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田中知事イエスマン教育長否決を信毎「超デカ」写真 誤?掲載

2005年12月20日 | 長  野  県  政

信濃毎日新聞が今朝(20日)のホームページ上で面白いことをやらかしている。
http://www.shinmai.co.jp/

教育長人事否決議場

この写真なのだがクリックすると拡大されるが、人によっては時間がかかるのでご注意。

12月議会最終日、20日の宮沢脩(76)教育長人事再任案否決の議場の様子なのだが、議場全部が見渡せるようデッカイ写真を載せている。
ところが暫くして信毎HPを見てみると、さっきまで載っていたはずの写真が載っていない。ここに掲載したのは念のため私のパソコンに保存しておいたもの。サイズが異常にデカイことから、どうやら間違って載せちゃったものを慌てて消したようなのだ。田中県政の異常ぶりを示すいい写真なのだから消すことはない。
座っているのは知事与党の議員たち。6人しかいない。圧倒的多数で教育長人事再任が否決された瞬間だ。

否決の理由は宮沢脩教育委員長の県立高校再編の進め方に異論が強かったため。飯山地区では、出来て間もない飯山南高校を潰して古い飯山北高校を残そうとした。合理性も経済性もなく、高校改革検討委員会でも反発されていた。飯山北高は同地域の伝統ある進学校なので残そうとしたのではないか?などといった観測も流れた。

そもそも人事案は否決されるとその人の人格にもかかわる事なので、めったなことでは否決されない。
それがこのような多数で否決されるには、それなりの訳があった。
宮沢教育長は、田中知事の意向をそのまま下に押し付けるイエスマンと見られていた。基礎的能力不足も県庁内では囁かれていた。県教委の職員も事務遂行上遣りづらいのではないか?などという心配の声が別部局の職員から聞こえていた。
文教委員会では8人全員が賛成しなかった。共産党から知事よりの議員までいるのに、こんなことは珍しいことだ。

議場後ろにある時計を見れば分かるが、予定がずれ込みこんな時間になった。午後8時近くになっているが、これは前日の総務委員会での松林憲治経営戦略局長の不用意な発言で審議が3時間ほどストップしたため、影響が次の日にまで及んだ。田中県政は何から何まで異例なのだがその象徴ともいえる写真である。


自殺 いじめじゃないーと保護者会が文書

2005年12月19日 | 長  野  県  政

    丸子実業生自殺
● 高山裕太君自殺の波紋 
   保護者「たいしたことないのにー」
    部員「無実」訴え文書
  県教委、このおかしさには触れず

─────────────────────────────────
高山裕太君が自殺する3日前の12月3日(土曜)、教頭など学校関係者が高山さ
ん宅を訪ねて5日(月曜)に裕太君が登校することについての話し合いをしている。
校長は学校行事があることを理由に行かなかった。今井正子県議も中座している
が同席している。

学校側はとにかく登校する事が前提条件。高山さん側はいじめが起こらない事と、
謝罪が条件だったが、押し切られた形での”登校”だった。
出席日数が足りなくなると進級できなくなるーと言われては登校しないわけには
いかない。しかし、出席日数の不足は補習などで補うことは可能で、教育現場で
はしばしば行われている。こういう説明がどこまでされていたのか疑問だ。

学校側はいじめをしていた生徒との間に和解ができていたようなことを言ってい
てるが、高山さんに聞くと、「和解の話し合いをする約束があった」ということ
のようだ。

裕太君の体調不良で結局5日は登校できなかった。学校側はこれを約束を破った
という。あるいは母親のかおるさんが登校させなかったともー。裕太君の心理状
態は普通ではない。緊張すると身体が震えるようなこともあったという。医者か
ら沢山の薬を出されてもいた。

これまでの事情を知っている佐久警察署の人が付き添って行く事になっていた。
学校側はこれを「パトカーに護衛されてくる」と過剰に受け取ったようだ。

登校したら下記の文書を配る予定でいた。こんな準備までしていた人が登校させ
なかったと、学校側は言う。
(文書の画像は以下からご覧ください)
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/

ちょうど開かれていた12月議会文教委員会で、15日この問題が取り上げられ
た。
高橋宏議員は、このコラムで指摘した《希死念慮》の診断書について触れ、
「この中に(文教委員会室の中に)、こういう診断書がありながらそれを無視し
て、たいしたことにはならないと言っていた人がいるそうだけど、おらは自分か
ら言うのは嫌なもんで、その人に自分から名乗って欲しいーと言ったら(県側理
事者席は)シーンとしてたっけ。それでも暫くたって誰かが立ち上がったようだ
ったわや」
と委員会審議を振り返りながら語っていた。
高橋議員は村夫子然とした気取らない人柄。自ら田舎のおっちゃんを売りにして
いるような議員でもある。おらは選挙で苦労しているから人の苦労が分かるんだ
わーがよく言う台詞。
http://www.pref.nagano.jp/gikai/gisoumu/giininfo/nagano-takahashi.htm
ここにある写真はちょっと気取っている。

