といっても、単に iDVD のエンコード時間の話。
うちの環境は以下の通り。
PowerMac G4 867MHz MacOS 10.3.9
メモリ:1.25GB
HDD:Seagate 流体軸受け 7200回転 80GB ×3台(うち1台は MacOS 9 )
iDVD 5.0.1
iMovie 5.0.2 ( iMovie HD )
ビデオキャプチャ:IO DATA GV-1394TV/M2( FireWire400 接続 )
これで、ビデオテープから iMovie に取り込んで編集し、iDVD で DVD-R に焼く。
ところが、iDVD 5 になった頃からか、たまたま偶然なのか、例えば1時間半のビデオを
DVD に焼くと、軽く7時間以上掛かる。もとの再生時間の約5倍である。
iMovie に取り込む時に再生時間分掛かっているので、編集に殆ど時間を掛けないとしても
取り込みから焼き上がりまで実に9時間近く費やしている。
たった1時間半の映像なのに。
そりゃ、マシンが遅いだとか、DVD-R の書き込みが2倍速だからだとか、明らかに原因が
わかっているところもあるにはある。なんだかんだ言って、4年も前の機種ですから。
がしかし、以前 iDVD 3 くらいの時は、悪くても4倍程度、つまり1時間半のものならば
6時間くらいで何とか書き込み完了まで持っていけてた気がする。
iMovie で取り込んで、軽く編集してチャプターマーカー打って、iDVD に送ってメニューを
整えたら、「作成」ボタンを押して、寝る。
起きた頃には完成している、といった感じ。
iDVD で焼くと確実にベリファイするようなので(してくれないのはイヤだけど)、実際の
エンコード時間はというと、
6時間-書き込み時間 45分-ベリファイ 45分= 4.5時間
つまり、再生時間の3倍程度がエンコード時間であると把握していた。
ところが最近では上記の通りで、エンコード時間は再生時間の4倍以上になっている。
iDVD 5 のエンコードのアルゴリズムがちょっとおバカさんになったのかな?とか思って
みたが、iDVD 3 以前と比べると、最近は見違えるくらい映像が奇麗なので、それも
関係あるんだろう、と素人ながら少し理由を考えてみる。
とか言いながら、実は別の原因も気になっていて。
HDD の断片化。
Mac は、Windows と違って OS が HDD の断片化をうまく解消するので、基本的には
デフラグは不要である。が、ある情報を見ると、それはごく小さなファイルのみ対象との
ことで、大きなファイルの断片化は解消できないとか何とか。
ビデオキャプチャを行っている HDD は、実は OS をインストールしている HDD と同じ。
また、GarageBand で作った曲のファイルもループも、同じ HDD。
OS は、10.3 をクリーンインストールした後、10.3.9 までは都度アップデートしてきた。
一応、なるべく連続した領域が大きく確保できるように、新しいアプリとかをインストール
する時や削除を行う時には、それなりに気を遣ってきたつもり。
あとは、Safari のキャッシュを適度にクリアする、とか。
でも、ある程度は断片化しているんだろうな。
やっぱ、取り込み用の HDD は別にするべきだったかなぁ、なんて思いながら、
近々バックアップも兼ねて別 HDD に OS から再インストールして再構成する予定。
これで少しでも効果があれば、断片化は多少なりとも解消した方が良いことになる。
ところで、G5 使用のみなさま。
エンコード時間はどのくらいでしょうか。
DVD-R の書き込み速度が違うので、それを省いた、純粋なエンコード時間で。
メモリも影響しますよね、差し支えなければ搭載メモリも。
通常の使用では何ら問題なく、ヘタに使えちゃう分、買い替える気が起きてませんでした。
Windows 機じゃ、4年も前の機種なんて古すぎて使えないですよね。
メモリの力が大きいとは思いますが、Photoshop でも GarageBand でも、ストレスを全く
感じた事が無かったので。
唯一感じるストレスが、iDVD のエンコード、でした。
場合によっちゃ、G5 買い換えを検討…かも。最後の PowerPC の方向で。