Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

なかなか、すり減らないタイヤ

2019-07-11 23:22:09 | つぶやき

 2年ごとのことであるが、我が家にある3台の自家用車が7月にまとまって車検となる。今回は、妻が「車を変える」ことにしたため、1台車検にあたらなくなったが、それでも2台同時に車検ともなると出費が大きい。

 わたしの車を車検に出したところ、「まだ車検は通るが、タイヤが減っている」と言われた。「まだ大丈夫だろう」と思っていたから、まったく意に介していなかったが、あらためて見てみると、確かに前輪のタイヤがすり減っている。考えてみれば、ここ2年冬タイヤに交換しなかった。ようは雪が降ると軽トラックに乗っていたため、普通車のタイヤは交換せずにいた。そのせいで、前後の交換をしなかったので、比較的減りの早い前輪が後輪に比べてずいぶんすり減っているのである。「うっかりした」と言いたいところだが、後輪をよくよく調べてみると、前輪よりも側部に近い角にひび割れが発生している。無理もないだろう、新車で購入した時のタイヤをいまもって利用している。昔のタイヤに比べると、今のタイヤはすり減らない。というか、以前はすり減るようなタイヤを装着していたのかもしれない。いわゆるエコタイヤの系統はすり減りも遅い感じだ。

 かなりひび割れが入っていて、ゴムの奥のワイヤーらしきものも見えるところが…。心配になって車屋さんに聞いてみると、まだすぐにどうということはないという。スリップサインが出るよりも早く、劣化が進んでいるという感じだ。かつては1万キロも走るとだいぶすり減り、2万キロまでもたなかったタイヤだが、すでに5万キロ以上乗って、そのうちスタッドレスを履いたのは1万キロにも満たないだろうから、おそらく5万キロくらい、新車時のタイヤを利用している。時代は変わったものだ、そう思わせる一例でもある。

 さて、以前乗っていた車のタイヤは、履き替えて1万キロくらいしか利用していなかったので、今の車に乗り換えた際に、「これって取っておいた方が良いですか」とタイヤ屋さんに聞いたところ、「新車についてくるタイヤは減りが早いので、取っておいた方が良い」と言われた保存しておいた。もう7年以上も前のタイヤだが、当時、そこそこ値の張ったタイヤだった。年数を経ているので気になるところだが、自動車屋さんに見てもらったら、今履いているタイヤよりは「ずっと良い」と言われ、しばらく経ったら交換しようと考えている。まさか7年も新車時のタイヤがそのまま使えるとは思ってもいなかったので、予想外なのだが、そういえば、同時に車検となった軽トラックのタイヤも、いよいよ交換時期がきて交換とあいなった。どちらも5万キロレベル。タイヤ屋さんも儲からない時代となったものだ。


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