イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

万華鏡

2005-08-25 19:48:39 | Weblog


また台風が近づいていて心配だけど、おかげで今日は秋みたいに涼しくなった。ああ、もう暦の上では秋なんだっけ?

こういう日は、なんとなくこまごました作業なんかもやる気になるもので、だいぶ前に買ってそのままにしていた「万華鏡キット」を作ることにした。万華鏡ばかり専門にあつかっている店があって、そこにある作品はオブジェとしても芸術品みたいにキレイなものばかりなんだ。僕はこういうものが大好きだから、端からのぞいては喜んでいたわけだけど、何しろ学生に買えるような値段じゃない。かといって、かわりに安いのを、というのも寂しい話だしと思ってたら、このキットを見つけたのだった。

つくりとしては、鏡を3枚あわせて中にパーツを入れるだけなんだけど、それだけでびっくりするくらいきれいな図柄を見ることができる。ためしにトンボ玉なんかも入れてみたけど、単品できれいなものよりもかえって小さいビーズみたいに、ひとつひとつは単純でちいさいもののほうが変化が大きくて面白いみたいだ。

それにしても、こういうものって「ただきれいなだけ」なのに、どうしてこんなに心惹かれるんだろうね。きれいなものを見ているだけですごく幸せな気持ちになったり、飽きないっていうのは考えてみたら不思議な気がする。
それとも、そういう気持ちになるものを僕らは「きれい」と認識するのかなあ。