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Days with cannondale   デイルな日々

JIM's memo    We are Team The Lewis    肉体性を追求せよ

東京自転車パラダイス八丈島

2012-05-23 23:59:37 | Favorite Things
 寒さを理由にし全くトレーニングできなかった今年の初め。このイケナイ雰囲気からなんとか抜け出そうと場所を選んだのは八丈島。近くて暖かい場所。出発数日前にマイルチケットと宿を検索、予約しただけで情報を全く手に入れず訪れる事になった東京の南の島は、自転車乗りにとって予想以上に可能性を秘めたる地であった。
 そう八丈島は、自転車の楽園、東京自転車パラダイスであった。




 
 
 

 前回のお供はCXバイクであったが、今回はロードバイクとそしてチームメンバ総勢4名と一緒に再びパラダイスへ上陸した。
 2度目の上陸で再認識した結論を始めに述べてしまうと、自転車乗りの視点として八丈島をみた時、どこをとっても欠点が見当たらないということ。
 空港に降りると雄大な独立峰『八丈富士』が出迎えてくれ、ペダルを踏み出せば太平洋に浮かぶ大きくも神秘的な八丈小島がすぐに現れる。車はこない。そこにあるのはワイルドな海に浮かぶワイルドな島とシンプルな道だけ。風を切る音、チェーン、タイヤ、ラチェットの音。それだけで余計なものは何もない。細かいことは抜きにしてこの時点で昇天だろう。「私は坂が大嫌い」「向かい風が大嫌い」なローディ達もこの島の景色の中に入り込んだとき、言葉はきっと遥か水平線の向こうに消え、自分を忘れていや本当の自分を感じて無心にペダリングしているだろう。

 八丈島は、三原山と八丈富士の2つの山が東西斜めに並ぶ島で、主要道路はそれらの山をそれぞれ囲むように数字の8の字を描くように配されている。斜めに傾いた8の字の真ん中には空港と町、商店街、民宿があり、右側のくぼみには底土港、左側には八重根漁港があるといえば分かりやすいだろうか。8の字をクロスせず外を回れば島1周約50km。
 西北の○の中心には、名の通り裾野がすばらしい八丈富士。標高854mの富士山のミニュチア版といったところ。山の7合目に周回道路があり、その周回道路まで2つのルートでヒルクライムができる。山頂のお釜へはその周回道路から登山道で歩く。日の沈む前の夕方に北端のアロエ園からアタックすれば、八丈小島と水平線に沈む夕日を背に、標高差450m、最大勾配約15%のクライムが堪能できる。中腹の周回道路は、TTレースをしてくれといわんばかりの約5kmのコースで勿論景色は最高だ。それは正に天空のTTレース。○の北側は、多少道が狭くなりアップダウンの勾配が増し、完璧すぎる舗装ではなくなるが、走行に全く問題ないことは言うまでもない。
 東南の○の中心は標高700mの三原山だが、外周道路からではどこが山頂だか分からないくらい山深く、スピリチュアルなパワーを感じる。詳細マップを見ればいくつかの山が連なっているのが分かる。昔ながらの古き町や温泉が点在し、2時方向にある島の代表的な峠道『登龍峠』は標高差約300m、登り下り含め全長約12kmと初級者にとってもほど良い。龍のごとく蛇行する峠道は、路肩の舗装、グレーチングの凹凸等パーフェクトな坂で、1月に登ったときは、車1台すれ違っただけ、しかもその車はレンタカーだった。どれだけこの坂道がフリーダムパスか分かるだろう。爆音トラックにびくびくしながら登るようなストレスは皆無。我らローディを龍が見守ってくれているかのようだ。今回は小雨でも登ったが予想通り全く問題なし。勾配も最大8%くらいだろうか、最高に気持ちがいい。三原山へのクライムは4箇所からで、道は狭いが車はさらに少なくヒルクライムに集中できる。時にはジャングルロード(舗装はしています)を登り、勾配は一般ルートで島最大となる。山頂へは、ゲートをくぐって最後は砂利道を少し進んだ所にある電波塔で自転車を降り、藪を掻き分け2分。狭い山頂を中心に180度のパノラマ、眼下に広がる神々しい光景が時を止める。日の出を見れたら最高だろう。

