Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

コンビニのアピール

2006-11-22 08:13:01 | つぶやき
 コンビニといえばセブンイレブン、というほどにこのあたりではセブンイレブンが一般的である。もちろん他のコンビニもあって、けしてセブンイレブンの独占ではない。長野県内では南へ下るほどにサークルKが多くなる。ローソンやデイリーなんかもあるが、あまり世話にはならない。好んで選択するのはやはりセブンイレブンである。同僚もまた、セブンイレブンでないと○○がない、などといって、わざわざそこにローソンがあっても遠くまで足を伸ばす。その気持ちがわかるのは、自らも同じことをするからである。

 そんなコンビニを見ていていつも思うことがある。正面入り口の脇の窓ガラスにずらっと並ぶ雑誌類のことである。先日も店員さんが雑誌類の入れ替えをしていて、必ずウインドー側に一冊外を向けて並べているのである。外から見える雑誌の一覧が、その店で扱っているすべての雑誌なのか、わざわざ店内の雑誌と見比べたことはないが、おそらく外から売っている雑誌がわかるように並べているわけだ。こんな売り方をするのは、一般の書店にはない。コンビニだけだと思う。こうしたやり方は、わたしがコンビニというものを意識し始めた30年近く前から変わりない。誰がこうした展示方法を考えたかしらないが、わざわざ外へ表紙を向けて示すことにどれほど意味があるのだろう。わたしも欲しい雑誌がその店にないと、ほかのコンビニへ回ったりするが、ウインドーに並んでいる雑誌を見て「この店はない」なんて悟ったことは一度もない。必ず店の中に入っていって確認する。ということは、外を向ける意味などないと思うのだが・・・。と思いながら、もしかしたら、通な人は外で売っている雑誌を確認しているのか・・・、などと考えてしまった。果たして真意はどうか。洋品店なんかが、外から商品がわかるように並べるが、あの考え方から来ているに違いない。しかし、「コンビニは何を売っている店?」と考えてみると、本が主なものではないし、ましてコンビニはかなり共通した商品を扱っているから、外から確認できることで店に足を踏み入れるなんていうことはない。むしろ弁当類が中心だと思うから、今売っている弁当類が外から一目で確認できれば、店に入るかどうかの選択ができる。雑誌の表紙を外へ向けるくらいなら、そのへんを工夫してほしいものだ。
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