今日は授業も少なくて早く帰れそうだったのに、ちょうどその頃になって雨が降り出してきちゃった。まいったなあ、傘も持ってないし。仕方がないので、雨が止むまで部室でお茶でも飲もうと思ってクラブハウスに行った。
部屋に入ったら、珍しく部の4年生が友達らしき人と一緒にいて、しかも僕の顔をみて「あー来た来た、調度いいや、今ヒマ?」なんてきいてきた。
ええまあ、と曖昧に返事をした僕は何故かその友達の卒論のためのインタビューを受けることになってしまった。なんだか仕掛けられた罠にのこのこはまりにきた獲物みたいだと思いながら、でもお茶くらいはおごるから、といわれて、どうせ雨があがるまではやることもないし、卒論じゃあ相手の卒業がかかってるわけだし、と思って引き受けたのはいいんだけど。
いいんだけど、このインタビューが長かった。しかも質問の数が半端じゃなかった。もうすっかり雨なんかやんじゃってもまだ終わらなくて、ようやく解放されたときにはもう外は暗くなっていた。
とはいえ、このインタビューを何人にもして、それをまとめて、って作業をすることを考えたら楽なものだけどね。来年のこと、僕もそろそろ考えておかなきゃなあ、なんて思ったらさらに疲れが増しちゃったよ。