どうしよう・・・
相変わらず分かってやれないコイツの有様。
大事にしてやっているようでも外面ばかり、
大事なエンジンって二の次、三の次・・・
自分さえ気持ち良く走れればそれでいい・・・
そんな洗車の有様。
でも、極稀にエンジンフードを開けて覗き込むこともあるのです。
時間の余裕がある時、気持ちの余裕がる時・・・
最近、エンジン覗き込みながら「あれっ」て思うことが多々あり凹んでいます。
冷却水の予備タンクの中が空になって底ついていたこと・・・
なぜでしょうか、ニコニコの冷却水って減ってしまうのです。
もうすぐ車検なのですがこの時期になると毎回これくらい減っているように思うのです。
「どこか漏れているのかな～、今度ちゃんと調べてみんといけんね。焦げ臭くない？」
そんな言葉を聞き、
そう言えば、最近寒いので暖気を足元に流すと気になる匂いがします。
でも、臭くて堪らないって匂いではなくこういう匂い香あるよなって感じの・・・
思わずニコニコの『御坊様の匂い香』を換えてみたのですが違う匂いです。
あ～・・・やっぱり漏れているのか・・・
後日、冷却水の状態を確認するために覗いてみると冷却水は大丈夫。
エンジン拭きながら見ていくと「おいおい、管が割れてるやん・・・」
もうガックリです。
消耗部品ですからこうなってくるのは覚悟の上ですが・・・
どういう管なのか・・・
走行に支障をきたすのか・・・
心配ですからお世話になっている所で診ていただきました。
「これは暖気運転の時、暖かい空気をエンジンに送り込むための管です。
走行には支障はありませんから安心して下さい。」とのこと。
取り敢えず応急処置、
アルミのテープできれいにつないでいただきました。
昨日のこと、夕方買い物に出掛ける坊守が駆け込んでくるのです。
「ニコニコ、ウンともスンとも言わんのやけど・・・スコ～ンって抜けた感じ」
「え～、マジかよ～・・・ヨワッタネ～。走っている時じゃなくてよかったね。」
急いでニコニコのエンジンを掛けようとします。
電気系は入りますがセルも回りません。
エンジンフード上げて覗き込みます、分からんのに一応・・・
ライト等を点けっ放しにしてた訳ではないようなのでバッテリーあがりではないのでしょう・・・
この初夏に変えたばっかりだし寿命ということでもない・・・
冷却水の減りや焦げ臭さが係わっているのか・・・
さっぱり分かりません。
もう一回チャレンジ。
「ギュルギュル、グワ～ン・・・」っていつもの感じで掛かってくれました。
原因が分からぬまま、取り敢えず掛かってよかったって安心するコイツ。
でも一抹の不安を抱えます・・・
とうとう終わりを迎えるのか・・・
今日、法務に出掛けるのに昨日のことが心を過ります。
エンジン、掛かるのか・・・
キーを回しアクセル、シュコシュコ踏みながらキーをオンに、
「ギュルギュル、グワ～ン・・・」
お～って一人安堵します。
が、しかし・・・
ご門徒のところで「玄関前まで入れて下さい」って仰るので移動しようとエンジンを・・・
掛かりません・・・
顔では笑いながらもショックでした。
大経の間、申し訳なくもお経になりません、「どうしよう・・・」
友だちに応援を頼むか・・・
JAF呼ぶか・・・
いろんなパターンを模索しつつ、「待てよ、昨日みたいに一呼吸置くと掛かるかも・・・」
平静を装いながら大経が終わると「ちょっとすいません・・・」ってソソクサと出ていきキーを回します。
ウンともスンとも反応がありません。
ショックだったな～。
それでも一つ思い付き、「ひょっとしたら・・・」ってんでエンジンフード上げてバッテリー端子を触ってみると
マイナスの端子がスカスカになっているじゃありませんか！
これじゃ！！！
初歩的なところでした。
バッテリーは全然疑ってなかったので触ってもいませんでした。
ご門徒にプライヤーをお借りして締め直しキーを回すと
「ギュルギュル、グワ～～～～ン！！！！」
まだまだ現役です！
何とか整備していただきもう一回車検を受けて共に走りたいと思います。
この春には息子も免許を取るだろうし
どうしてもこの車だけは運転してもらって家族で語り合いたいのです。
故障しても色が褪せてくたびれてきても
素晴らしいこのニコニコの良さを・・・
悪いところは直しながらやっぱり乗っていたい車です。
「東京モーターショウ」が近く開催されるようです。
車雑誌に見る夢のような車たち・・・
心奪われそうになりながらもカタカタコトコトの音に支えられます。
軽自動車の税金問題が出ています。
高年自動車の税金問題、
燃費の良し悪しでの税金問題。
いろんなことにため息つきつつ
ニコニコのハンドル擦ります。