Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

ダンボール犬

2009-05-31 23:51:41 | つぶやき


 「ミックスという種」で触れたように、我が家ではなく、妻の実家にやってきたシロ。ところが妻の役割である犬の面倒。とっくに今ごろは妻の実家の庭で番犬になっていたはずが、その目論見はしっかりとはずれて、今だ毎日シロは妻の実家と我が家を毎日行き来している。その最たる理由が「小さい」というものだ。娘は中型犬から大型に近い大きさ。とてもこんなに小さな犬の面倒は初めて。そんなこともあって娘をいただいた方にいろいろ教えてもらったが、それにしてもなかなか大きくならない。スピッツとパピヨンのミックスということで、娘ほどにはならなくても、そこそこ大きくなると予測していた。ところが3ケ月経っても大きくならない。3ケ月目のその日、ようやく1.1キロになったシロは、数日後二度目のワクチン接種に向かう。ところが獣医さんには「小さすぎるから」といって二度目のワクチンは打ってもらったものの、「もう一度4ヶ月目にワクチンをしましょう」ということになった。大きな出費である。いまさら他人に面倒を見てもらうわけにもいかず、すっかりなついた我が家にとどまっている。

 妻はいつまでこうして毎日行き来すれば良いものか、と悩んでいて、実家ではほかの犬をと思案中。実家では山付けに家があるため、獣の害が著しい。ハクビシンには犬の糞が効くといって、畑の周辺に娘の糞を置いている。身体が大きいから当然糞も大きい。それをしっかりと溜めて置いてあるのだから結構獣には臭う様子。このところずっと妻の実家暮らしが続いたこともあって、この1年ほどはハクビシンの被害に合わなかったという。それだけに実家で亡くなった太郎(前の犬)の代わりが必要なのだ。父が引きずられるような大きさでは困ると言って少しばかり気を使ったおかげで、すっかり小さな犬がやってきた。それでもこれほど大きくならないとは、親からは想像ができなかった。まるでチワワクラス。獣医さんにたくさん食べさせるようにと言われ、餌の量を増やしたものの、身体が大きくなると言うよりずっしりしてメタボ気味。これではむしろ身体に悪そう。

 なにより小さすぎてとても外では飼えない。ということで我が家ではとても考えられなかった座敷犬状態。洗濯物の干し場としている利用しているサンルームが土日の暮らしの場。わたしが在宅していれば実家に行かずにわたしの仕事が増える。3ケ月を過ぎるとどんどん大きくなるなんていう話を信じているものの、最近は食欲もおさまってきて、いよいよこのまま身体は大きくならないのかという感じ。それでも1.5キロまで増えたが、身体の大きさに見違えるほど変化があるわけではない。ダンボール犬は、敷き詰められた新聞紙や広告の上に何度も何度も催す。○けられた新聞紙の山は、申し訳ないが燃やしている始末。毎日がシロの世話で追われている。
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