Ivan BASSOがTeam CSCからTeam Liquigasへ来たのが2008年4月。彼が跨っていたCERVELOのpedalがこの丸いヤツで、こいつを移籍と共に引き連れてきたは事は有名な話。そして今チーム全員のcannondale bikeにこのpedalが装着されている。
10月頭、いきなりRaceで初使用してみた。ファーストインプレとしては、はめづらい。もともとclipが得意なほうではないが、はめ込むポイントが今までと違う。今までのpedalは、SHIMANOのDURA PD-7750だった。挿入方法としては、引っかけて押し込むという感じがなく、あるポイントで踏み込むだけという感じ。しかしこのあるポイントが慣れるまで難しい。グリグリと『ここらかな?ここらかな?』と探る必要が暫くあった。先日のロンライで通算10日目のrideだったがやっと慣れてきて乗せるだけでカチッとはまるようになり気持ちがいい。両面装着可能なだけあり位置の感覚だけさえ掴んでしまえば気にすることなく乗せるだけでいとも簡単にclipできる。もはや不得意ではない。
次の感想としては、shoes(足裏)とpedalの接触面が広く感じられ、安定している事。構造上回転軸が本体の中心にあることもこの安定性に関係しているのかもしれない。堅く固定されているわけではなく、これは今の設定(デフォルトのまま)故だが、今までよりもclip後の動き幅は大きいのだが、それに不快感はない。0度から15度まで細かく調整できるのでこれから試してみたい。
悩む点としては、cleatが大きい金具になっているのでbikeから降りたときにはクリカー『Coffee Shop』の装着はマストになるという事。傷が気になる。さすがにbikeから降りた直後や、乗る直前、または信号待ちで停車したときpedalを外した左足などは、Cshopを装着できないので傷が付かない様に気を使いまくる。そしてCshopを外す時、なかなか簡単にいかないのが難点。食い込みがいいのか、Cshopが外し難いのなんのって、、(汗)
以下specです。official siteから抜粋。ちなみにフラッグシップモデルは"決戦用only"の仕様でチタンシャフト&カーボンバディの『NANOGRAM ZERO』。¥83,790.-也!半端じゃねえ!
【brand】
SPEEDPLAY
【trade name】 ZERO stainless shaft
【price】 定価¥20,790.-
【weight】 103g (cleat:59g)
=重量比較=(重量は全て片側)
SPEEDPLAY ZERO titanium shaft 82g(c:59g),SHIMANO DURA ACE PD-7810 139g(c:35g)
MAVIC Race SL TI 110g(c:145g),LOOK KEO HM TI 95g(c:?)
■イージーデュアル-サイドエントリー
ペダル両面がビンディング可能であり、ペダル面を気にせず、はめ込みができる。
■マイクロアジャスタブルフルート
ペダル固定角度が0°から15°までライディングスタイルに合わせ細かく調節できる。
■フォトアクシスアジャストメント
他メーカーでは実現できない つま先-かかと と 内側-外側 の固定幅調節が独立してできる。
これは内側からクリートを外すライダーは外側から外れるのを好まない。
つまりその調節が可能なのである。
■ローエストスタックハイト
足裏からペダルシャフトまでの距離が、どのメーカーのペダルより、短くペダリングパワー伝達に優れる。
●11.5 ミリ スタックハイト(3穴時)
●8.5 ミリ スタックハイト(4穴時)
■アンベータブルコーナーリングクリアランス
ペダルが小さい為、路面とのクリアランスが大きいく、コーナー時にバイクを大きく傾けてもペダルがヒットしない。
●ステンレスシャフト - 37度
●チタンシャフト - 39度
■ラージ,コンフォータブル クリートプラットフォーム
ソールとクリートまた、クリートとペダルの接触面積(足裏からペダルまで)が大きい為、安定感の向上、
足裏の加重集中を避ける事ができる。そして疲労が蓄積しにくく、ペダリングに集中できる。
■ハイクオリティベアリング
カートリッジベアリングとニードルベアリングを使用。
ペダルを薄くし、路面クリアランスとペダリングパワー伝達に優れる。
■フィットモアシューズ
3穴4穴どちらのシューズにも対応している。
■イージーメンテナンス
グリスホールがあり、グリス注入が簡単である。
■トゥルーロッキングメカニズム
スプリング力で固定していなので、脱着時がスムーズである。