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かったるい話ヌキの情報発信ブログ。改革派政治家とマスコミ検証。独自取材もとに元記者が追撃する。マスコミにない情報満載

日垣隆の 痩せ犬の遠吠えと弱いものいじめ

2007年10月21日 | 日垣隆が起こした問題

 まるで ボクシングの亀田一家なみ
 老元校長つるし上げ場面  YouTube音声アップ
 

    http://jp.youtube.com/watch?v=VQvdiVQmYMI

日垣隆が、また奇妙なことを書いている。週刊エコノミスト10月9日号の敢闘言で雑誌「創」(つくる)をけなしている。
http://www.tsukuru.co.jp/
創はマスコミが書かない問題を扱うことが多い雑誌で、そのためマスコミ業界でしばしば注目されることがある。マスコミを批判する貴重な雑誌だ。それを、お世話になっているものを叩くのはけしからん─みたいな書き方をしている。この感覚はおかしい。

敢闘言1日垣は「総会屋雑誌」と太字で書いているが、これは気に入らない雑誌にけちをつけるときの常套句のようなもので実態を示しているものではない。企業を脅して資金を得ながら左翼的な文章を載せていると書いているが、なんかおかしい。総会屋は暴力団などが関係していることが多く、たいてい右翼だ。左翼の総会屋というのはあまり聞いたことがない。けなすのが最初にあるので論旨が一貫しないのだろう。創はどうみても左翼なのでこんなけなし方になったのか。

北朝鮮を引き合いに出すのは、もう使い古されているので気の利いたライターは避ける。薄汚い言論にも限度と言うものがある─と書いているが、それはどっちか。

お笑いタレントの松本人志を「創」が批判しているのを個人攻撃だと怒っているようだが、有名タレントを批判するのは個人攻撃というのは違うだろう。それに松本に「氏」を付けているのは変だ。こういう場合タレントにいちいち氏を付けないものだ。

創編集長が批判を受け付けないと怒っているが、自分こそ批判から逃げているくせに、よくそんなことが書けるものだ。

日垣は長野県飯田高等学校生徒刺殺事件検証委員会委員のとき、こんなことをしているのだ。
http://blog.livedoor.jp/tuigeki/archives/51035826.html
な、なんと日垣氏が県委員会出席に"遠回り" <WBR> 2004年03月01日
  東京から松本に行くのに長野経由で9往復 
   説明できずに取材拒否 知らない人とは電話しないーと
   「坊やは、おいくちゅかな?」と意味不明の返信メール
     <WBR>   <WBR>"基地外" <WBR>"ストーカー" と自身のメルマガで逆切れ

配達証明郵便が来たことで異常にびびっているが、請求書だってこれで配達されることはある。珍しくもない。それを、批判を封じ込めるためのものだの、言論で勝負せよだのと大げさだ。小心者の日垣らしい過剰反応だ。

日垣は「どっからでもかかってこい!」といった威勢のいいタイトルでコラムを書いたりしているが、これは弱い犬ほどよく吠える─というやつだ。日垣がなんでこんな騒ぎをしているのかと調べたら以下のようなことがわかった。

内容証明はどうやら、創の編集部員が辞めたことを日垣が曲げて書いたために出されたもののようだ。

有田芳生の『酔醒漫録』 2007/10/03
日垣隆の「創」編集長批判
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2007/10/post_9faa.html#comments
─抜粋─
「週刊現代」を読んでいてビックリ。日垣隆さんが「通といえば販」という連載で「表でマスコミを叩き、裏で媚びを売る」という原稿を書いていた。そこで雑誌「創」編集長を厳しく批判している。ここ2年ほど中堅編集者が次々と退社している原因は編集長の「独裁型」の仕事ぶりにあるという。日垣さんには法的措置を取るかもしれないとの配達証明郵便が届いたとあった。それは雑誌「WiLL」(9月号)でこう書いたからだった。「外で『言論表現の自由』とか偉そうに言っているくせに社内では完全独裁制を敷き、会議でも社員に発言さえさせず、退職金の未払いも山積して居直り、二〇〇七年七月には社員がほぼゼロ状態に突入、ついに街金にまで手を出した『創』」。ここまで指摘されたのだから、S編集長には次号で釈明をしてもらいたいものだ。

