査委員事務局長も知事が直接採用した任期付き部長級職員だ。結果を知事に御注進におよんだのは誰かは、容易に想像がつく。これでは、監査委員の独立性が疑われる。
いま、長野県は田中知事の恐怖政治の中で、疲弊し息も絶え絶えだ。
私たちは今後も問題提起をしていく覚悟である。
___________________________


浜渦副知事の豪腕に理解示す田中知事の盟友・後藤都議

2005年06月05日 | 長  野  県  政
石原慎太郎東京都知事の腹心、浜渦武生副知事がとうとう辞めることになった。
石原都知事は3日の定例記者会見で
「余人をもって代えがたい人材。泣いて馬謖(ばしょく)をきる以上の気持ち。深夜、2人で涙を流して話した」と目を潤ませながら話した。

浜渦副知事はこれまでに暴力事件を起こしたり、何かと問題の多い人物だった。
気に食わない都庁職員には「お手紙」と称する反省文を書かせたりしていたという。強面で都庁の役人をコントロールしようとしていた。
週に2~3日しか登庁しない石原都知事に代わって実質的な都知事の役割を担っていた。側近政治の悪い見本みたいなものでもある。その評判は最悪で、都庁官僚だけでなく都議会自民党まで敵に回していた。それが辞職の遠因でもあるようだ。
これまでにも何度も”危機”はあったがそのたびに石原都知事が身を挺して庇ってきたがとうとう庇い切れなくなったということか。

このニュースを報じるテレビを見ていたら、田中知事の盟友らしい?後藤雄一都議が出てきて感想を述べていた。田中知事は後藤都議の選挙応援に行っている。
「役人相手には、あれぐらいやらなければダメですよ」
と、けして強面ではない後藤都議が漂々とそう答えていたのを見て、意外に思った。都政のガンのような人物を、都政を批判する後藤都議が褒めて?いるのだ。

役人の強情さには手を焼く。5/26号で書いたように
「ガラス張り知事室を頑として見せない広報課長」
役人がいったんこうと決めたらひっくり返すのはほぼ不可能だ。そこには論理も何もない。ないからこそ変わらないのだがー。
あるのは自分たちの都合のみだ。それに適当な理由をくっつける。整合性も説得力も関係ない。理屈はなんでもいいのだ。それで気に入らなければ”相手が悪い”というのが彼らの論理といえば論理だ。役所相手に多少なりとも揉め事を経験したことがある人ならよく分かると思う。田中知事を支持した人の中にはこういう思いから支持した人が結構いるのではないか。

後藤都議もそういう経験が豊富だから浜渦副知事に理解を示すようなことを言ったのではないか。

役人の論理はまず、”面倒は嫌い”ということだろう。次が”保身”か。
これを突き破るのは容易ではない。行政事務一般は彼らの胸先三寸で右にも左にも大きく変わる。法や規則はあっても無きが如しだ。気に入らなければ裁判でも何でもやってくださいーということだろうが、いちいち裁判までやってられない。こっちは涙を呑むしかない。

庶民の役所に対する不満の凝縮が”田中知事”という怪物ではないかと思う。
いま長野県庁の職員は田中知事に切りきり舞いさせられているが、こういう怪物を生み出したのは、結局県庁役人ではないのか。県庁職員の内にある邪悪なるものの化身が田中知事かも知れない。

最近知ったのだが、
長野県に二十年来クレームをつけ続けていた人がいる。数年前には思い余って職員に手を出して警察沙汰にまでなっている。どっちが悪いかよく分からないが、こうまでさせるお役所というのは怖いところでもある。


私は地方公務員の小倅でもある。だから役人気質や役所のオキテみたいなものは肌で知っている。ひとり一人の公務員は一般に常識があり、温厚で信頼できる。だが、組織の一員となると違った面が顔を出す。

二十年来クレームをつけていた人は田中知事に直訴に行き、田中知事は真摯に対応し、その人の怒りは多少おさまったらしい。
この件は、これからさらに調べ、近々メルマガで報告する予定だ。
それから、いまの長野県庁はストックホルム症候群みたいなところもある。これだけではよく分からないだろうが、書き出すと長くなるので、これについても近々メルマガで報告する。

☆彡 スクープ 白骨温泉着色騒動の深層 

2005年06月02日 | 長  野  県  政
       次号 メルマガ 予告
    ☆彡 スクープ
    白骨温泉着色騒動の深層

 15年前、福岡県で2億5千万円横領女が
   旅館への恨みでタレ込みか?
   別の横領事件と殺人未遂事件も絡んで、奇々怪々
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