【日産スタジアムに】
昨日の記事の最後で、リアルタイムでの放送がないことを歎いたももんがですが・・・。
花粉症のうえ、少しカゼ気味にもかかわず、Fマリノスの開幕戦を観てまいりました。
浮間舟渡から3度乗り換え約1時間で小机駅へ。そこから歩いておよそ10分、日産スタジアムに到着。
当然チケットは持ってないので当日券を購入。成績上がってないのに値上げ(100円)とはどういうことかと思いつつ、ホーム側自由席の2階へ向かう。
いつものようにゴール裏のサポーターから少し離れた席を確保。
しばらくすると練習開始。今シーズンGKコーチとして復帰した松永を13年ぶりに見る。
試合開始10分前スターティングイレブン発表。メンバーは以下の通り。
ヴァンフォーレ甲府 GK1阿部 DF2秋元・4山本・15増嶋・32杉山 MF7石原・10藤田・31林 FW8茂原・11宇留野・25鈴木健太(注)
横浜Fマリノス GK1榎本 DF4那須・7田中隼・22中澤・30栗原 MF10山瀬功・29長谷川・35河合 FW8マルケス・9鈴木・33マルクス
ヴァンフォーレは、今期加入した増嶋がセンターバックに入ったこと以外は昨年とほぼ同じメンバー。
バレーが抜けた3トップの中央は、新加入のアルベルトではなく茂原でした。
一方のFマリノスは、予想通り4-3-3のシステム。左サイドバックには那須、3トップの左にはマルクスが。
そして、中盤の底には河合とともにユースから昇格した長谷川アーリアジャスールを起用。高卒新人の開幕戦先発は、Fマリノスでは95年の松田、窪田以来です。
サブには、こちらも新加入の乾がメンバー入りした一方、松田・吉田・清水・ハーフナーらはベンチ外でした。
【試合開始】
試合が始まってしばらくはFマリノスが攻勢。マルケスが連続してシュートを放つと、5分には長谷川からのパスを受けた山瀬がドリブルを開始。
一気に突破してディフェンスラインを崩すと、左足で技ありのシュート。これが飛び出してきた阿部を破りFマリノスが先制。全試合通して今シーズン最初のゴールでした。
ところが、これ以降両チームとも攻撃が手詰まりに。
ヴァンフォーレはボールは回るものの、3トップの中央でキープできないため、なかなかシュートが放てない。
24分には早くも宇留野に代えて須藤を投入するも状況は変わらず。その須藤は68分にアルベルトと交代するなど、最後まで攻撃の形が創れないままタイムアップ。
現時点では、バレーの抜けた穴は大きいようです。
ですが、攻撃の形が創れなかったのはFマリノスも同じ。
マルクスはウィングタイプのプレイヤーではないし、マルケスも押され気味の展開でサイドハーフの位置に下げられてしまい、3トップはほとんど機能せず。
いい場面になったのは、鈴木が前線で身体を張ったときと、山瀬が飛び出したときぐらいのもの。
その鈴木は、いきなり8分にイエローカード。終了間際には遅延行為なのか文句を言ったのかわかりませんが2枚目のイエローで退場。
いいプレーをしていたので期待は持てますが、これで次節は出場停止です。
ディフェンスは、空中戦や一対一はほぼ完勝でしたが、特に今日はパスを回される時間が長かったのもあり、まだ組織立った守備ができてない印象。
試合は何とか1-0で終わりましたが、攻守ともに課題は多いと思います。
この前のU-22ではありませんが、勝ったことだけが収穫でしょうか。
なお、デビュー戦の長谷川はフル出場。まずまずのプレーで勝利に貢献。
できれば乾も使って欲しかったのですが、この展開では致し方ないですな。
注 何故フルネーム表記かというと、ヴァンフォーレにはディフェンダーに鈴木健太郎選手がいるからです。念のため。