【去る人来る人】
非常に悔しい終わり方をしたCSでの敗退から約1ヶ月。ドラフトも終わり、来シーズンへ向けての動きが出てきたライオンズ。
まずは正捕手細川のFA宣言。宣言しての残留を(基本的に)球団が認めていない以上、実質他球団への移籍ということに。
伊東の後を担うキャッチャーとして期待され、それに応えた細川。守備面での役割は非常に大きかったかと。
一方、打撃の方は、2ケタホームランを3度記録している意外性のバッターですが・・・通算打率は.212。
今シーズンに至っては.191。特に後半は、配球さえ間違えなければ安全パイもいいところ。
この辺、球団側が強く引き止めなかった理由の一つであったと思われます。
ともあれ、在籍した8年間で2度の日本一に貢献したのは事実。ありがとう。
新しいチームでも、(ライオンズ戦以外で)活躍を見せてくだされ。
続きまして、去る人いれば来る人もということで、荒川雄太捕手を獲得。
彼は05年の高校生ドラフト1巡目(注)でホークスに入団。「ポスト城島」として期待されたものの伸び悩み、一軍に一度も上がることなく戦力外となってしまいました。
その後、10日に行われたトライアウトでの動きを見たライオンズが、翌日に獲得を発表。
素質は高いものがあるはずだし、まだ23歳。
環境が変わると、大きく成長する選手もいます。
アピールできれば、チャンスは少なからずあるかと。一度終わりかかった野球人生、ライオンズで花開かせて欲しいものですな。
注 外れ1位。ちなみに、この時ライオンズの1位指名は銀仁朗で、キャッチャーはこの2人だけ。