別の文教委員はこの審議を見て、
「無理に登校させたのが原因ではないか」と感想を漏らしていた。この県議はこ
の件についてそれほど多くの情報の持ち合わせがなく、却って客観的に審議の模
様を眺められたと思う。
「多くの自殺事件は登校しようとする前後に起こっている。前島章良こども支援
課長の長男優作君も、三学期が始まる前日の夜自殺している。いやなものを無理
に行かせないですむような方策を考えなくてはー」と語っていた。
確かにそれはそうで、バイパスとなるようなものが比較的容易に選択できるので
あればこのような悲劇は少なくなるかもしれない。

高山さんに転校を勧めたことがある。その時、最悪のことを想定したわけではな
い。できうる限りのことについて検討しておこうと思っただけだ。県教委の別の
担当部署に聞いてみたが実業高校であることもあって、なかなか難しいようだっ
た。中途半端になっていた。
もし、診断書の存在を知っていたらもっと強く勧めていただろう。死んでしまう
より転校したほうがよっぽどいい。

それにしても、高校一年生の診断書に《希死念慮》などという言葉が書かれてい
たのにそれに驚かず、嘘だーみたいなことを言う神経には驚かされる。普通の人
が医者に行って「死にたい」と言ってもこういう診断書は出ないだろう。

県教委職員は一度精神科の診断を受けたほうがいい。
彼らは特に変わった職員ではない。普通の人が普通にこういうことをしてしまう
ことに問題がある。組織の陰に隠れて、皆で渡れば怖くない状態だ。

特異なケースだから対応しないーというのが役所の掟だ。特異だからこそ特異な
対応をしなければならないのだが、役所はそうはしない。つまり反省がない。こ
の悲劇は繰り返されるということか。
そういう硬直化した行政のありかたを批判して登場したのが田中知事だったが、
この問題についてなにも発言していない。もちろん高山さんはずっと前から田中
知事にも何回かメールを打ち、直筆の手紙まで2回出しているが裕太君が亡くな
ってからも田中知事からの返事はない。


バレーボール部保護者会の対応もおかしい。
「高山さんの主張だけを信じないでください」といった文書を出している。他に
も文書を出していて「物まねされても笑っていた」「プラスチック製のハンガー
で軽く叩いただけ」と裕太君が亡くなって一週間も経たないうちにたいしたこと
ないという主張の文書を作成している。
イジメはされたほうが嫌だと思ったらイジメだ。そう定義しないとなくならない。
そういう考えが定着している。したほうがたいしたことはないーと主張するのは
近頃では珍しい。

さらに、バレーボール部員たちまで手書きの緊急メッセージを出している。
「僕たちは絶対に無実です。」と書かれているが、犯罪ではないのだから無実と
いうのはおかしい。誰かに書かされたのだろうか。少なくとも周りの大人たちは
止めなかったようだ。

保護者の書いたものに本音が透けて見える。不祥事があるといろんな活動が制限
される。それを避けようとしているようだ。仲間の死より自分たちの活動のほう
が大事のようだ。

こういったことを傍観している学校・県教委もおかしい。指導監督する立場にあ
るのだから適正な指導をするべきだ。これでは裕太君は二度殺されているような
ものだ。死者を鞭打つようなことを傍観していて教育を語る資格はないだろう。


保護者たちは自分たちの正当性を主張する、このような文書をマスコミ各社に送
っている。自分たちに批判的な所とそうでない所を嗅ぎ分けて送っている。そこ
がスゴイ。おざなりな報道をする信濃毎日新聞が味方に見えるらしい。熱心に取
材する全国紙数紙が敵視されている。

保護者がマスコミ各社に送った資料。ほとんど字は読めないが、こういうものを
送ったと理解されたい。

保護者会のやってることも相当変わっているのだが、県教委はこれについて何も
言わない。自分たちに都合の悪いおかしさは言い立てるが、そうでないもののお
かしさは感じもしないーということか?

県教委の情報収集元は学校だ。高山さんについてのファーストインプレッション
は学校発の情報によって形成されたと見るのが順当だろう。
校長は初七日もすまないうちから遺族側を非難するようなことを公言している。
これは多くの人が問題視している。それを私は県教委に伝えてある。適切な手を
打ったのだろうか。
高木房雄校長は音楽の専科の先生だ。音楽コンクールで何度も入賞の実績がある。
教師にとって勲章だ。ある種のカリスマ先生視される。偉くなったように勘違い
する先生もいる。音楽専科の先生が実業高校の校長になるのも変わった人事だと
いう。
教頭名で、いじめについての専用ネット掲示板に、たいしたことがないのに削除
要請が出ている。そんなものは無視しておけばいい。おとなのすることではない。