 車が極端に少なく、故に信号も少なく、道の舗装が綺麗といった3拍子の八丈島。大手の24hコンビニはなく過剰な便利さを必要としない。観光名所もいくつもあるが、古き良き町並み、古民家、看板がない素敵なロッジ、目の前に水平線が広がるの高台の温泉、一つの看板をたよりに道を進むとひっそりと佇む喫茶店、それだけで我々自転車乗りが飽きることはない。強くなるため淡々とトレーニングがしたければ、黙々と外周の周回を重ねればいい。強風とアップダウンなワインディングロードと思わぬ小雨が無条件に己を強くしてくれるはずだ。

 ああぁ、また行きたい、パラダイスへ。






 
 
 

イマナカボン!

2010-09-03 23:47:05 | Favorite Things

 灼熱の真夏の太陽がしぶとく息しております。残暑お見舞い申し上げます。
 我らTTLは、今シーズンも着々とレースを積み重ね、弱者なりに突き進んでいると思われます。先週末は、土浦から日光までロングライドトレーニング with MTB。総走行距離は231kmということで、左脚を痛めてしまい、今週平日は完全OFFでした。幸い痛みは消え、王滝に向けてこれから最終調整していきます。
 日本ロードレーサーのBible又は教科書、通称『今中本』と呼ばれる『今中大介のロードバイクバイブル』を手に入れました。本日即読み切る。先生!のmessage、RoadbikeのHowToも程よく詰まったこの一冊。何とも言えないこの高揚感。さあ、己に打ち勝つために漕ぎ出しますか! 
 次は『ランス本』、(笑。

絶対に諦めないということ

2009-12-07 00:08:48 | Favorite Things
 2009年9月、MTBマラソン世界大会で2年連続の優勝を果たしたRoel Paulissen(ロエル・パウリッセン)。
 添付写真は、彼が出場したCape Epic Race 2008での模様。今MyPCの壁紙です。デイルfanならご存知の通りで1年前の2009catalogに使用された一枚。よく写真を見て下さい。この状態で12mileを走り続けたTeam VREDESTEIN。ちなみにbikeはscalpel!wheelはMavic Crossmax SLR!
 bikeは勿論ですが、このspirit、かっこいいです、ホントに。
 Wallpaperは、こちら→cannondale wallpaper

VOLVO240 mainte. memo

2009-11-30 01:17:27 | Favorite Things
 昨日久しぶりのoil & element change。ケチって一番安いもの。そしてRaceSeasonも終わったのでバイクキャリアを外し、軽く洗車。寒くなってきた。そろそろスタッドレス新調かな。添付写真は、10月のJapanCup2009 in宇都宮にて、CAAD8 & six13 & 240。

odometer : 203,350km
cost : total ¥4,760.-

爆発だ!

2009-04-18 03:39:38 | Favorite Things
 昨年11月に出会った岡本太郎の本。雑誌以外全く活字を読まない生活だが、その時はほんと珍しくハードカバー盤を購入した。強烈なメッセージが次々と心にブチ刺さる。しかし、強烈でいて温かい。つい最近雑貨屋で携帯用に文庫本もgetしたが、その他の本も並んでいたので大人買い。
 のほほんと生きている暇はない。あえて困難を選びそれに立ち向え。上手くいって何が面白い?ぐちゃぐちゃになればいい。ごまかすな。もっと苦しまなければならない。ぼろぼろになれ。敵は己だ。
 ツールド美ヶ原にentryしました。TTL2009、始動です。

昨年末、渋谷『明日の神話』の前で  photo by Max

続ける、繋がる、繋げていく、、

2008-09-29 01:00:23 | Favorite Things
 約10か月ぶりのボロボの洗車&wax。よく見ると小傷だらけだが、磨けば鮮やかに景色が映り込む。エンジンもまずまず。最近弱気で手放そうかなんて思ったり。修理する箇所は少なくないがしっかりメンテしてもらって帰ってこい。写真は毎度お世話になるお店の前にて。
  

