時間はお昼前だったので、先にご飯を食べることにする。
さすが人間の三大欲求に忠実な♂こ○や○ひ○し、すでに目的地を決めていました。
向かう先は那須ショッピングセンター内にある〔寿々木食堂〕。メディアへの露出も多い有名なお店です。
お肉屋さん直営なので、特に肉類の定食が充実。おすすめはサイコロステーキの定食、ということをこ○や○ひ○しはリサーチしていたのですが・・・。
3つ前の停留所のあたりまで戻るハメになる我々。ここまで調べておきながら、相変わらず爪が甘い。
坂を下ること10分弱、ショッピングセンターの前に到着。すでに待ちの人たちがいました。
待つことおよそ15分、ようやくお店の中へ。もっとも、少し遅れていたら9人で来ていた人たちがいたので危ないところだったのですが。
さて、こ○や○ひ○しとぐっさんは「栃木和牛のサイコロステーキ」定食を、ももんがは「国産牛のサイコロステーキ」定食をチョイス。
お値段は栃木和牛が2000円、国産牛が1000円。ぐっさんと1カケ交換して食べたのですが、栃木和牛の方が柔らかい気がします。
ただ、十分おいしかったですし、1000円の違いがあるとは思いませんが。
それにしても、上野・黒磯の往復よりも高い昼食代です。
【温泉】
お昼ご飯を済ませ、温泉へ向かう。
さっき下ってきた坂を上る3匹。当然こ○や○ひ○しにはブーイングが。
温泉神社前のバスターミナルまで戻り、そこから階段を下って「鹿の湯」へ。那須温泉郷のシンボルといわれる共同浴場です。
近づくにつれ硫化水素泉独特の硫黄臭が漂う付近。湯の花の採取も行われていました。
さて、入湯料400円を支払って中へ。浴室は6つの温度が違う浴槽と打たせ湯が2つ、48℃のかぶり湯のみ。
洗い場のない昔ながらの湯治場、という雰囲気の温泉。
お湯の温度といい、泉質といい長居できるところではありませんが、それはそれで風情あることだと思います。
【帰り道】
「鹿の湯」を出て、粉雪が舞う外へ。
当初のプランでは3時過ぎまでゆっくりするつもりでしたが、周囲にそういう場所があまりないので予定を変更。
外は寒いので待合室に入り、バスを待つことにする。
こちらはその待合室で撮った、誰かさんの後頭部。
残念ながら、那須湯本温泉の効用に「育毛」はありません。
さて、現地に滞在することおよそ2時間30分。13:45のバスで黒磯駅に戻る。
バスの車内、席に座るなり眠るこ○や○ひ○し。この♂の辞書に「責任感」という言葉はないようです。
行きと同じく約35分で黒磯駅に到着。駅周辺でお土産を物色。
14:36の電車で黒磯駅を出発。と、早速電車内でも眠りにつくこ○や○ひ○し。寄る年波には勝てません。
電車に揺られることおよそ50分、宇都宮駅に降り立った一行はいったん途中下車。
お土産用の餃子を買う一方、餃子でビールを一杯やるももんがとぐっさん。こ○や○ひ○しはといえば、ご飯と豚汁のセットをがっつり食べていました。
駅に戻り16:21の電車に乗ろうとするも、何やらトラブルがあったらしく、十数分遅れて宇都宮駅を後に。
18時前に上野駅に到着。最早体力が尽きているので解散。
天気は良く、温泉や食事もまずまずと、なかなかな旅だったと思います。
【最後に】
ここまで書いてきたこと以外のこ○や○ひ○し行状記です。
遠足前の小学生のごとく、前日2時間しか眠れなかった35歳。
ウーロン茶を飲むとき小指が立つ35歳。
朝食後、歯に挟まった何かを指でほじくる35歳。
缶チューハイを飲んだ瞬間、むせて吹き出す35歳。
おつまみの帆立チーズの外装シールがはがせない35歳。
床に落としたティラミスのスプーンをなかなか拾えない35歳。
自称「純粋」「ピュア」などとぬかす嘘つき35歳。
電車の中で、前に足を投げ出し眠る常識を知らない35歳。
電車の中で、犯罪者の護送のようにコートをかぶって眠る35歳。
電車の中で、靴を脱ぐ不躾な35歳。
改札前、18キップを入れた場所を忘れ、おろおろする35歳。
それをぐっさんに指摘され(内ポケットじゃないの?)、その通りだった35歳。
バスの車内、景色も見ずにメールを打つ無粋な35歳。
3人しかいないのに、はぐれてどっかに行ってしまう、集団行動のできない35歳。
さすが歩くネタの宝庫です。