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月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

生死苦海

2009年12月16日 20時26分11秒 | 仏々相念(住職日記)
遠いところをありがとうございます・・・

J講中の報恩講にお参りさせて頂きました。
この村の仏さまは、今の徳正寺本堂に建ち替わる前の本尊でした。
ゆえに100年を十分に越える仏さまです。

長い歴史の中、今こうやってこの仏さまに向かいますと、
身が引き締まる思いです。

歴代の住職は勿論、多くのお方が手を合わされてきた仏さま。
何を思い、何を感じていたのでしょうか・・・

いつでも一緒だよ、どこにいても一緒だよ・・・
ずっと、ずうーーーーーーーと招き喚び続けて下さっている仏さま。
「ありがとうございます」
あなたに遇えて本当によかった!

自らの煩悩の海の中、浮きつ沈みつしている私を
抱き取って下さっていたのですね・・・
今日も安心して手を合わさせて頂きました。

今日の宇和海は、風も強く白波が立ち荒れていました。
どうも19.20日の報恩講も寒くなりそうです。
お講さんらしいといえばそうなのですが・・・
暖かかったらなぁ~、お参りもし易いでしょうし・・・
考えても仕様がないのですが・・・

皆さん、本堂の中を暖かくして待っていますね!