RDの汚染地下水の疑いも
=RD問題 真価問われる嘉田知事 (11)=
土壌汚染の第一人者で日本環境学会会長の畑明郎・大阪市立大学大学院教授は「RD産廃処分場からの汚染地下水が水道水源地に流れ出している可能性もあるだけに、県や市は早急に処分場下流域でのボーリングによる地下水調査を実施し汚染状況を把握すべき」と指摘する。そこで2回に分けて畑教授に聞いた。
●カレー事件の恐怖
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栗東市の新幹線新駅予定地周辺で進められてきた土地区画整理事業について、滋賀県公共事業評価監視委員会(委員長・滋賀県立大小林圭介名誉教授)は29日、草津市で第1回委員会を開き、「事業の中止は妥当」との評価を下した。
評価の対象は、総事業費273億円、地区面積50・2ヘクタールの「栗東新都心土地区画整理事業」と関連事業の「まちづくり交付金事業」の2事業。昨年10月、新駅建設の中止が確定した後、 . . . 本文を読む
栗東市街道ものがたり100年協議会の設立総会が25日、市役所であった。旧東海道や旧中山道沿いの趣を守りながら、にぎわいを取り戻す狙い。国土交通省の補助を活用しながら活動を進める。
協議会は市商工会や市観光物産協会の代表者、学識経験者ら12人でつくる。滋賀文化短期大の谷口浩志教授(地域計画学)が会長を務め、市都市計画課に事務局を置く。
協議会の下部組織に、街道活性化を応援する有志による組織 . . . 本文を読む
嘉田由紀子知事が20日で就任2年を迎えた。重要課題の新幹線新駅(栗東市)や大規模ごみ焼却施設(大津市)は中止したが、巨額の累積債務を抱える造林公社問題や、住民側が全量撤去を求めるRDエンジニアリング社の産廃処分場跡地(栗東市)問題など難問が山積する。任期の折り返しに当たり、毎日新聞のインタビューに応じた知事は「当事者の願望が実現できることが大事なので、つらかった。当事者に納得してもらえる“落とし . . . 本文を読む
栗東市の財政が悪化している問題で、市が公表した「市財政再構築プログラム案」の市民・関係団体説明会が二十三日夜、市中央公民館で始まった。説明会は八月十日までに計十回予定している。
初回は各種団体が対象。代表者ら百人が出席した。出席者からは「(福祉サービスを大きく低下させる)プログラムの内容に言葉を失った」「今までは高かった福祉水準が、ほかの市と同程度になるのは寂しい」といった意見が出された。
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