栗東市の新幹線新駅の計画跡地整備を巡り、県と市は26日夜、市役所でまちづくり基本構想(後継プラン)についての住民説明会を開き、下鈎(しもまがり)など4自治会の住民ら約50人が出席。道路や下水道など基盤整備が大幅に遅れ、構想実現の見通しが立たないとの説明に、出席者から不満の声が上がった。
構想は2010~14年度の5か年計画。4自治会向けの説明会は09年10月以来で、跡地利用の進行状況について . . . 本文を読む
栗東市内を循環する市のコミュニティーバス「くりちゃんバス」の乗客数低下に歯止めがかからない。2010年度の乗客数は過去最低だった前年度から1817人減少し、延べ5万8340人と、3年連続の減少となった。さらに、市は厳しい財政状況の中、バス事業費削減が急務として、一層の減便を検討している。
くりちゃんバスは03年度から、民間の公共交通網を補完する目的で市が運行を開始した。バス会社2社、タクシー . . . 本文を読む
今月1日、始業前の早朝。葉山中学校の調理室に3年生の男女11人が姿を見せた。「まず米をとぎましょう」。栄養士でもある同校PTA会長の渡辺さおりさん(42)の指示にエプロン姿の生徒らが動き出し、「My弁当づくり」が始まった。
メニューは▽イカの照り焼きガーリック風味▽旬野菜の卵炒め▽ズッキーニのあえ物--など。地元産野菜を仕入れ、炊くのは真田善之校長(59)が自宅で育てた米だ。
PTAから . . . 本文を読む
栗東市の新幹線新駅計画中止後、都市計画マスタープランと都市計画道路見直しをしてきた栗東市の検討委員会が27日、野村昌弘市長に市役所で素案を提出した。
委員長で立命館大の高田昇教授(都市計画)は「地域で生活し、自転車に乗る人や歩行者に配慮して道路を造ることが大切。市民の力を借りてできることは多い」と話した。野村市長は「市民の力をまちづくりに生かしたい」と話した。
都市計画マスタープランの素案で . . . 本文を読む