滋賀県栗東市の国松正一市長は２７日の定例会見で、同市への新幹線新駅設置問題について、滋賀県などとの合意期限である１０月を待たず、６月にも結論を得たい意向を明らかにした。新駅設置の実現性については「ますます厳しさを増してきた」と表現した。
早期に結論を得たい理由として、工事が止まっている駅予定地周辺の土地区画整理事業への対応の必要性を挙げ「（駅設置促進協議会の総会がある）６月に合わせるのがよ . . . 本文を読む
紙を重ねて立体的に見せた絵が並ぶ「３Ｄシャドウボックス展」（栗東市・栗東芸術文化会館さきら）
絵画を立体的に見せる「３Ｄシャドウボックスアート展」が２７日、滋賀県栗東市の栗東芸術文化会館さきらで始まった。紙を何枚も重ねた奥行きのある風景画や花の絵などを、訪れた人たちは熱心に見ていた。
湖南市などで教室を開く松尾哲子さん(70)＝大分県別府市在住＝が企画した。シャドウボックスは同じ絵を６ . . . 本文を読む
滋賀県の嘉田由紀子知事が２７日、昨年７月の知事選で掲げたマニフェスト（公約集）の自己評価を自身の後援会ホームページ（ＨＰ）で公表した。緊急提言を含む全４３項目をＡ－Ｄの４段階で評価した。栗東市の新幹線新駅「凍結」は「一定の成果が表れている」との理由で「Ｂ」とした。
■４３項目を４段階で ダム「Ｃ」
神奈川県の松沢成文知事の評価手法を参考に、必要な取り組みを実施し「具体的な成果が表れて . . . 本文を読む
滋賀県栗東市に計画される新幹線新駅の建設凍結を掲げる嘉田由紀子知事に対し、「長崎みたいになりたくなければ新駅をつくるように」などと脅迫する内容の電話があったことが分かった。県警は知事の周辺警備を強化するとともに、脅迫の疑いで捜査している。
県などによると、２３日午前１０時ごろ、大津市内にある知事の後援会の留守番電話に聞き取りにくい男の声で十数秒間、録音されていた。後援会から連絡を受けた県秘 . . . 本文を読む
滋賀県栗東市の新幹線新駅問題をめぐり、県議会の自民党会派は２３日、従来の建設推進の立場から「凍結容認」へと方針転換するための議論を始めた。この日開いた会派の政務調査会で議題に上げた。５月１１日に始まる臨時県議会までに結論を出す見通しだ。
今月８日の県議選で、自民は２７人いた県議が１６人へと激減。凍結を訴える嘉田由紀子知事の支持派が、定数４７の過半数を占める結果となった。
自民は県議選 . . . 本文を読む