こういう校長や教頭がいる学校からの情報を県教委は鵜呑みにした。正しい判断
が出来たのだろうか。


丸子実業生自殺 《希死念慮》の診断書無視する県教委

2005年12月13日 | 長  野  県  政

《希死念慮》という言葉をご存知だろうか。知らなくてもこの字を見れば大体の
意味はお分かりいただけると思う。そう、平たく言えば自殺願望で、うつの症状
として現れる。

自殺した高山裕太君の診断書に書いてある医学用語だ。佐久市内の精神科医師が
診断し、作成したものだ。ここにある。
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/
9月15日、27日、そして11月6日に治療に行った際、作成されている。そ
れぞれ、その日に学校・県教委にメールやFAXで送られている。

私がこの診断書を見たのは裕太君が亡くなった後、先週末のことだった。裕太君
のおかさんのかおるさんから送られてきた沢山のメールの中にあった。かおるさ
んからはいろいろなメールが来るが、玉石混交だ。私にとって、という意味だが
価値のあるものもあれば、あまりないものもある。かおるさんにはそれは分から
ないようだ。

(青字はメルマガに書き忘れた部分)
診断書は最初一通だけ私の所に送られてきた。これは大事なものですよーとかお
るさんに話しているうちに、他にもあることが分かり、ブログに載せられるよう
にサイズや形式を変換して残りの二通も送って貰った。

気持ちが先走って、客観的状況を第三者に知らせる上での優先順位は二の次にな
っているようだ。子供が自殺の瀬戸際にいるのだ。混乱しているのだろう。
こういった気持ちや事情を汲み取ることが大事だと思うが、学校・県教委は逆に
それを変な人扱いした。

もっと早くこの診断書を見ていたなら、私は違った対応をしていただろう。
「最悪のケースは心配していないー」と米澤修一教育次長が11月10日に言っ
た際、そのまま引き下がることはなかったはずだ。

県教委にも確認したが、この診断書のメールは見ているそうだ。それにしては切
迫感がなかった。どうしてかと聞くと、医師がおかあさんに影響されてこのよう
な診断書を書いたのではないかと思ったらしい。いくら高山さんへの不信感があ
っても、そんな話しが通用するだろうか。診断書は違う日付で三通もある。

医師は「君は声を出そうとすれば出るんだ!」と裕太君を強く叱ったことがある。
そんな医師が母親の言うとおりの診断書を三通も書くものだろうか。


おかあさんの騒ぎ方が大げさだーというのは見る人の主観による。しかし、医師
の診断書は客観的状況を指し示すものだ。医師が自殺願望があると診断している
ものを、いかに次長とはいえ、県教委が無視していいのだろうか。
県教委ぐるみで医師の診断書まで無視して、裕太君を自殺に追いやったーと言っ
たら言い過ぎになるのだろうか。

県教委に聞くと子供の自殺の報告は過去三年ほどで、年に2~3件だ。自殺自体
が少ないし、親がいじめが原因と訴えたケースはまれだ。診断書まで送ってくる
のはさらに少ないーというかないことだ。最大のSOSだと思うが、それを
変り者扱いされたのでは当事者はなす術がない。

かおるさんは自殺が心配で、裕太君の部屋のドアを外すようなことまでしていた。
夜中に裕太君が外に出て行ってしまわないように、出口の気配が分かるような所
に寝ていた。外でのことばかり心配していて、まさか家の中でーとは思わなかった。

自殺する4日前の12月2日、裕太君がかおるさんに親子丼を作ってくれた。
料理が得意なわけではない。かおるさんが作ろうと思って、鳥肉などの材料を台
所に出していた。かおるさんは書かなければならない書類があって作る間がなか
った。それを見て僕が作ると言い出し、作り方をかおるさんに聞きながら作った。
ところが、作ったもののかおるさんは忙しくて食べる間がなかった。裕太君に食
べるように言ったが、裕太君はお弁当にして持って行くようにーとまでおかあさ
んに言った。
今になって思い返して見ると、あの時から・・・とかおるさんは言う。

4日、日曜日に家族で外食に行った。何がいい?と聞かれるといつもは、
「弟の食べたいものでいい」などと自分の好みを言わない裕太君が珍しく
「喜多方ラーメンが食べたい」と言った。中学校の卒業アルバムには
「好きなものはラーメン」と書いてあったそうだ。
あの時気付いていればーと後悔は尽きない。

県教委は高山さん親子がコミュニケーションがうまく取れていないようなことを
言う。裕太君は自分の思ったことが言えないようなことをいう。そんなことはな
い。
県教委の職員に何回裕太君と会ったのかと聞くと、「会わせて貰えない」と注釈
は付くが会ったことは一回もなく、話したのは全部電話だという。
県教委の話を信ずれば、
裕太君は一面識もない赤の他人には本心を明かすが、母親には話せないというこ
とか?

