栗東市の国松正一市長は28日、同市の新幹線新駅問題で、10月末の協議期限を過ぎて新駅が凍結された場合、新駅周辺の土地区画整理事業は「新駅ができない以上、不可能」とし、事業を中止する意向を示した。この日の定例会見で語った。
同事業は、仮換地指定が終わった状態のまま、ほとんど進んでいない。国松市長は「最終的には地権者との話し合いで決める」としながらも、新駅が凍結されれば「土地の価格上昇も見込めず、 . . . 本文を読む
◇山田市長会見
栗東市の新幹線新駅問題で、守山市の山田亘宏市長は28日、新駅の協議期限の10月末以降、再び新駅の計画が浮上した場合には「再スタートとなり、今の計画の姿にはならないのでは」などと述べ、新駅の場所も含めて計画を再検討する必要があるとの考えを示した。
この日の定例会見で述べたもので、山田市長は「今でこそ話すが、現在の新駅計画では、駅前広場が1カ所しかないなど、守山市をはじめ周辺市の利 . . . 本文を読む
栗東市議会(定数20)は9月議会最終日の27日、同市の新幹線新駅問題で、凍結された場合でも責任ある対応を嘉田由紀子知事に求める「東海道新幹線(仮称)南びわ湖駅問題解決に関する決議案」を賛成多数で可決した。しかし、新駅凍結・中止派の議員ら約4割が採決で反対し、10月末の新駅議論の期限が迫る中で、地元で意見集約できていない現実が露呈した。
決議案は、新駅推進派の「新政会」「公明栗東」両会派の11人 . . . 本文を読む
滋賀県栗東市のRDエンジニアリング社(破産)の産業廃棄物処分場問題で、対応策を協議する県RD最終処分場問題対策委員会は27日、10月3日に開催予定の次回委員会が定足数に達しない見通しになったとして、決定権のない協議会として開く方針を決めた。委員からは「県の強引な議論の進め方に納得できない」と反発の声が上がっている。
県によると、次回委員会については全18人の委員の出欠を確認し、最も多い12 . . . 本文を読む
滋賀県栗東市の新幹線新駅問題で、同市議会は27日、新駅計画が中止された場合、滋賀県の嘉田由紀子知事に自らの責任で土地区画整理事業などの課題解決にあたるように求め、市議会も解決に全力で取り組む、とする決議案を賛成12、反対7の賛成多数で可決した。
「新駅問題解決に関する決議」は、予定地周辺の土地区画整理事業を例に挙げ、新駅が中止された場合、損害賠償請求などによる市の財政支出は避けられず、「市 . . . 本文を読む