Soar into the Sky!

トレントの日記

iPhone <その 2>

2007-01-10 22:53:37 | *Networking
アップルが発表した iPhone

この商標は実はシスコシステムズが保有している、というのは少し前に話題になり、シスコは先月この名称のもと、製品も発表している。

そんな中、アップルが iPhone を発表。

この件について、シスコ担当者が以下のように blog に記している。何らかの形で近いうち、両社間で合意される模様。

Cisco's iPhone Trademark (Blogs@Cisco)


iPhone

2007-01-10 18:56:33 | *Networking
昨日、米アップル・コンピュータが発表して話題をさらった iPhone。(あ、そうそう。同日、社名を「アップル」に変更した模様。)

iPhone を見るにつけ、やはりアップルという会社はハードウェアではなく、ソフトウェア・メーカーと実感。

見た目からしてソフトウェアの洗練度が高いと思わせる、そういう絶妙と言える「うまさ」が如実に現れている。もちろんこれは良い意味であって、我々一般人が利用するソフトウェアって、本来そうでなくてはならないと思う。

アップル製品は、Mac にしても iPod にしても、とにかくソフトウェアはなかなか優れているという印象をもっている。

彼らはハードウェアは外から買って来るしか脳が無いが、なるべく汎用性の高い部材を用いて、あとは自慢のソフトウェア技術でなんとかしまくる、という構図だ。

さらに、人々を焚き付ける外観デザインのセンスも光って、結果的に多くの人々に「ああ、これ良い製品なんだ。使ってみたい。」と思わせる事に成功してしまった。

実際は、確かにソフトウェアは優れているが、ハードウェアはそこそこだ。品質が高く見えるようにデザインされているから違いが分からない普通の人は好んで利用するようだ。

そういうモノは世の中に一つぐらいあっても良いかもしれないが、それが主流になってはいけない。

ハードウェアもソフトウェアも全て最高のモノを目指してモノ作りする努力が「メーカー」には必要だと思う。

その点、日本のメーカーには頑張ってもらいたい。ソフトウェアに比較して、築き上げるのが極めて大変なハードウェア作りの土台があるのは日本のメーカーだけなのだから。