環境産業の誘致を目指し栗東市土地開発公社が造成中の新幹線新駅用地について、電池大手のGSユアサは27日、合弁会社リチウムエナジー・ジャパンの工場用地(5・6ヘクタール)に隣接する4・4ヘクタールを取得すると発表した。
新駅用地だった同市蜂屋周辺約50ヘクタールの一部で、市土地開発公社が約10ヘクタールを造成した。5・6ヘクタールの第1期造成地は、GSユアサと三菱商事などでつくるリチウムエナジ . . . 本文を読む
財政再生団体該当なし早期健全化団体
県は27日、2009年度決算に基づき、県内19市町の財政状況を発表した。再生計画の策定が義務づけられる「財政再生団体」や、健全化計画の策定が必要となる「早期健全化団体」に該当する市町はなかったが、全市町の歳入総額と歳出総額は国の経済対策の影響を受け、過去最大規模に膨らんだ。
県によると、将来に負担すべき借金の割合を示す将来負担比率は、15市町で小さくなった . . . 本文を読む
栗東市が市税の増収を見込んで誘致した大阪のたばこ業者が27日、10年前に市から低利融資で受けた貸付金3億円を返済期限の28日に返済しない意向を市に通告した。「いずれ市が手当てしてくれるという約束だった」と主張する業者の系列グループ全体への貸付金は計10億円に上り、2013年までに順次返済期限が訪れる。貸し倒れとなる懸念も浮上し、綱渡りの財政運営が続く市にとって大きな痛手になりかねない。
返済 . . . 本文を読む
里山保全の大切さを訴える市民でつくる団体「こんぜ里山楽校(さとやまがっこう)」(清水滋代表)が、栗東市御園の山林で、ジネンジョを育てたり、地域の小学生たちに自然教育を行うなどして、自然を慈しむ営みを続けている。メンバーは「里山の魅力を多くの人に伝えたい」と里山散策のツアーも企画するなど、活動の広がりに力を入れている。
里山楽校は、2007年1月に地域住民から無償で里山を借り、定年退職者を中心 . . . 本文を読む
栗東市の財政難で補助金が打ち切られ、中断していた栗東演劇祭が25日、同市の栗東芸術文化会館さきらで2年ぶりに復活する。出演者は「多くの人に演劇に親しんでもらえる機会。再開できてうれしい」と話し、本番を前に念入りに演技に磨きをかける。
同演劇祭は今年で17回目を迎える。出場する劇団などで実行委を作って毎年開催してきたが、昨年度は市からの補助金がカットされ、中止になった。栗東市で演劇を楽しむ場所を . . . 本文を読む