 親父さんと車のこと、自転車のことを30分くらい話し込む。店を出ると代車の軽に乗ったカップルが現れた。まだまだ240は手放す気はないという都内のオーナー。俺よりも多分若い。愛車240セダンの車検の引き取りにはるばる遠い店へ彼女とドライブ。そして無事車検を済ませた彼の決してきれいな車とは言えない愛車を見るや否や喜びの笑みを浮かべる彼女。なんとも羨ましい光景。俺も次回の車検には、、、

王滝が終わり丁度2週間が経ち、、、

2008-09-28 23:33:07 | Favorite Things
 2週間があっという間に過ぎ去っていった。右腕、右太ももの傷もその時間と共に消えて去っていった。傷が治っていくというのは体であれ心であれ時として淋しいものだ。

 体を動かしていない。Bikeにも乗っていない。体がそして心までが何か重たいのである。一人の時間が澱んでいた。所要を済ませ、Virginに行く。澱みを流れにしなければ。そうだ、これだ。俺にはこれがあった!なんて思ったりして、金欠なのに衝動買い。
 まず新譜コーナーで。バーブ(the verve)の復活新譜『FORTH』。まだあの泣きメロは健在なのか。そしてプライマル(PRIMAL SCREAM)の『BEATIFUL FUTURE』どうなのプライマル?まだ聞かせてくれるのか。美しい未来を見せてくれるのか。次、お馴染みサーフ系ゆる系新譜コーナーに行き、ドノバン(DONOVAN FRANKENREITER)の8月に出た3rd『PASS IT AROUND』をchoice。そしてJ-POPのROCK新譜試聴コーナーを覗くとなんとモーサム(MO'SOME TONEBENDER)がドカンと並んでいる。いや有名になったもんだと新譜の『SING!』を試聴せず手に入れる。そしてそのままJ-POPコーナーをふらついていると思い出したいものが思い出せずMaxGAYAへ電話。最近車中ヘビロテのMaxに借りたインストバンドindigo jam unitの3rd,2ndを一気に手にする。ウネルjazzy&heavyなサウンドがたまらない。そしてまた洋もの新譜試聴コーナーへ戻り、ヘビーメタルを何枚か聞く。メタリカを何度か聞く。SHINヤのBlogにも紹介されている新譜『DEATH MAGNETIC』だ。へヴィメタのmaster peace、世界のMETALLICA。「そうだ、これだ!!このリフ、ヘヴィネスが最近の俺の生活に足りないのだ!!」邦楽ゆるメロ系の1枚を一度手に持っていたが選ばなくてよかった、、と会計を済ませ店を後にする。写真左から順番。

VOLVO240 mainte. memo

2007-12-09 13:08:13 | Favorite Things
 12月に入る前にボロボのBATTERYが上がってしまった。会社の駐車場で1日中スモールランプをつけっぱなし。約4年も使用していたこともありこれを機に交換することにした。思わぬ出費で苦しい。俺もっとtoughに、machoになれや。

 cost : 23,500yen

好き

2007-12-09 00:59:39 | Favorite Things
 昨夜は事業部の忘年会だった。会を後にし24時ごろ駅にたどり着く。寝過ごしてしまったら勝田車庫行きという恐怖に屈することなく終電に乗り込んだ。今年はしっかりと水戸で降りることができた(ようだ)。

 小用を一つずつつぶしていった今日。
 こいつも好きあいつも好き。いやそいつも好き。こういうのを優柔不断というのだろうか。それとも全てホントは大して好きではない?いやそうじゃない多分。どれも好きなんだからしょうがないじゃん。んなことを考えながら『こいつ』を磨いた。1年以上waxをかけず放置状態であったVOLVO。少しは機嫌を直してくれただろうか。ボンネットにはゆっくりと流れる雲が映りこんでいた。こんなん久しぶり。やっぱり好き。