親子のほうがコミュニケーションは深い。裕太君はうまく声が出ない。かおるさ
んとはゆっくりだが沢山話している。人前でうまく話せないので、それをメモや
手紙にしている。

病院で沢山の薬を出されて飲んでいた。そのためなのか心理的なものなのか、
髪の毛が抜けるほどだったという。
そんなことは県教委は知らないだろう。彼らに反省はない。そもそも十分な情報
もない。情報がなくては反省のしようがないだろう。ただ、困惑だけがある。

12日夜、前島章良こども支援課長が辞職するーという情報が流れた。前島さんに
確認したら「どこからそんな情報が出てるんでしょうか。今はそんなことを考える
状況ではなく、問題を検証することが先だ」とちょっときつい口調で言っていた。


丸実生自殺、変り者扱いの県教委

2005年12月09日 | 長  野  県  政

裕太君の自殺について、学校側と家族側の見解は大きく食い違う。
丸子実業高校の高木房雄校長は「先輩がからかうなどしたが、自殺の主な原因と
はいえない」などと言っている。

「あの人はちょっとおかしいから相手にしないほうがいいですよ」というのが県
教委職員の私への忠告だった。問題が発覚する前のことだが、これ自体異常だ。
こう言ったのは一人だけではない。県教委内部にこういう空気があった。

メルマガでは配信しなかったが、この件についてはブログで6日に
「丸子実業高校一年生が自殺!学校、県教委、再三のSOS無視」
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/
と短く一報を書いているので、これを読んでからこのメルマガ記事を読んでほしい。

私は高山さんから最初にメールを貰った次の日に高山さん宅に電話している。
出たのは裕太君だった。最初事情をよく知らないので裕太君を聾唖者だと思った。
後で分かったことだか、ストレスから声が出ないようだ。のどというのは以外に
心理的影響を受ける所だ。
喋り方を物まねされ傷ついたーという裕太君の自筆のメモが残っている。自殺の
大きな原因だ。ブログに掲載してある。


私は、米澤修一教育次長と11月10日午後5時頃、電話で話している。
「最悪のケースになったらどうしますか?」と問うと、
「いやいや、そういう心配はしていません。大丈夫です」
と答えていた。言外におかあさんが騒ぎすぎているだけですよーというニュアン
スが感じ取れた。

この「件」の経緯を見ていると、延長線上に悪い結果が待っているように私には
思えた。年少者の自殺を報じるニュースと似ている点がいくつもあった。
しかし、教育次長にこうまで言われると私に押し返す術はない。

「件」に「事」が加わり「事件」になってしまった後、米沢次長をやっと捉ま
え電話で話した。裕太君が死んだ6日の午後7時40頃のことだ。
「この前言ったことを憶えてますか?」と聞くと、
「まだ、自殺と断定されたわけではないですから・・・」
唖然とする。確かにこの時点で断定はされていないが、この期に及んでそんなこ
とを言うのかーと思った。
自殺でなければ、なんだというのだろう。まるで母親が何かしたようなことを言
う。

断っておかなければならないが、米沢次長はそう悪い人ではない。本来は高校の
教員でもある。異動で県教委に来ているだけだ。役人臭さもない。私が最初にか
かわったときは係長クラスだった。(田中県政下ではよくあることだが)それが
いつの間にか次長になって驚いている。物腰が柔らかく、威張るタイプではない。
表情もいつもにこやかだ。
ここに顔写真がある。
http://www.pref.nagano.jp/kyouiku/kyousoumu/kasyokai.htm

上の米沢次長の発言は私に気を許したせいかも知れない。だから、書くのをため
らわないでもなかったが、事の重大さと、教育次長という地位の重さを考えて書
いた。

裕太君の自殺の詳細を、母親のかおるさんに聞いた。自宅の自室で自転車の盗難
防止用のチェーンをどこかに引っ掛け、それで首を吊ったという。自殺防止用に
部屋のドアは以前から取り払っていた。そういう母親が子供にいったい何をする
というのだろう。

夜中の4時か5時ごろ、ドスンという音が聞こえたような気がした。その時は見
に行かなかったが、あの音がそうだったのか・・・・と悔やんでいた。
文章にすれば無味乾燥だが、こう語ったときの肉声は慟哭そのものだった。

学校や県教委は高山さん親子に「変り者」のレッテルを貼り、真剣に対応してい
なかった。こういう告発をするのは言ってみれば変り者だ。おとなしい人は泣き
寝入りをする。そういう人は温厚で常識人だといわれるのかもしれない。

