学校の近くで、曼珠沙華が咲いているのを見つけたよ。僕にとっては「彼岸花」っていうほうがなじみがあるけれど、この名前のせいか、とても美しい花なのに今ひとつ喜ばれない気がしていたので、曼珠沙華という名前もあるのを知ってからはそっちで呼ぼうかなと思っている。「天上の花」なんて、とても素敵な名前なのにね。
あまり良いイメージがないのは、地下茎に毒があったり、よく墓地に咲いていたりするせいかもしれない。でもそれだけじゃなくて、この花がたくさん咲いているのを見ると、なんだか圧倒されるような、ちょっとゾッとするくらいの美しさを感じるからかもしれないなあ、とも思うんだ。この鮮やかな真紅の花が、あまりに見事に咲き誇っていると・・・しかもたくさん咲いていたりすると、まるでそれらが僕ら人間は立ち入ってはいけない、違う世界の住人たちのような気がしてしまう。
そういえば、この花だけじゃなくて、蘭や薔薇や、あと蓮の花なんかも、同じような感じがするよ。
そして、そんな「怖いくらいに綺麗なもの」たちに、どうしようもなく惹かれてしまうっていうのは、どうしてなんだろうね。
ツルヒコ様のお描きになる絵に一目惚れ致しました。
美しいものに対して、審美的になるのでなく、素直に感動なさるツルヒコ様も素敵です。
これからも時折参りますので何卒よしなに。
蛇足ですがあたしは花の中では蓮が一番好きです。
知らないうちにキレイな花を咲かせていて
びっくりします。
白い種類もあるらしいですよ。
昔、「彼岸花は家に持って帰ると火事になる」と言われました。
燃えるような紅い色が火を連想したのでしょうか。
毒があるのでむやみにさわらないようにするためだったのでしょうか。
じっとみていると、吸い込まれそうな妖しさがありますね。
はじめまして。文学的な香りのするハンドルですね。
僕も蓮は好きです。というか、以前はそんなに綺麗だと思ったことがなかったんですけど、一度すごく広い場所で一面に咲いているのを見て圧倒されてしまいました。
花も人もあるべきところにあるものは美しいなあと思います。
また是非遊びにきてくださいね。
>メモルさん
白いのもあるんですか、知りませんでした。
ずいぶんと印象が変わるでしょうね。
吸い込まれそうな美しさ、まさにそんな感じです。それにしても綺麗な花には毒とか棘があるものなんでしょうかね。
うかつに近寄れない感じがするのも
魅力のひとつかもしれませんね。