Soar into the Sky!

トレントの日記

再発見

2009-07-13 00:02:29 | *Audio/Video

いくつかイヤフォンを所有しているが、購入以来、ずっと個人的ランキングのトップにあり続ける SHURE SE530

約 6 万円と民生用としては高価だが、得られる満足感を考えれば納得が行く価格だと思う。これさえあればもう他にイヤフォンは不要とさえ思わせてくれるのだ。

音質は癖が無くストレートで、低音域から高音域まで音源に非常に忠実。プロの現場でも十分に通用するだろう。

さて、そんな SE530 だが、最近ちょっと不満に感じる点があった。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の最後のブラームス交響曲チクルスを聴いていたのだが、どうも中~低音域のボンつきが気になったのである。

この CD はもう何度となく聴いている。確かにそんなに鮮度の高い録音ではないが、ここまでボケた音ではなかった筈だと。

色々試した結果、イヤーパッドをこれまでのソフト・フォーム・イヤパッドから、ソフト・フレックス・イヤパッドに交換する事で無事解決した。(写真はソフト・フレックス・イヤパッド装着中のもの)

低音域が引き締まり、音源により忠実になった。素晴らしい。

ソフト・フォーム・イヤパッドは装着感に優れるが、やはりその柔らかい材質が音質にも反映されて、特に中~低音域がソフトに響く傾向にある。

多くの場合、それはウォームな印象につながって結果的に良い方に転ぶが、逆に仇となる場合もある。

最近、SHURE のイヤパッドはデフォルトがソフト・フォーム・イヤパッドになっているが、やはり音質に大きく影響する部分だけに、きちんと自分なりに音質を吟味して選択したい。

ソフト・フレックス・イヤパッドに換装した我が SE530 は、これからもしばらく手放せない存在であり続ける事は間違いない。

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