かおるさんは機械の設計士をしている。パソコンは得意だ。資料はメールで沢山
送られてくる。私の所だけでなく、県や議員、相談機関、マスコミにもいろいろ
送ったという。それを学校や県教委は、問題をあちこちに拡散する好ましくない
人物ーと捉えた。しかし、切迫した状況の中でこのようなことをするのは当然で
はないだろうか。かおるさんは県教委がイメージしていた被害者像ではなかった。
じっと耐えて口数少なければ救いの手が伸べられていたのだろうか。
時代は変わっている。それと共に被害者の意識も変われば、行動も変わる。それ
に付いていけずに「変な人扱い」していたのではないのか。今どきの親がメール
を使ってあちこちに問題を訴えるのは当たり前ではないか。

考えてみれば、
学校や県教委は楽でいい。文句を言ってくるものには「変り者」のレッテルを貼
り、痛めつければいい。おとなしい人は泣き寝入りをする。県教委のやっている
ことは、彼らは意識してないだろうが、見せしめだ。分かっているのだろうか。
高山さん親子のケースを同じような立場の人が見ているとどう考えるだろうか?
うっかり学校側と争えないなーと思うだろう。

公務員の親はこういうことがあってもまず訴えたりしない。怪しいケースはいく
つかあるが表面化しない。

ここである推論が成り立つ。いじめなどで告発をする人はごく一部ではないのか。
自分の子供の責任を過大に感じて訴えない人は結構いるのではないだろうか。こ
ういう場合は問題は表に出ない。こう考えると訴える人は確かに変り者かもしれ
ない。しかし、その上にあぐらをかいている学校や教育委員会は正常なのだろう
か?


長野県では、平成4年1月に飯田高校で生徒が同じ生徒を刺殺する事件が起きて
いる。県はこれについて争い、裁判で負けた10年後にやっと謝罪している。殺
された生徒の親の小野寺勝さんも最初は変な人扱いされた。これについての検証
委員会が平成14年4月に設けられ、二度とこうした事件が起こらないようにーと
1年間に渡り11回の会合が持たれたが、「結局役に立たなかったのではないか」
と、かおるさんは言っている。
http://www.nagano-c.ed.jp/kenkyoi/sigoto/gyousei/iida/

この委員会の事務方だった職員が、今度の丸子実業高校の問題にも深くかかわっ
ていた。一職員が、たまたまめぐり合わせで同じような問題を担当する立場にな
っただけかもしれないが、それだけにこの職員は過去の経験を生かして問題に対
処すべきだったのではないかと思う。
私は5年も長野県政を取材しているので、この職員とも旧知だ。温厚で常識的な
人柄だと思う。

だが、この問題の対応には問題があった。
裕太君が死ぬ前のことだが、「いや違うんですあのお母さんは特別なんです」と
言っていた。特別だからこそ特別な対応をすべきだと思うが、長野県庁一般にそ
ういう意識はない。行政として特別扱いはすべきでないーという論法が長野県庁
では幅を利かせている。
今なんと言うか聞きたい所だが、こっちも向こうも時間がなくて聞けないでいる。

7日水曜日午後6時半ごろ県教委の直通番号に電話したが、何回呼び出し音がし
ても誰も出なかった。珍しいことだ。違う電話に掛けて、たまたま出た職員に聞
くと、この日は定時退庁日だったことが分かった。以前から水曜日は定時退庁日
だったが、皆なかなか帰らないので、通達が出て先週から一段と厳しくなったの
だという。

生徒が自殺するーなどということはめったにあることではない。その時期にこの
対応。お役所仕事の典型か。県教委では一応、残業してもいいか?とのお伺いを
上に出したそうだが、議会対応以外は罷りならんーということだそうだ。


県教委にはこういった問題への対策課として「こども支援課」がある。
http://www.pref.nagano.jp/kyouiku/kodomos/kasyokai.htm
1997年1月、須坂市内の中学校に通っていた前島優作君(中学1年生:13歳)
が「いじめられていた」という遺書を残して死亡した事件があったが、この中学
生の父親の前島章良さんが課長になっている。
体験を行政に生かしてほしいーという狙いだったが、この前島さんも体験を生か
すことができなかった。前島さんには高山さんの立場に立って貰いたかったが、
私が11月中旬、前島さんと話したときには「我々はー」というものの言い方を
していた。内部の視点でものを言っていた。これでは外部から課長になった意味
がない。

高山さんは前島さんを敵対視していた。
前島さんが「自分も子供を亡くしているのでー」と話したことが
高山さんには「あなたの子供は死んだわけではないでしょう」と捉えられている。

両者の感情の行き違いだろうが、期待されたことと逆のことが起こっている。

高山さんが電話しても出ないことがあったという。前島さんに確認すると「確か
に夜2時ごろに掛かってきたことがあり出なかった」と認めている。認めてくれ
たことが救いだが、そういうことはあったということだ。夜2時ごろの電話が適
当でないことは分かるが、高山さんのほうも普通の状態ではなかった。

