イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

雨模様の午後

2005-09-20 19:28:33 | Weblog


今日は授業も少なくて早く帰れそうだったのに、ちょうどその頃になって雨が降り出してきちゃった。まいったなあ、傘も持ってないし。仕方がないので、雨が止むまで部室でお茶でも飲もうと思ってクラブハウスに行った。

部屋に入ったら、珍しく部の4年生が友達らしき人と一緒にいて、しかも僕の顔をみて「あー来た来た、調度いいや、今ヒマ?」なんてきいてきた。

ええまあ、と曖昧に返事をした僕は何故かその友達の卒論のためのインタビューを受けることになってしまった。なんだか仕掛けられた罠にのこのこはまりにきた獲物みたいだと思いながら、でもお茶くらいはおごるから、といわれて、どうせ雨があがるまではやることもないし、卒論じゃあ相手の卒業がかかってるわけだし、と思って引き受けたのはいいんだけど。

いいんだけど、このインタビューが長かった。しかも質問の数が半端じゃなかった。もうすっかり雨なんかやんじゃってもまだ終わらなくて、ようやく解放されたときにはもう外は暗くなっていた。

とはいえ、このインタビューを何人にもして、それをまとめて、って作業をすることを考えたら楽なものだけどね。来年のこと、僕もそろそろ考えておかなきゃなあ、なんて思ったらさらに疲れが増しちゃったよ。

秋のイラスト展

2005-09-19 20:09:06 | 企画参加


ボンソワール、お友達からこんな企画を教えてもらったので、僕も参加してみることにしたよ。なんとなく、秋になるとこういうこともしてみたくなるよね。皆それぞれひねりの効いたイラストを描いているけど、今回は直球にしてみた。なにしろ僕は他の人と絵柄がかぶりそうにないしね。

赤ずきんちゃんの話をはじめてきいたときには、僕は赤ずきんちゃんの行く末よりもバスケットの中身が気になっちゃったり、オオカミよりも猟師のほうが怖いと思ったりした記憶がある。でも、絵本の中の赤ずきんちゃんはとても可愛かったのもよく覚えているな。

○○しいお酒

2005-09-18 23:59:43 | Weblog


ボンソワール、飲み会で帰りが遅くなっちゃった。今日は珍しくゼミの仲間と飲んできたんだけど、たまに変わった面子と飲むのは、普段とは違う一面を見られてなかなか楽しいよね。

僕はお酒を飲むと、わりとすぐフワフワした気分になって、それがずっと持続するタイプみたいだ。あんまりハイピッチでは飲まないから、酔っている間の記憶を失ったりすることはない。だけど、やっぱりいつもより饒舌になるようなので、後で「ちょっと調子にのってヘンなこといっちゃったかなあ」と思うことはある。ただ大抵相手は僕よりよほど酔っ払っているから、それで突っ込まれたことはあまりない。まあ、「楽しいお酒」と言ってもらえる程度の酔い方だと思う。

酔い方というのは人それぞれで、大抵決まったパターンがあるみたいだ。なんだか涙もろくなっちゃうのは「悲しいお酒」なのか「優しいお酒」なのか判断に迷うところだよね。人が変わったように「激しいお酒」になっちゃう人もいれば、「可笑しいお酒」でやたら笑い上戸になっちゃう人もいる。まあ、周囲の人からみれば学生の飲み会なんて「騒々しいお酒」でひとくくりかもしれないけど。

さて、僕と一番家が近くて、帰りが一緒だった松原君は、普段は幹事役なんかを買って出てくれたりして、陰の力もちみたいな人なんだけれど、珍しく結構酔ってしまったみたいで、これまできいたことがない愚痴を延々きかされてしまったのにはちょっと驚いた。いつもは外に感情を吐き出さない人ほどお酒の力で解放されるのかもしれないね。ただ、いっそのこと記憶を失っていればいいんだけど、もし覚えていたらこれはこれであとで後悔しちゃうんじゃないかとちょっと心配。まあ僕が心配してもしょうがないんだけどさ。



読書の秋

2005-09-17 21:46:44 | Weblog


明け方まで起きていたから、今日は昼過ぎまでゆっくり寝ちゃって、こういう日はいつもそうなんだけど、部屋にいるとそのまま夜になってしまいそうだった。せっかくの連休がそれじゃああまりにふるわないので、久々に本屋にでも行くことにしたんだ。

そういえば最近レポートや課題の本ばっかりで、小説なんかはあまり読んでいなかったっけ。店内をゆっくり見てまわると、どれも面白そうで迷ってしまう。結局、普段あんまり読まない推理ものを買って、近くの喫茶店でひとやすみしながらちょっと読んでみる事にした。

