イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

ひとはそれを青春という…とか

2005-08-18 23:59:47 | Weblog


ボンソワール、実は今帰ってきたばかりで、暑さで頭がふらふらしているんだけど、日付が変わらないうちに書いておこう。

夕べも暑くて寝苦しかったから、明け方頃になってようやく眠れたと思った矢先、いきなり電話でたたき起こされた。朦朧としながら受話器をとるとその電話はなんと神埼からだった。彼特有の間延びした声で「今日ひま?」ときかれたので、別に用はないけどまだ寝ていたい、というか昨夜ほとんど寝ていない、と答えると、今から10分後に皆で迎えに行くから、と前の会話と僕の意向をまったく無視した言葉がかえってきた。

それで、もう詳細を書くのも面倒なんだけど、30分後には僕は神埼と、路観の2年生男子3人と一緒に西行きの列車に乗っていた。神埼が無計画に買ってしまった、学生向けの名前のついた5枚つづりの割引切符のせいで。

多分全員が暑さのためにちょっとどうかしていたと思う。どうせならせめて涼しい方角を目指せばいいものを、わざわざ一番暑そうなところにむかって、やけくそみたいにはしゃぎながら、冷房もいまひとつきかない車両でカードゲームとかしりとりとか、そんなことを延々続けた。ゲームに負けると次の停車駅で皆の飲み物を買ってくるとか、そんなことをしていて危うく一人置いていかれそうになったり、絵に描いたような馬鹿な学生ぶりだ。

なんだかもう文章をまとめる気力もないけど、結局一応「目的地」についた僕らはそこで中途半端な食事をして、炎天下をまた無意味にうろうろして町並みの写真なんかを撮ったりして、3時間もしないうちに今度は帰りの電車に乗り込んだ。なにしろ無計画な道行きだから、乗り換えの駅のホームで30分待つとか、いちいち何が悲しくて、ってことばかりしていたんだけど、あまりの馬鹿馬鹿しさと暑さにしまいには皆ちょっとハイになって、何を言っても爆笑するヘンな集団と化してしまった。

というわけで、自分の部屋に戻ってきた今も「何だったんだろう…」って気持ちがしないでもないけど、今夜はどんなに暑くても熟睡だけはできること請け合いだ。
これはこれで、僕が目指すのとは違う方向で華麗な生活といえなくもないかもね。自分でも何を書いているのかちょっとわからなくなってきたので、今夜はこれでアデュー。