写真はAll Sportsから拝借 下りの俺、そして続くSHINya
11/14(Sun) 中盤
なんとか登り切った2回目の普久川ダム。それから一気に下った。風が体力を奪っていく。先頭を交代しながら2人で進んでいった。分岐点を右に折れると再び登りに入った。長い登りだった。SpecialMapを見て何度も自分の位置を確認した。補給をしキテいる脚にムチを打つ。腰は既に限界に来ていた。SHINyaに速度を下げてくれと伝えた。しばらくすると単独兄ちゃんが現れる。我々の力を借りたそうだった。140kmの残骸だ。我々も同じ気持ちだ。声をかけられ2,3回rotation。同じ気持ちでも現実は無常だった。彼のペースについて行く事はできなかった。
ぱらぱらとした雨を身体に感じたが『少しもすれば上がるだろう』とそんな期待はあっさりと破られ、乾いていも滑りやすいオキナワの道を両者なく濡らしていった。激しい雨粒は視界を遮り、大きな音でアスファルトを叩きつけていた。登りになるとSHINyaが遅くなり始める。決して速くないペースだったが溜まりに溜まった乳酸は脚を重くした。SHINyaの気配を感じなくなるが、ペースをできるだけ下げないよう進む。ここで落とすとヤバい状況だ。しばらくすれば追いつくだろう。「足切り」というモンスターが我々を飲み込もうとしていたが、まだ諦めはしなかった。
11/14(Sun) 中盤
なんとか登り切った2回目の普久川ダム。それから一気に下った。風が体力を奪っていく。先頭を交代しながら2人で進んでいった。分岐点を右に折れると再び登りに入った。長い登りだった。SpecialMapを見て何度も自分の位置を確認した。補給をしキテいる脚にムチを打つ。腰は既に限界に来ていた。SHINyaに速度を下げてくれと伝えた。しばらくすると単独兄ちゃんが現れる。我々の力を借りたそうだった。140kmの残骸だ。我々も同じ気持ちだ。声をかけられ2,3回rotation。同じ気持ちでも現実は無常だった。彼のペースについて行く事はできなかった。
ぱらぱらとした雨を身体に感じたが『少しもすれば上がるだろう』とそんな期待はあっさりと破られ、乾いていも滑りやすいオキナワの道を両者なく濡らしていった。激しい雨粒は視界を遮り、大きな音でアスファルトを叩きつけていた。登りになるとSHINyaが遅くなり始める。決して速くないペースだったが溜まりに溜まった乳酸は脚を重くした。SHINyaの気配を感じなくなるが、ペースをできるだけ下げないよう進む。ここで落とすとヤバい状況だ。しばらくすれば追いつくだろう。「足切り」というモンスターが我々を飲み込もうとしていたが、まだ諦めはしなかった。