それが意外に面白くて、淹れたてだったお茶がすっかり冷たくなっても中断する気になれない。でもさすがにそうそう長居はできないから、とりあえず店は出たんだけど、家まで歩く間が惜しいくらいで、帰りはバスに乗って読みながら帰ることにした。

部屋に戻ったときにはあらかた読んでしまったくらいだけど、とにかく食事もしないで一気に読み終えて、予想外の結末に「やられた!」とか思いながらしばらく床に転がって余韻にひたってしまった。推理小説なんて本当に久しぶりに読んだけど、やっぱり面白いよね。こんなことならあと二三冊、買ってくればよかったなあ。でもそんなことをしたら、それだけでこの休みがつぶれちゃいそうだけど。






わくわく

2005-09-16 19:23:05 | Weblog


学校に着くと大体最初に自分のメイルボックスをのぞくんだけど、今日は大学からの連絡やサークルのチラシなんかのほかに、小さなカードが入っていた。
なんだろう、と思って開いてみると、ロッカーのカギらしきものが貼り付けてあって、そこにメッセージ。・・・ああ、阪田君からだ。

カギのところに矢印がしてあって、図書館の地下、と書いてある。借りてた本とかいろいろあるから、時間のあるときに寄ってってことと、早く携帯を持ってくれって書いてあった。

なるほど、僕が携帯を持っていればこんな手間はいらなかったというわけだね。でも授業が終わってから、カギをもって図書館の地下のロッカーにいって、同じ番号を探して、っていうのは正直ちょっとわくわくして楽しかった。ロッカーを開けると、阪田君に貸していた本と、薄い包みが入っていて、包みには「遅くなったけど誕生日おめでとう」って書いてあった。

というわけで、今僕はその包みに入っていたCDを聴きながらこれを書いている。なんだかすごく洒落たことをされたような気がするので、彼の誕生日には何か僕も面白いことをしようと思うんだけど、実は阪田君の誕生日がいつだったか思い出せなくてちょっと焦ってもいるんだよね。



(ゲリラお知らせ)
放置中のお絵かきチャット部屋を久々につかおうと思います。本日16日の金曜日22:00-24:00あたりで。こちらもよかったら遊びに来てね。

キライとスキ

2005-09-15 20:48:07 | Weblog


あれ、自分でタイトルを書いて赤面しちゃった。「嫌いと好き」だとあんまり気にならないけど、カタカナにするといきなり乙女っぽくなるのはなんでだろうね。
よく昔の少女マンガなんかで、ヒロインが片思いの相手の気持ちを知りたくて花占いなんかをするときは、やっぱり「好き、嫌い」じゃなくて「スキ、キライ」ってやるような気がする。・・・って、何の話をしてるんだ、って感じだけど、この占いって実はちょっと極端な気がする。現実的に考えるなら、「好き、気にはなってる、どうでもいい」って感じじゃないかなあ。

だって、ある程度知った仲ならともかく、占いで調べたくなる位に接点のない相手の場合、「嫌い」になれるほどの情報がないことが多いと思うもの。逆に、自分のことを考えると、よく知らない相手を「嫌い」って思うときは、大抵そこに「観念的なもの」があるような気がする。うまく言えないけど、「無関心でいられない何か」がないと、わざわざ嫌いにはならないよね。その人のやり方を認めちゃうと、自分が大事にしていたものが無意味になっちゃう気がするとか、さ。

現金なもので、自分が勝手に「嫌い」だと思っていた相手が意外と自分に好意的だったりすると、その気持ちがころっと変わっちゃったりするから人間ってやっかいだ。多分はじめから、「自分は相手にうけいれられっこない」とか「相手は自分に無関心に違いない」ってどこかで思っているから先に相手を嫌いになっちゃうのかもしれない。

・・・・・・なんて、こんなつまらない事を書いているのも、どうも自分の中でうまく折り合えない相手がいるからなんだけどね。多分そうやって気にしているだけ、無関心な相手よりもどこか自分に近いところがあるんだろうなとか思うけど。まあ僕だってたまにはこういう事もあるってことだよ。


眠れる芝生のなんとか。

2005-09-14 18:44:06 | Weblog


今日は2限目から講義がはいっていたのだけれど、教室に向かう途中、芝生の上で寝転んでいる見慣れた人影を発見した。寝転んでいるなんていうのは控えめな表現で、有体に言うと「大の字で眠りこけている」ようにみえたその姿は、まあお察しのとおり秀虎だったわけで。
芝生で学生が寝ているのは別に珍しいことでもないので、この暑いのによく寝られるよね、くらいの気持ちで僕はそこを通過した。