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大石英司の代替空港 2007.10.10
日垣隆 <WBR>vs <WBR>創編集長
http://eiji.txt-nifty.com/diary/2007/10/vs_096d.html
─抜粋─
日垣氏が佐高信を月刊WiLLで叩いた時に、佐高氏が寄稿している「創」に関してもついでに叩いたわけです(どう書かれたかは、有田芳生氏のブログに若干出ている)。それに対して、創の編集長の篠田氏が日垣氏側に内容証明を送ったらしい。日垣氏は、そういうものが送りつけられてきた、と更に日刊ゲンダイと週刊現代と、週刊エコノミストの三誌で叩き返した。内容証明が送られたというだけの事実をもって。

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これに対して「創」編集長は今のところ音なしの構えだ。
篠田博之の「週刊誌を読む」 <WBR>
http://tsukuru.cocolog-nifty.com/shukanshi/

なぜ日垣がこんなことをやっているのか理解不能だが、佐高信氏への遺恨か?
日垣は佐高氏に批判されたことがあり、それをいまだに恨んでいて佐高氏と関係の深い「創」を坊主憎けりゃ、で噛み付いているということか。


ところで日垣隆はここでこんなことをしているのだが、この音声を動画投稿サイトユーチューブ(YouTube <WBR>)にアップしたのでぜひ聞いてほしい。話し声も弱々しい老齢の元校長を日垣が嵩にかかっていじめているようだ。http://jp.youtube.com/watch?v=VQvdiVQmYMI

第7回飯田高等学校生徒刺殺事件検証委員会 <WBR>会議録要旨
日 <WBR>時:平成14年11月23日(土)1:30~17:00
場 <WBR>所:県庁西庁舎 <WBR>403号会議室
http://www.pref.nagano.jp/kenkyoi/sigoto/gyousei/iida/giji7.pdf
18ページ

日垣委員
 ちょっとお待ち下さいって、前にもそうやって偉そうに遺族の発言を遮ったけれども、自分の責任下で殺された生徒の遺族に対して、どういう態度で、そういうことを言うわけ。それが“反省”した態度で言っているわけなの。まず聞きたいのは、どういうことを反省してるのか。何が失敗だと思ってるのか。遺族が発言しようとしているのを遮って、あんたが一方的に居直る権利がどこにあるんだよ。何を反省してきたのか。失敗した認識があるかって、まず聞いているんだ。それが全く感じられない。10年もあったんだよ、時間が。10年考えた結果というのを聞かせてもらおうじゃないか。


十年も昔の事件のことを口実に、老齢の元校長に些細なことで言いがかりを付けるような質問をしている。その場の空気は凍りつき、ほとんど吊るし上げか、査問のようだった。自分より弱い立場、反論できない立場のものにこんなやり方はない。

元校長が話しているところへ、いきなり割り込んで「遺族の発言を遮った」のはけしからんといっているが、これは言いがかりというものだ。日垣はどこかで文句を言ってやろうと、うずうずしていたのだ。遺族が発言する機会はいくらでもある。後でもいっこうに構わないのだ。一度口火を切ると怒りは加速するらしく、日垣の口調は乱暴でチンピラのようだ。

相手は反論できない立場にある。それにむかって嵩にかかって日垣は乱暴な言葉を浴びせかけている。日垣は小柄で、けんかなどすればすぐに負けるだろう。日垣をみていると口先だけで、実際戦うと弱いボクシングの亀田一家をおもいだす。

この場面は、この日たまたま私が傍聴に行ったとき遭遇しただけのもので、関係者の話ではこういうことはよくあったようだ。