とにかく美ヶ原にこだわっている。
レース2週前は富士山国際HCでとんでもない記録を残した。
富士山国際ハイキング大会かと思った。
1週前は筑波山HCに臨んだ。追い込んだ。結果的には3年前とほぼ変わらず。
いい一叩きにはなった。
レース前日。
仕事無休でくたくたの俺を見てか、jimがほとんど運転してくれたお陰でいい状態で現地入りできた。
昼過ぎに試走を開始した。
しんやとjimと3人で登る。激坂登れるかどうかがかなり不安でもあったが、なんとかギリギリで登り切った。激坂開始からダンシングでいったため、脚以上に心臓がやばかった。
ギリギリまでシッティングで行くべきかと感じた。
美鈴湖を過ぎたあたりで待っていた二人に合流。もう少し登ろう、となった。
そこ(第一CP)以降は比較的緩い勾配が続く。快調に二人に付いて行く。
コースのほぼ中間地点まで登り、そこまでのタイムは野球場からの計測でほぼ1時間。悪くない。
前夜。
しんや家、ひで家総出アンドFURUボーイの豪華な面子で前祝(?)
俺は、とにかく緊張していて、酒でほぐしたかった。
せっかくの席なのに現在過去最高レベルで耳の調子が悪いのでまともにコミュニケーション出来ずに歯がゆかった。
いよいよ当日を迎えた。
まず荷物を預け、朝6時過ぎからしんやとjimはローラーで入念なアップ。
俺は、アップと緊張ほぐしを兼ねて松本城を見に走った。
タイヤをレモ&ソニックにしたせいか驚くほど軽く回る。
これはいけるか!
あっという間にスタート時間20分前になり、クラス別に並ぶ。
スタート直前、みんなと合流し固い握手を交わし健闘を誓い合う。
スタート!
緊張から?クリートはまらねえ、、
次々抜かれる。
まあ、ここは抑えてゆっくり行く。
すぐに激坂がやってきた。
前日練習の教訓から、ダンシングは封印。
淡々と登る。
左にMAXが見えた。余裕が無いので声も掛けられずに右から追い越す。
長い直線激坂。
ダンシングを入れひいひいで登る。
左カーブ。後輪がすべる!!
思わずシッティングに切り替える。
そして右カーブ。
左にふらふらしたやつがいて俺側に寄ってくる。
かわす。右(IN)に入る。
最高に勾配がキツイ。
おい!!
もう登れるラインがねえ!!
思わず右の草に倒れこむ。
あせってペダルを外し、左に押し歩く。
斜めにリスタートを試みるも渋滞の中すぐには出来ない。
ここで数分のロスは否めない。
そのあとも美鈴湖まではきつい勾配が続く。
ギリギリで登る。
ここで下りなかったのは鬼富士のお陰とつくずく思う。
やがて中間地点を通過。
タイムは約1時間。
昨日の練習時より若干かかっている。
まずい。
ここからの緩い区間はとばさなくては。
パープルヘイズがかかった。
徐々に上げていく。
脱落者を少しずつ抜かせるようになってきた。
しかし、激坂~美鈴湖までのきつい区間でのボディーブローが徐々にきたか、ペースが落ち始める。
後ろのスタートクラス(1000番台とか)に次々抜かされ始める。
FURUが来る?とドキドキしながら登る。
そして「とび!」と一声くれFURUが抜かしていく。
このやろー!
くらいつく。
いや、無理、、、はえー、、
そこからはもう、歩かないための必死の戦いと記憶している。
後半はもうボロボロ。
サイコンをタイム表示に切り替える余裕すらない。
脚はもう完売状態。
もう、すでに終わっていたのだろう。
タイム:2時間9分
BESTから約10分落ち。
最悪。
●どうでした?美ヶ原は。
「ブログに書いたよ。いちいち取材に来るんじゃねーよ。」
●まあまあ。そんなもん読む暇ありませんから。レース中、印象に残った相手、競り合った相手とかはいました?
「うーん、激坂始まりあたりで俺ももうすでに苦しくて登ってたんだが、左にもっとふらふらしてる奴がいた。ジャージにTeam The Lewisてあった。」
●それはチームメイトだと思います。
「あとは300番台くらいのやつと競ってたな。ちょくちょく左から俺を抜かしてくんだよ。で、きつい坂になるとビンディングをはずして歩く。で俺が抜き返す。で、ふとまた左から俺を抜かしてく。うぜー。お前はつがいけの俺か!学校ジャージの女子中学生と競ってた俺か!みたいな。」
●BEATさんと同類だと思います。
「うるせーよ。で、そいつが最後の最後の登りでまた左から俺を抜かしてったんだよ!これはやべー!これはつがいけのダウナーの再来になる!と思ってラッシュして抜き返したよ。」
●ご苦労様でした。そういえばつくばはどうだったんですか?