さて3限目も終わって、食事をしようと学食に向かった僕は、さっきと同じ姿勢のままそこにいる彼を見つけた。その時ちょっと「こいつは一体何しに来たんだろう・・・」とは思ったんだけど、相手が相手だけにそれ以上詮索する気もなく、やっぱりそこを通り過ぎた。

いよいよ僕が不審に思ったのは、4限目が終わってもまだ秀虎がそこにいたからだ。はじめ見たときには一応木陰にはいっていたのが、すっかり傾いた陽にジリジリと照らされながら、それでも見事なほど最初の場所をキープしている姿にさすがにちょっと心配になって、近づいてつついてみると。

「・・・あ、何だ、・・・・・・今何時?」
もう4限目も終わったよ、と僕が言うと秀虎は弾かれたように起き上がって、
「マジかよ!!何でもっと早く起こさねえの!?」と叫んだ。
はあ?知るか!起こしてやっただけでも感謝してほしいよ。っていうか・・・もしかして、全然気づかずにひたすら眠り姫よろしく寝続けていたのか、こいつは。



あーとかうーとか意味不明のうめき声を発しながら頭を抱えている彼に、僕もう行くからね、と声をかけてその場を後にしたわけだけど。

だいたいあの環境で何の問題もなく熟睡しつづけることができる神経がそもそも信じられないし、実は災害なんかには強いタイプかと思っていたんだけど、あれじゃあ気がついたら眠ったまま死んでいた、なんて洒落にならないことにもなりそうだよ。どこまで天下泰平な男なんだろうと思いながら、でも人生としてはそっちのほうが楽しかったりするかも、・・・なんてこともちょっとだけ思ってみたりするのだった。

カレーバトン

2005-09-13 20:49:16 | Weblog


ボンソワ、ええと、よく読んでいるブログのお友達からカレーバトンというのを渡されたので(正確にはスプーンだね)書いてみることにします。今日はこれといった話もないしね。


★カレーに入れる隠し味の材料

あんまり自分で作らないけど・・・
出来上がり際にバター、っていうのは
やったことあります。
結構おいしいよ。

★今気になるレトルトカレー

いつもコンビニにおいてある
有名シェフ監修、みたいなやつ。
なんて名前だったかなあ。


★最後に食べたカレー

学食のカレー。チキンだったかな。
割と好きです。


★よく食べる、または特別な思い入れのあるカレー

やっぱり「うちのカレー」かなあ?
ごくごく普通のカレーだけど。

あと、キャンプや合宿に行くと必ず一度は
カレーが出たり作ったりすることになるけど
そういう時のは思い出深いよね。

★スプーンを渡す方

うーん、我こそはという方は是非。




21年目の。

2005-09-12 22:26:17 | Weblog


今日、講義を聴いていて、なんとなく教授の言っていることがひっかかるなあと思っていたら、・・・突然僕は気付いてしまった。

僕は今の今まで、ある単語の読み方を間違って覚えていたということに。


これまでの人生で自分がやらかしていたであろうことが一瞬にして走馬灯のようにかけめぐり、講義中に僕は一人で赤面してしまった。

・・・え、何を間違っていたのかって、
そんなこと聞かないでよ!!!

というわけで今日はアデュー!

トースト

2005-09-11 19:55:53 | Weblog


今日は選挙の日だけど、なんだか午後の天気があやしいみたいだったし、早いうちに行ってしまおうと思って、朝食を食べたらすぐに出かけることにした。といっても、朝食を食べたのは10時ごろで、まあちょっと朝寝を楽しんだりしちゃったわけだけど。

お気に入りのクロワッサンが切れていたので、今日は普通のトーストにした。

トーストの食べ方には、僕はちょっとしたこだわりがあるんだ。
パンはかならず薄切りのやつを買って、わりとカリカリになるまで焼く。
焼けたら皿にとって、ミミのほうまでキッチリと薄くバターを(よんどころない事情によりマーガリンな時もあるけど)塗り終えたら、今度はおなじくキッチリとうすくジャムをしきつめる。
そうしたらナイフをタテヨコに入れて、一枚をきれいに4等分にする。
これで完成。できたのを一切れずつ食べる。

この、ちょっと儀式めいた食べ方は、僕が子供の頃に祖父の家にいったとき、イギリス暮らしが長かったとかいう親戚だか知り合いだかのおばあさんがやっていた食べ方だ。子供心にそのおばあさんの食べ方がとても格好よく思えて、僕もそれ以来真似することにしたんだ。イギリスではそんな食べ方をするのか、単にそのおばあさんのこだわりなのかはわからないけど。

こうやって食べると、トースト一枚といえどなんだか立派に「食事をした」っていう気持ちになるんだよ。まあ、気分だけじゃなくて卵料理のひとつでもつければ言うことはないんだけどね・・・。