Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

残されたフイルムカメラ②

2024-05-22 23:03:43 | つぶやき

残されたフイルムカメラ①より

 

 

 初めて買ったカメラがレンズ交換式レンジファインダーカメラであったことについて一昨日触れた。最も愛着のあるカメラであるわけだが、もう1台やはり中古市場で比較的高額で扱われているカメラを持っている。プラウベルマキナ67である。昭和54年に販売されたカメラで、「プラウベル」というメーカーはもともとドイツの会社であったが、日本のドイグループに売却されている。ドイから発売されたカメラがこのブウベルマキナ67なのである。このカメラも飯山に暮らしていたころ購入したから、昭和57年ころだろうか、手に入れたのは。わたしの購入したカメラ第2号である。名称の通り、6×7判、いわゆるブローニーフィルムである。2018年6月10日に「フイルムスキャナー」を記した際に掲載した写真2枚は、プラウベルマキナ67で撮影したものである。写真としては気に入っているものであるが、さすがに蛇腹式カメラだから、当時よく行ったお祭りで使うには抵抗があった。人ごみの中でこのカメラを構えて動き回ることはできなかったし、そもそもブローニーフィルムで6×7判だと10枚しか撮れなかった。ようは10枚撮ったらフイルムを装填しなくてはならず、とてもお祭り向けではなかった。したがって風景写真専用機といったところだった。

 なお、クラシックカメラ オンライン・グラフ誌の「CameraGraphic」にマキナ67が紹介されていて詳しい。当時のパンフレットは一昨日のCLEもそうだが、その後のオープンプライスと違って定価が印刷されていて、当時の価格が解ってありがたい。

 

残されたフイルムカメラ③

 

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