「3年前とほぼかわらなかった。」
●まったく進歩無しと、、
「でもな、機材はまったく変わらない、で、体はいやでも老化していく、でタイムは変わらない。これは進化だと思うぜ?」
●ずいぶんスケール小さい進化論ですね(笑)
「まあ、冗談だが。それに比べ今回は機材変わらずでも、10分落ちた。敗北感はんぱねーよ。」
●しかも一番大事なレースで。
「・・・・」
●まあまあ、足りなかったものをしっかり考えられる機会と思ってがんばってください。
「たまにいいこと言うよな。」
●龍勢で悪かったらボコボコに言いますよ。
「がんばります・・。」
レース2週前は富士山国際HCでとんでもない記録を残した。
富士山国際ハイキング大会かと思った。
1週前は筑波山HCに臨んだ。追い込んだ。結果的には3年前とほぼ変わらず。
いい一叩きにはなった。
レース前日。
仕事無休でくたくたの俺を見てか、jimがほとんど運転してくれたお陰でいい状態で現地入りできた。
昼過ぎに試走を開始した。
しんやとjimと3人で登る。激坂登れるかどうかがかなり不安でもあったが、なんとかギリギリで登り切った。激坂開始からダンシングでいったため、脚以上に心臓がやばかった。
ギリギリまでシッティングで行くべきかと感じた。
美鈴湖を過ぎたあたりで待っていた二人に合流。もう少し登ろう、となった。
そこ(第一CP)以降は比較的緩い勾配が続く。快調に二人に付いて行く。
コースのほぼ中間地点まで登り、そこまでのタイムは野球場からの計測でほぼ1時間。悪くない。
前夜。
しんや家、ひで家総出アンドFURUボーイの豪華な面子で前祝(?)
俺は、とにかく緊張していて、酒でほぐしたかった。
せっかくの席なのに現在過去最高レベルで耳の調子が悪いのでまともにコミュニケーション出来ずに歯がゆかった。
いよいよ当日を迎えた。
まず荷物を預け、朝6時過ぎからしんやとjimはローラーで入念なアップ。
俺は、アップと緊張ほぐしを兼ねて松本城を見に走った。
タイヤをレモ&ソニックにしたせいか驚くほど軽く回る。
これはいけるか!
あっという間にスタート時間20分前になり、クラス別に並ぶ。
スタート直前、みんなと合流し固い握手を交わし健闘を誓い合う。
スタート!
緊張から?クリートはまらねえ、、
次々抜かれる。
まあ、ここは抑えてゆっくり行く。
すぐに激坂がやってきた。
前日練習の教訓から、ダンシングは封印。
淡々と登る。
左にMAXが見えた。余裕が無いので声も掛けられずに右から追い越す。
長い直線激坂。
ダンシングを入れひいひいで登る。
左カーブ。後輪がすべる!!
思わずシッティングに切り替える。
そして右カーブ。
左にふらふらしたやつがいて俺側に寄ってくる。
かわす。右(IN)に入る。
最高に勾配がキツイ。
おい!!
もう登れるラインがねえ!!
思わず右の草に倒れこむ。
あせってペダルを外し、左に押し歩く。
斜めにリスタートを試みるも渋滞の中すぐには出来ない。
ここで数分のロスは否めない。
そのあとも美鈴湖まではきつい勾配が続く。
ギリギリで登る。
ここで下りなかったのは鬼富士のお陰とつくずく思う。
やがて中間地点を通過。
タイムは約1時間。
昨日の練習時より若干かかっている。
まずい。
ここからの緩い区間はとばさなくては。
パープルヘイズがかかった。
徐々に上げていく。
脱落者を少しずつ抜かせるようになってきた。
しかし、激坂~美鈴湖までのきつい区間でのボディーブローが徐々にきたか、ペースが落ち始める。
後ろのスタートクラス(1000番台とか)に次々抜かされ始める。
FURUが来る?とドキドキしながら登る。
そして「とび!」と一声くれFURUが抜かしていく。
このやろー!
くらいつく。
いや、無理、、、はえー、、
そこからはもう、歩かないための必死の戦いと記憶している。
後半はもうボロボロ。
サイコンをタイム表示に切り替える余裕すらない。
脚はもう完売状態。
もう、すでに終わっていたのだろう。
タイム:2時間9分
BESTから約10分落ち。
最悪。
●どうでした?美ヶ原は。
「ブログに書いたよ。いちいち取材に来るんじゃねーよ。」
●まあまあ。そんなもん読む暇ありませんから。レース中、印象に残った相手、競り合った相手とかはいました?
「うーん、激坂始まりあたりで俺ももうすでに苦しくて登ってたんだが、左にもっとふらふらしてる奴がいた。ジャージにTeam The Lewisてあった。」
●それはチームメイトだと思います。
「あとは300番台くらいのやつと競ってたな。ちょくちょく左から俺を抜かしてくんだよ。で、きつい坂になるとビンディングをはずして歩く。で俺が抜き返す。で、ふとまた左から俺を抜かしてく。うぜー。お前はつがいけの俺か!学校ジャージの女子中学生と競ってた俺か!みたいな。」
●BEATさんと同類だと思います。
「うるせーよ。で、そいつが最後の最後の登りでまた左から俺を抜かしてったんだよ!これはやべー!これはつがいけのダウナーの再来になる!と思ってラッシュして抜き返したよ。」
●ご苦労様でした。そういえばつくばはどうだったんですか?
「3年前とほぼかわらなかった。」
●まったく進歩無しと、、
「でもな、機材はまったく変わらない、で、体はいやでも老化していく、でタイムは変わらない。これは進化だと思うぜ?」
●ずいぶんスケール小さい進化論ですね(笑)
「まあ、冗談だが。それに比べ今回は機材変わらずでも、10分落ちた。敗北感はんぱねーよ。」
●しかも一番大事なレースで。
「・・・・」
●まあまあ、足りなかったものをしっかり考えられる機会と思ってがんばってください。
「たまにいいこと言うよな。」
●龍勢で悪かったらボコボコに言いますよ。
「がんばります・・。」