丸子実業の校長は自殺の原因は家庭にもあると言っている。かおるさんは二年前
に離婚している。そのことを指しているのだと思うが県教委側も、同じニュアン
スのことを言っている。かおるさんは「離婚しているとものも言えないのか」と
言う。こんなことを言い出す校長も県教委もおかしい。
実をいえば、前島さんにも同様の批判がある。家庭内の問題を苦にして優作君は
死んだのだーという声がある。前島さんもそれは承知している。
「校長の言っていることはおかしい。対処したい」と前島さんは言っていた。

他にも細かい争いのタネはある。
県教委側は「高山さんがいろんな電話番号の電話から掛けてくる」と言うが、高
山さんに聞くと、「私の電話から掛けると出ないので友だちの電話から掛けた」
と言う。これは高山さんの友人にも確認したが事実のようだ。
とにかく、互いに不信感剥き出しだ。


そういった中での冒頭の職員の忠告だった。それを鵜呑みにするほど私は初心で
はないが、やはり影響を受けていたのだろう。ちょっと引いたのは否めない。悔
まれてならない。

私の携帯にかおるさんから裕太君の死を知らせる電話があった時、最初実感がな
かった。疑っていたのだ。県教委に確認してようやく事実だと分かった。自分の
愚かさにあきれた。

「だから、あんなに言ったのにー。どうして書いてくれなかったのー」
かおるさんの言ったことが苦く思い返された。

裕太君は
「いつ新聞に載るの?明日?あさって?」
とかおるさんに聞いていたという。
かおるさん親子はあっちこっちのマスコミに訴えのメールを打っていた。こうい
う結果になるまで、どこもまともに取り上げなかった。

こういう問題のエキスパートといっていい日垣隆にもメールを打ったという。か
おるさんは沢山のメールを打っているので、日垣隆に出したメールに、つい自分
の名前を書くのを忘れた。そうしたらえらい剣幕で日垣隆に怒られたという。人
にものを頼むのに名前も書いてこないような奴はロクでもない奴だーと言われた。

裕太君は
「おかあさん、この人はダメだよ」
と言ったという。

日垣隆は飯田高校殺人事件検証委員会の委員で、実質的に委員会を仕切り、被告
席に座らされた関係者をいいように怒鳴り上げていた。日垣は中学生時代に自分
の弟が学校側の不注意で死亡した私憤を委員会を利用してぶちまけただけではな
かったのか。
これについての関連過去号はここから。このページの
http://blog.mag2.com/m/log/0000120791
【マガジン内検索】欄に「日垣隆」の語を入れて検索。なお、このメルマガに載
っている分からない「語」を同様に検索すれば関連過去号が出てくる。

この問題が表面化する前の11月中旬、県教委幹部に
「日垣に突っつかれるより、私を相手にしていたほうがまだマシでしょう」
と言うと、苦笑いしていた。

教育というのはいったい誰のためにあるのか?と思う。問題のあるものに
「変り者」のレッテルを貼って済むのであればこんな楽なことはない。
学校・県教委ぐるみで、文字通り首吊りの足を引っ張ったのではないか。

ブログ「田中県政追撃コラム&取材メモ」
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/
ここに高山さん提供された資料が載っている。まだこの他にもあるが、技術的問
題で掲載していないものもある。これから掲載していく予定だ。
この事件に関してはまだ書くことがある。取り敢えずこれだけ書いたーと思って
貰いたい。

事件がマスコミで報道されてから、非常に多くのアクセスがある。ワイドショー
番組が放送される時間帯にそれが跳ね上がる。一時間に300を超えることもあ
る。アクセス検索システムから「丸子実業」「自殺」などの検索ワードで検索し
ている人が沢山いることが分かる。

テレビで見て、インターネットで確認するーそんな人が多いのだろう。


丸子実業高校一年生が自殺!学校、県教委、再三のSOS無視

2005年12月06日 | 長  野  県  政

きょう早朝、丸子実業高校の一年生男子A君の死亡が佐久警察署によって確認さ
れた。縊死で、自殺とみられている。
A君は今年の夏一週間ほどの家出をして、その後学校には行っていなかった。
A君はバレーボール部に所属していた。

母親が「いじめがあった」と、学校、県教委、各種相談機関に問題を訴えていた
が、結果的に十分な対応をとっていなかったことになる。マスコミや県会議員多
数にメールや電話などで訴えていた。私にも10月下旬ごろから40通以上のメ
ールが送られてきていた。

きょう夕方A君の母親から、私の携帯にA君の死を知らせる電話があった。嗚咽
しながら「皆して私たちをいじめる」という電話だった。

この問題については、後ほど詳報する予定。

 18:09


田中康夫のエロビデオ ─ の噂

2005年12月05日 | 長  野  県  政

● 田中康夫のエロビデオ ─ の噂

● 去年の安曇野千人集会の舞台裏
   内部で足を引っ張る、元とり巻き

● 『偽オンブズマン』発言、不起訴

─────────────────────────────────

● 田中康夫のエロビデオ

田中康夫が出演しているエロビデオがあるーという噂がある。この噂は田中康夫
が知事選に出るずっと前からあった。
2000年知事選の時、噂は盛り上がった。ペログリ作家の田中康夫がエロビデ
オに出ていてもたいして驚かないが、長野県知事候補の田中康夫となれば話は別
だ。

