湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

病院とのつきあい方

2012-01-23 23:05:54 | 学習

父親は享年78歳だった。もう少し長生きしてほしかった。石原都知事は1歳上であんなに元気だし、80、90過ぎてもお元気な方はいくらでもいる。父と彼らの違いはどこにあるのだろう。

いろいろあると思うが、父親の場合、ものすごく衰弱していた。入院していないのに、全体的に老衰に近い状態だった。なぜなんだろう。その答えは、おそらく薬だと思う。薬の量が多かった。

医者に勧められるままに生真面目に朝、昼、晩と間仕切りの入ったプラスチックの容器に入れてせっせと飲み、薬の量が多いことで、加齢とともに体が衰えていった。とくに、他の病気への投薬が原因で、肝臓の数値がみるみる悪くなっていたようだ。

日本の医療は、とくに内科は薬を出すことが仕事で、次から次へと薬を出す。薬を飲ませすぎて肝臓が悪くなったら、また薬を出していたようである。奇怪な話である。

医者を信頼しきって、せっせと病院に通いづめ、いわれるままに薬飲んでも長生きできるとは限らない。この辺、誰かが責任をとってくれるわけでない。自分の健康は自分自身でよく考えたほうがいい。