栗東市のRD産廃処分場問題で、周辺の六自治会と県が3日、地下水汚染拡散防止や有害物除去を図る総合的な「二次対策工事」に合意した。1999年の問題発覚以降、13年かけて解決に向け大きな一歩を踏んだ。
二次対策工事は2013年度から4~6年かけて実施する。25万立方メートルの廃棄物の混じった土砂を掘削し、有害物などを除去。汚染水が地下水に流れ込まないよう遮水工事なども行う。
合意の協定書には、周 . . . 本文を読む
実質公債費比率 栗東市、2年連続ワースト 市町平均は回復
県は25日、県内19市町の平成23年度決算に基づく財政状況(速報値)を発表した。財政規模に対する借金返済額の割合を示す実質公債費比率は、新幹線新駅問題で多大な借金を抱える栗東市が前年度比0・3ポイント増の19・9%で、2年連続で県内ワーストだった。一方、市町平均は前年度の13・5%から12%に回復。新たな起債に県の許可が必要な実質公債費 . . . 本文を読む
滋賀県の嘉田由紀子知事は23日、リニア中央新幹線に絡んで8月、「完成すれば県内に東海道新幹線の新駅が必要になる」と発言したことについて、自らが新駅計画を凍結した地元の同県栗東市で住民説明会を開き、「新駅は全く白紙の話。将来の議論の扉を開くつもりだった」などと釈明した。
説明会は同市役所であり、地元自治会長ら住民約40人が出席した。嘉田知事は2006年の知事選で、同市での新幹線新駅設置を批判 . . . 本文を読む
◇パラリンピック競泳100平「銀」、100バタ「銅」
栗東市は14日、ロンドンパラリンピックの競泳男子100メートル平泳ぎ(視覚障害1)で銀メダル、男子100メートルバタフライ(同)ではアジア新記録を出して銅メダルに輝いた同市出身の日本大4年、木村敬一選手(22)に、市スポーツ特別賞を贈り、市体育協会は優秀選手表彰を行った。
木村選手はこの日、市役所で開かれた祝勝報告会に出席し、約100人の職 . . . 本文を読む
栗東市の旧RDエンジニアリング社産廃処分場跡地問題に対する有識者の有害物調査検討委員会が12日、同市内で開かれ、県に改めて「対策工事後もモニタリングを継続するように」などと助言して、8回開催した委員会を終了した。
同委は、県の調査や対策工事基本方針に専門的意見を反映するため10年10月に設置された。最終会合となったこの日は、県が示した2次対策について検討。廃棄物が混じった土の選別処理の手法を . . . 本文を読む
栗東市の旧RDエンジニアリング産廃処分場問題で、有害物を含む土の完全除去など抜本策を4~6年かけて行う「2次対策工事」の滋賀県案に、地元自治会側が大筋で合意したことが12日までに分かった。問題発覚から13年、全面解決に向けてようやくめどが立った。
県によると、11日夜に栗東市で開いた会合で、5自治会が県案に合意し、1自治会は「反対はしない」との意向を示したという。残る1自治会は出席していない . . . 本文を読む
東海道新幹線の滋賀県内での新駅設置を中止に追い込みながら、リニア中央新幹線開通を見越して突然、「(滋賀)県内に新駅は必要だ」と発言した滋賀県の嘉田由紀子知事が20日、滋賀県栗東市の野村昌弘市長と栗東市役所で面会し、「発言する前に栗東のみなさんにご相談するべきだった」と謝罪した。嘉田知事は発言の趣旨について「あくまで中長期的なビジョン」と釈明したが、野村市長は「納得はしていない」と不満顔。地元の不 . . . 本文を読む
嘉田由紀子知事が6日の中部圏知事会議で米原-京都間の東海道新幹線新駅の必要性に言及したことを受け、栗東市の新幹線新駅跡地の自治会が13日、「地元・地権者を再び混乱させる」と批判し、嘉田知事に発言の真意について説明を求める申し入れ書を県に提出した。
申し入れ書は、県と栗東市が09年に策定した、新幹線新駅跡地利用のための代替整備計画「後継プラン」で対象となる4自治会長の連名で提出された。発言の真意 . . . 本文を読む
栗東市土地開発公社、売買契約結ぶ
栗東市土地開発公社は12日、新幹線新駅跡地(同市)の約4・6ヘクタールの区画について、大手電池メーカー「GSユアサ」(本社・京都市南区)の子会社「リチウムエナジージャパン(LEJ)」(本社・栗東市)と土地売買契約を結んだ。売却額は約22億円。
仮契約が成立した昨年11月以降、土地の造成工事が進められていたが、工事が完了したことから本契約となった。本契約前か . . . 本文を読む
栗東市の山中にある天台宗の金勝(こん・しょう)山金勝寺は、参道の両側に樹齢推定350~400年の杉の大木が立ち並び、苔生(こけ・む)した石垣とともに神秘的な雰囲気を醸し出している。「参拝者から『何か、感じるものがある』と言われることがあります」と勝山圓昭(えん・しょう)住職(63)。寺の開基は8世紀前半の奈良時代にさかのぼり、今日に至るまで寺が続いてきたパワーが、そこにあるのかも知れない。(上野 . . . 本文を読む