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いきなり「田中康夫」おろしーと見出し打つヨミウリWの唐突

2005年02月26日 | 長  野  県  政
ヨミウリ ウイークリー 3月6日号 ★発売日・2月21日
http://info.yomiuri.co.jp/mag/yw/
ついに始まった「田中康夫」おろし

ヨミウリ ウイークリーが上のような見出しで、田中知事批判記事を載せている。
経済誌などではあったが、一般週刊誌で初の田中知事批判といっていいだろう。しかし、ピントがずれてる。

トップ見出しを【ついに始まった「田中康夫」おろし】とするのは唐突だ。
なぜ、田中康夫がおろされることになったのかが抜け落ちている。これだと読者は抜けている部分を自分の知識で補うしかない。ネット情報を見ていれば田中知事の正体はすっかり暴かれて、そのため引きずりおろされるのが分かるが、マスコミではそれは充分に伝えられていない。そういった中で、この見出しを見た読者は、これまでマスコミ上で流布されている情報を元に抜け落ちている部分を補うだろう。

それは、田中知事=改革派。それに対する守旧派の議会・長野県庁という構図だ。
つまり、守旧派が田中康夫おろしを始めたーと多くの人は受け止める。中身を読めばそうではないことが分かるが、見出しではそういうことになる。こういう見出しの付け方はおかしい。

【改革者ではなかった田中康夫】とするのがよかったのではないか?
おろされることになったのは改革者ではなかったからだ。そのステップをすっ飛ばしていきなり「おろし」がはじまったと見出しを打つセンスは理解できない。
改革者ではなかったーとしたほうが真実だし、格調も高くなる。「おろし」という言葉は後ろ向きだし品がない。心理的に手を伸ばしづらい。

記事の中身はこれまでの経過を羅列し、元支持していた人たちも批判しているーといった内容だった。肝心の「おろし」について具体的な情報はない。実を言えば「おろし」なんていえるものはない。具体的対立候補なんてのも挙がってない。あれやこれやといろんな名前が出ているだけのことだ。

この記事の取材には以前読売長野支局にいた記者が関わっているようだ。県政のことも知っていただろう。なのに、こういう記事になり、見出しになる。不思議だ。
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 予告=26日正午ごろ、
   今議会の注目点。「コモンズ支援金」と「テレビ予算増」
   をアップ予定。

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