「そんなビデオが世間に出ては一大事」と田中康夫を擁立するグループがこれを
買い取ったーという噂が聞こえてきた。ほんまかいなぁ~、と思いながらもいろ
んなところで聞く噂なので「もしかして」という気持ちもないではなかった。

買い取った値段は百万円単位だという。そんなに価値があるものだろうか?それ
にビデオなら複製されているはずだから一本だけ買い取っても意味はない。だい
ぶ以前に作られたもののようだから本数だって結構あるだろう。そうなるとます
ます価値は下がるはずだ。怪しい話だ。

この噂には弁護士が登場する。「ビデオを売りたいというのはヤバイ系の人だか
ら弁護士を買い取り交渉に立てたほうがいいだろう」ということで買い取る側の
田中康夫擁立グループが、ある弁護士に立会いを要請したのだという。なるほど、
ありそうな話ではある。これで多少信憑性が増した。

田中康夫の元取り巻きの一人で、松本のSという人物がこういう話をしていた。
だから、あながち嘘ではないだろうーとも思った。
Sは最初は田中康夫の側近だったらしいが、その後田中知事とは距離を置き、
03年に行われた県議選に、田中知事の支援を受けずに出て落選している。

Sは買い取りにかかわったようなことも言うので、それなら中身を見ているはず
だーと思って詳しく聞くと曖昧なことを言う。内容によってビデオの価値は違っ
てくる。中身も見ずに大金を出して買ったのか?と聞くと見たようなことを言う。
さらに聞くと「詳しいことは忘れた」と言う。私だったら一度見れば忘れないだ
ろう。

そのビデオを買いたいーといったら、言を左右にした。田中知事に義理はないし、
もう売ってもいいはずだが「自分が売ったのがバレるとまずい」と言う。ビデオ
はこの世に一本きりではないはずだから誰が売ったか分かるはずはないのだがそ
う言う。「自分の所まで来れば見せてやる」というので松本まで行った。

Sは自営する喫茶店内の片隅で、ノートパソコンを開いていた。私が行っても視
線をそれに落としたままろくに返事もしない。株が趣味らしい。盛んに来い来い
と言っていたから松本まで行ったのだが愛想も何もない。去年の夏のことだった。
喉が渇いていたが水一杯出てこない。仕方ないので自分でカウンターまで行き、
水を一杯貰ってアイスコーヒーを注文した。

株式市場が閉まる午後3時以降がいいーと言うのでその通りに行った。行く直前
に電話もした。が、向こうから話しかけてくることはなかった。なんて奴だと思
ったが、押し殺してビデオの話をした。
すると、「ない!」と言う。声が裏返っていた。その剣幕に驚いた。
「どこかにあるはずだが探すのが面倒臭い」とも言った。
オイオイそりゃーないだろう、と思ったが、なにしろ声が裏返っているのでそれ
以上聞けない。問い詰めるともっと大声を出しそうだ。

人をわざわざ呼んでおいて、ビデオはないーだと。これでは来た意味がない。何
のためにこんなことをするのか?


それからだいぶたったある時、件の弁護士にこのビデオの話をした。
買い取り交渉にかかわったか?と聞くと
「何のことだ、そんな話わしゃ知らんがな」ということだった。

何のためにSがこのようなことをしたのか今もって分からない。Sは事情通ぶる
のが好きで、しばしばマスコミに登場するのを自慢にしている。注目を引くため
に、こんな話をしたのか?と思う以外ない。


東京方面から得た別の情報では、このビデオに田中康夫は出ているわけではなく、
監督のようなことをしていたようだ。何でも”演技指導”をしているうちに興奮
して”あらぬ行動”に走ったらしい。

演技指導に、愛用のぬいぐるみが使われたらしい。どう使われたかというと、あ
まりにお下劣すぎてさすがに詳しく書けない。突拍子もない行為だったので、こ
の手の撮影になれているはずのスタッフたちもあっけにとられたという。暫くの
間、仲間内で話のタネになったという。

田中康夫にとってぬいぐるみは、単なるぬいぐるみではないらしい。精神的支え
になっているようだ。私はそれまで、型にはまった思考回路からの脱却を促す象
徴としてあるのかと思っていたが、考え過ぎのようだ。あれは田中康夫のリビド
ーの象徴か?そう思うと、田中康夫の周辺にあるぬいぐるみが急に生臭く、薄気
味悪く感じられてくる。

