【第三十五回「義昭、まよいの中で」】
先週日曜放送の『麒麟がくる』第三十五回の視聴率は、12.7%と横ばい。
残り10回を切り、どうまとめるのか気になります。
以下、いつも通り少々。
・ついに城持ちとなった光秀さん。城を築こうとしている近江坂本は琵琶湖に面した、軍事的・経済的な要衝。ポンと与える信長さんの信頼と、比叡山焼き討ちの戦後処理をやらせる、人使いの荒さが見えます。
・城主の子である光秀と、下から這い上がってきた藤吉郎。見ているものは同じでも、見方は違う。
・伝統や格式ある世界にとって、忌むのは明らかな敵より価値観の違う身内。
・他者をあてにする策士は二流。
・藤孝の忠告をあえて退け、自ら危地に乗り込む光秀。正に「虎穴に入らずんば虎子を得ず」。
・操っていたはずの公方様に梯子を外され、舞台から退場の摂津晴門。史実がどうかはさておき、この年元亀3年(1572)を最後に文書から名前が消えたそうな。
・良くも悪くも「権威」を重んじる光秀。そして、この国最高位の人物と会う。何が起きる?
先週日曜放送の『麒麟がくる』第三十五回の視聴率は、12.7%と横ばい。
残り10回を切り、どうまとめるのか気になります。
以下、いつも通り少々。
・ついに城持ちとなった光秀さん。城を築こうとしている近江坂本は琵琶湖に面した、軍事的・経済的な要衝。ポンと与える信長さんの信頼と、比叡山焼き討ちの戦後処理をやらせる、人使いの荒さが見えます。
・城主の子である光秀と、下から這い上がってきた藤吉郎。見ているものは同じでも、見方は違う。
・伝統や格式ある世界にとって、忌むのは明らかな敵より価値観の違う身内。
・他者をあてにする策士は二流。
・藤孝の忠告をあえて退け、自ら危地に乗り込む光秀。正に「虎穴に入らずんば虎子を得ず」。
・操っていたはずの公方様に梯子を外され、舞台から退場の摂津晴門。史実がどうかはさておき、この年元亀3年(1572)を最後に文書から名前が消えたそうな。
・良くも悪くも「権威」を重んじる光秀。そして、この国最高位の人物と会う。何が起きる?