第33回栗東市美術展が29日、栗東芸術文化会館さきらで始まった。写真や絵画など5部門の入選作品と審査員の作品計237点が並び、訪れた人が多彩な力作に見入っている。
市や市教委が毎年開催。今年は市内をはじめ湖南地域を中心に約230点の応募があり、部門別では写真が101点と最も多かった。出品数は例年より約2割減り、市の担当職員は「制作費がかかるので、景気悪化の影響もあるのでは」と話している。写 . . . 本文を読む
栗東市が財政悪化を受け、業務用公用車の車体に広告を出す企業を募集したところ、予定していた軽乗用車5台分を大きく上回る申し出があった。急きょ、対象車両を29台に増やし、先着順で申し込みを締め切った。新たな財源確保策が好評で、市財政課は「厳しい財政状況を理解し、協力していただいた」と喜んでいる。広告を張った公用車は11月から市内を走る。
市によると、応募は13社からあったが、複数台数を申し込む . . . 本文を読む
=県「ろ液分析で不検出、問題なし」 畑明郎教授が反論「全量分析が妥当」=
有害物が地下水へ流出するRD産廃処分場内(栗東市小野)の地下水調査で、環境基準百二倍の総水銀が検出された。県が七月に実施した全量分析によるもので、従来の場内調査で最も高い濃度。しかしその一方で、ろ過後のろ液分析では「不検出」だったとして、「これまでの結果と大幅に異なることはない」と静観している。栗東市の飲み水の七割は地 . . . 本文を読む
建設中止となった栗東市の新幹線新駅予定地跡地の利用問題で、滋賀県と市は25日、予定地周辺の4自治会でつくる対策委員会への説明会を市役所で開き、まちづくりの後継プランの基本構想をあらためて示した。基本構想の核となる企業誘致について嘉田由紀子知事は「企業立地促進法を活用したい」と述べ、県と市が同法に基づく基本計画の策定を目指すことを明らかにした。
同法は、企業誘致に取り組む自治体の支援が目的。基 . . . 本文を読む
栗東市は22日、来年度予算の予算編成方針を発表した。収支見込みが9億円弱の財源不足となることから、昨年に続いて新規事業は原則認めず、国・県からの補助がなくなる事業は廃止するとした「超緊縮型」。
県が中止を決めた新幹線新駅事業については「中止の負の影響が続いている。後継プランの具現化など、政策変更の当事者である県に責任を持って遂行してほしい」と要望した。
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