注=リビドー [(ラテン) libido]  大辞林
 〔欲望の意〕フロイトの用語。性的衝動の基になるエネルギー。また、ユングで
は、あらゆる行動の根底にある心的エネルギーを広くいう語。


ビデオの最後には制作責任者のような肩書きで「田中康夫」の名が入っていると
いう。

このビデオを持っている方がいたら私に連絡してください。
高価買い取ります(笑)


● 去年の安曇野千人集会の舞台裏

去年の11月27日、安曇野サンモリッツで「みんなで長野県を考える1000
人集会」(代表・永田恒治弁護士)が行われたが、その裏でこんなことがあった。
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/11210397.html

長野市から参加予定の発言者がいた。当時話題になっていた田中知事の泰阜村へ
の住所移転問題を告発していた人だ。遠い所からなので、当日参加できない可能
性があった。その場合、その人の発言を録音したテープを会場で流せないかーと
思い、そういうことが技術的に可能かどうか主催グループに相談した。

こういうことの担当と思しき、仕切りたがりのSに電話した。
上の趣旨を話し、どうか?と聞いた。すると、
「誰それ?」と聞き返してきた。不遜な物言いだ。
会場の設備上そういうことが可能かどうか聞いただけで、発言者が誰であろうと
関係ないのだが、角を立てることもないので、答えた。
「ダメだね、そんなことできないよ」という。
検討もしないですぐダメというのもどうかと思うので、
「まぁー、そう言わず考えてみてほしい・・・」
と言ったか言わないうちに、
「だから、ダメっつてるじゃない!」
あまりの剣幕に驚いた。それほど大声を立てることではない。

「発言者の人選のことまで俺に言われても困る」というのだが、何もそんなこと
は聞いてはいない。誰が?と聞かれたから答えたまでだ。えらく不機嫌そうで上
からものを言う。

「そういうのは、”キュー出し”が大変なんだ」ともいう。
”キュー出し”って何だ?と考えているうち、放送用語か?と見当をつけた。
しかし、こういうときに使うか?ちょっと大げさだろう。

発言者は結局関係なかったのか?有名人だったらよかったのか?Sは有名人好き
なところがある。
結局、この発言者は会場まで来れることになったのだがー。


集会を告知するビラを刷った。それにはそのころ話題となっていた、田中知事が
議会開会中に東京の女子大生パーティーに行っていた写真が載せられていた。
マスコミに載っていないもので、インターネット上にあったものを、私が独自取
材を加えてメルマガでも書いている。
http://blog.goo.ne.jp/tuigeki/e/87eb09ab87587e13e13f0763d300f9d2

このチラシに「田中県政追撃コラム」の文字を刷り込むように主催グループの担
当者に言ったのだが実現しなかった。増刷もしたのでその際にも言ったのだがそ
れもボツになった。

「田中県政追撃コラム」にはマスコミにない情報が沢山ある。一人でも多くの人
に読んでもらう価値があると思うのだが、そう思わない人が主催グループの中に
いたようだ。


● 『偽オンブズマン』発言、不起訴

柳田清二県議が、2月県議会で、松葉謙三出納長(当時)を『偽オンブズマン』

野次ったことを、松葉氏が侮辱罪であるとして告訴した問題は、11月21日不起訴
となった。
柳田議員は36歳の若手の県議だ。大学在学中から、井出正一衆院議員(元厚生
大臣)の書生となり、大学卒業後秘書となった。その後、佐久市議会議員を経て
県議となっている。現在も、田中秀征氏(元経済企画庁長官)の主宰する『さき
がけ塾専修科』に所属している。
いわば改革の申し子みたいな存在だ。その議員に『偽オンブズマン』と言われた
ことを松葉氏は深く反省すべきであり、逆上して訴えるなどというのは弁護士の
権力の乱用だ。こんな人物が弁護士であっては自由にものも喋れなくなる。
長野県弁護士会はこういう弁護士を放置していいものかと思う。弁護士の権威を
保つためにも何らかの対応をすべきではないのか。

弁護士は、
「品位を失うべき非行」があったときに、懲戒を受ける。(弁護士法56条)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/autonomy/tyoukai.html
これはだれでも請求できる。費用はかからない。その弁護士が所属する弁護士会
に相談するといい。懲戒請求があると、綱紀委員会が調査することに法律で決ま
っている。
戒告から、除名まで4段階の処分がある。除名になると弁護士の身分を失い、弁
護士としての活動ができなくなる。市民にとって手軽にできる弁護士への強烈な
カウンターパンチともなる。

長野県弁護士会
http://www.avis.ne.jp/~nagaben/

柳田県議が自身のホームページでこの件について所感を述べている。
「松葉弁護士告訴の件…不起訴について」
http://www.avis.ne.jp/~ryuusei/

関連過去号
『偽オンブズマン』発言で、柳田県議を松葉前出納長が、刑事告訴!
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/2005-06.html
2005年06月25日